Japan Luggage Express
Japan Luggage Express Ltd.

松本国寛・経歴 

松本国寛県議の経歴・学歴は?

金銭授受疑惑で名前が挙がった理由

福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑で、福岡県議会議員の松本国寛氏に注目が集まっています。

松本氏の名前は、福岡県議会などの公式サイトでは旧字体を使った「松本國寛」と表記されています。読み方は「まつもと・くにひろ」です。

松本氏は遠賀郡選出の自民党県議で、福岡県議会議長、自民党福岡県議団会長、自民党福岡県連幹事長などを歴任してきました。現在は当選7回を数えるベテラン県議で、自民党福岡県連会長も務めています。

2026年7月、金銭の授受を証言した吉松源昭県議が録音したとされる音声データの中で、松本氏の名前が出たことから、1000万円の受け渡しに関与したのではないかとの疑惑が浮上しました。

これに対し、松本氏は吉松氏らとの面会や現金の受け取りを全面的に否定しています。

この記事では、松本国寛県議の経歴や学歴、これまでに務めた役職、金銭授受疑惑で名前が挙がった経緯について整理します。

松本国寛県議のプロフィール

氏名 松本 國寛
読み方 まつもと くにひろ
生年月日 1956年10月20日
年齢 69歳(2026年7月現在)
選挙区 福岡県議会・遠賀郡選挙区
会派 自民党県議団
当選回数 7回
主な役職 自民党福岡県連会長
主な歴任役職 第62代福岡県議会議長、自民党福岡県議団会長、自民党福岡県連幹事長など
所属委員会 農林水産委員会、子育て支援・人財育成調査特別委員会

 

松本氏の選挙区である遠賀郡は、遠賀町、岡垣町、水巻町、芦屋町で構成されています。

1999年の福岡県議会議員選挙で初当選して以来、7期にわたって県議を務めています。県議会と自民党福岡県連の双方で重要な役職を経験してきた、福岡県政の有力者の一人です。

松本国寛県議の学歴

松本氏が公表している経歴によると、学歴は次の通りです。

  • 1969年 遠賀町立島門小学校卒業
  • 1972年 遠賀町立遠賀中学校卒業
  • 1975年 東海大学第五高等学校卒業
  • 1980年 九州東海大学工学部建築学科卒業

東海大学第五高等学校は、現在の東海大学付属福岡高等学校です。

九州東海大学は、2008年に東海大学へ統合されました。松本氏は工学部建築学科で、建築や土木に関係する分野を学んだとみられます。

県議会議員になった後も、土木委員会委員長などを務めており、大学で学んだ分野と関係する県政課題にも携わってきました。

衆議院議員秘書から福岡県議へ

松本氏は大学卒業後、1986年に衆議院議員・三原朝彦氏の秘書になりました。

三原朝彦氏は福岡県を地盤として活動してきた自民党の政治家で、衆議院議員を長年務めた人物です。

松本氏は三原氏の秘書として、地域からの要望への対応、政治活動、選挙運動などに関わった後、地方政治の道へ進みました。

1999年の福岡県議会議員選挙に立候補して初当選。遠賀郡選出の県議として活動を始めました。

松本国寛県議の主な経歴

  • 1980年 九州東海大学工学部建築学科卒業
  • 1986年 衆議院議員・三原朝彦氏の秘書に就任
  • 1999年 福岡県議会議員選挙で初当選
  • 2005年 福岡県議会土木委員会委員長
  • 2011年 福岡県議会議会運営委員会委員長
  • 2012年 第62代福岡県議会議長
  • 2013年 自民党福岡県議団幹事長
  • 2013年 自民党県議団農政懇話会会長
  • 2015年 福岡県議会議員選挙で5期目の当選
  • 2015年 自民党福岡県連幹事長
  • 2019年 福岡県議会議員選挙で6期目の当選
  • 2019年 自民党福岡県議団会長
  • 2023年 福岡県議会議員選挙で7期目の当選
  • 2025年 自民党福岡県連会長に就任

松本氏は、県議会の土木委員会委員長や議会運営委員会委員長を経て、2012年に第62代福岡県議会議長へ就任しました。

県議会議長は、議会を代表するとともに、本会議の進行や議会運営、県執行部との調整などを担う重要な役職です。

議長退任後も、自民党福岡県議団幹事長、県議団会長、自民党福岡県連幹事長などを歴任しました。

自民党福岡県連会長を務める

松本氏は2025年、自民党福岡県連会長に就任しました。

自民党福岡県連会長は、福岡県内の国会議員、県議、市町村議員、地域支部などをまとめる立場です。国政選挙や地方選挙における候補者調整、党組織の運営、中央政界との連絡などにも関わります。

松本氏は県議会議長や県議団会長を経験していることから、自民党福岡県連内でも高い調整力を持つベテラン県議とみられてきました。

金銭授受疑惑で松本国寛県議の名前が挙がった理由

松本氏が注目されたのは、福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑に関する音声データの中で、名前が出たためです。

吉松源昭県議は、自身が福岡県議会議長に就任する前、自民党県議団の関係者から多額の現金を求められたと主張しています。

吉松氏が録音したとする音声データには、中尾正幸副議長とされる人物が、翌日に松本氏が「荷物」を預かるという趣旨の発言をする様子が記録されていました。

さらに、音声の中では、それが大金であることを示すような会話も交わされていました。

吉松氏は、ここで使われた「荷物」という言葉が現金1000万円を意味していたと説明しています。

音声データに記録されていたやり取り

報道によると、音声データには中尾氏とされる人物による、次のような趣旨の発言が記録されていました。

翌日に松本会長が「荷物」を預かる。

大金なので、きちんと管理しておかなければならない。

当時、松本氏は自民党福岡県議団会長を務めていました。そのため、音声に登場する「松本会長」は松本國寛氏を指しているとみられています。

音声データについて専門機関による分析が行われた結果、録音された声と中尾氏の声が99.99%以上の確率で一致したと報じられました。

中尾氏は当初、音声データの信憑性に疑問を示していましたが、その後、自分が会話した際の音声であることを認めました。

ただし、中尾氏は、音声に記録された会話と実際の金銭授受は別の問題だとして、1000万円を受け取ったことについては否定しています。

吉松県議は翌日に1000万円を渡したと証言

吉松氏の説明によると、音声データが録音されたのは2019年10月15日でした。

翌日の10月16日、吉松氏は中尾氏に案内され、松本氏の部屋へ行き、現金1000万円を渡したと主張しています。

吉松氏は、松本氏が現金を自分のために使ったのではなく、いったん預かり、別の人物へ渡したのではないかとの認識も示しています。

一方、実際に現金が受け渡されたとされる場面の録音や映像は、現在までに公表されていません。

松本国寛県議は面会と受け取りを否定

松本氏は2026年7月14日、報道機関の取材に応じ、1000万円の受け取りを全面的に否定しました。

松本氏の説明をまとめると、次のようになります。

  • 中尾氏から金銭に関する報告を受けたことはない
  • 現金1000万円を預かったことはない
  • 2019年10月16日に中尾氏と吉松氏が部屋を訪れた事実はない
  • 音声データの会話については報道で初めて知った

松本氏は、吉松氏らとの面会について「そんな事実はまったくない」という趣旨の説明をしています。

松本氏が説明した2019年10月16日の行動

松本氏によると、現金の受け渡しがあったとされる2019年10月16日は、福岡県議会の本会議最終日でした。

同じ日には、松本氏が世話をしていたチャリティーゴルフコンペも予定されていました。しかし、議会日程と重なったため参加できず、朝にゴルフ場を訪れて事情を説明した後、県議会へ戻ったとしています。

本会議終了後は、当時の小川洋知事や県幹部から閉会のあいさつを受け、その後、時間が迫っていたため早い段階で県議会を離れたと説明しました。

松本氏は、この日は通常とは異なる予定が重なっていたため、当日の行動を鮮明に覚えていると主張しています。

そのうえで、中尾氏と吉松氏が自身の部屋を訪れ、1000万円を渡したという吉松氏の証言を否定しています。

松本氏自身の議長就任時に金銭は動いたのか

松本氏は2012年に福岡県議会議長を務めています。

取材では、自身が議長に就任する際に金銭を支払ったことがあるかについても質問されました。

松本氏は、自身の議長就任に際して金銭を支払った事実はないと否定しています。

正副議長ポストをめぐって金銭が動くとの話については、雑談やうわさとして耳にしたことはあるものの、自身が実際に関わったことはないと説明しました。

料亭での会食をめぐる証言

吉松氏は、2020年4月に福岡市内の料亭で開かれた会食についても、自身が複数人分の飲食費約49万円を負担したと主張しています。

松本氏は、この会食に出席したこと自体は認めています。

一方、最終的に誰が費用を負担したのかについては、明確に覚えていないと説明しています。

会食では一人が一時的に費用を立て替え、後日、参加者間で精算することもあると述べました。

吉松氏は、参加者に「お車代」を渡し、松本氏からは後日返却されたとも証言しています。しかし、松本氏は、お車代を受け取った記憶や返却した記憶はないとしています。

音声だけで現金授受が証明されたわけではない

音声データの分析結果は、録音された声が中尾氏の声である可能性が極めて高いことを示したものです。

しかし、音声の中に松本氏の名前が登場したことだけで、松本氏が実際に1000万円を受け取ったと証明されたわけではありません。

音声データが録音されたとされるのは2019年10月15日ですが、吉松氏が現金を渡したと主張しているのは翌日の10月16日です。

10月16日の受け渡し場面を直接記録した音声や映像は、現在までに公表されていません。

今後、事実関係を明らかにするには、次のような資料や証言の確認が重要になります。

  • 2019年10月16日の関係者の行動記録
  • 県議会棟への入退室記録
  • 現金1000万円を準備した際の出金記録
  • 現金の受け渡しに立ち会ったとされる人物の証言
  • 関係者間の電話、メール、メッセージの記録
  • 現金が実際に存在した場合の最終的な使途

現段階では、吉松氏が「1000万円を渡した」と主張する一方、中尾氏と松本氏は金銭授受を否定しており、双方の説明が大きく食い違っています。

松本国寛県議は調査を求める姿勢

松本氏は、一連の疑惑について、県民の信頼を回復するためにも事実関係を調査する必要があるとの考えを示しています。

疑惑が長期化すれば、福岡県議会全体や県議会議員に対する不信感が広がる可能性があります。

松本氏は自身の関与を否定したうえで、自民党県議団などによる調査を早急に進めるべきだとの立場を示しています。

まとめ

松本国寛県議は、遠賀郡選出で当選7回を数える自民党のベテラン県議です。

九州東海大学工学部建築学科を卒業後、衆議院議員・三原朝彦氏の秘書を務め、1999年に福岡県議会議員へ初当選しました。

その後、第62代福岡県議会議長、自民党福岡県議団幹事長、県議団会長、自民党福岡県連幹事長などを歴任し、2025年には自民党福岡県連会長に就任しました。

福岡県議会の金銭授受疑惑では、音声データの中で「松本会長が荷物を預かる」という趣旨の発言が記録されていたことから、1000万円の受け渡しへの関与が取り沙汰されました。

これに対し、松本氏は、中尾氏から報告を受けたことも、吉松氏らと面会したことも、現金を受け取ったこともないと全面的に否定しています。

音声データが中尾氏の声であることと、実際に現金1000万円が松本氏へ渡されたかどうかは、分けて考える必要があります。

現在のところ、実際の受け渡し場面を直接示す音声や映像は公表されておらず、関係者の主張は対立したままです。

県議会議長や自民党福岡県連会長などの要職を務めてきた松本氏だけに、今後の調査でどのような事実が明らかになるのか注目されます。

Leave a Reply