ロサンゼルス・ドジャースは、MLBの中でも特に人気が高く、歴史のある球団です。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスなど、多くのスター選手が所属しているため、選手の成績だけでなく「背番号」にも大きな注目が集まります。
特に新加入選手が発表されたときには、「何番をつけるのか」「その番号は空いているのか」「過去に誰がつけていた番号なのか」といった点が話題になります。ドジャースの場合、歴史的な名選手が多いため、永久欠番になっている番号も多く、単純に空いているように見えても、球団が簡単には使わせない番号もあります。
この記事では、2026年5月6日時点のドジャースの40人枠、アクティブロスター、負傷者リスト、コーチ陣、永久欠番を確認したうえで、現時点で使われていないと考えられる背番号を整理します。
※MLBの背番号は、昇格、降格、移籍、DFA、負傷者リスト、コーチ人事などによって変わることがあります。本記事は2026年5月6日時点の情報をもとにしています。

まず、「空き番号」という言葉の意味を整理しておく必要があります。一般的にファンが言う「空き番号」とは、現在のメジャー登録選手が使っていない番号を指すことが多いです。しかし、実際にはもう少し複雑です。
MLB球団の背番号を考える場合、少なくとも次の4つを確認する必要があります。
このうち、永久欠番は基本的に誰も使うことができません。また、40人枠に入っている選手が負傷者リストやマイナー調整中であっても、その選手の番号は実質的には使用中と考えるべきです。さらに、MLBでは監督やコーチもユニフォームを着用するため、コーチ陣の番号も「使用中」と見なすのが自然です。
そのため、本記事では「空き番号」を、永久欠番ではなく、2026年5月6日時点の40人枠・アクティブロスター・IL入り選手・マイナー表示の40人枠選手・監督コーチ陣が使っていない番号として整理します。
ドジャースには、球団の歴史を象徴する永久欠番があります。これらの番号は、原則として新しい選手が使うことはありません。
| 番号 | 人物 | 主な肩書き | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | ピー・ウィー・リース | 遊撃手 | ブルックリン時代を代表する名内野手 |
| 2 | トミー・ラソーダ | 監督 | ドジャースを象徴する名監督 |
| 4 | デューク・スナイダー | 外野手 | 強打の中堅手 |
| 14 | ギル・ホッジス | 一塁手 | 2022年に永久欠番 |
| 19 | ジム・ギリアム | 内野手・コーチ | 選手・コーチとして長く貢献 |
| 20 | ドン・サットン | 投手 | 通算300勝投手 |
| 24 | ウォルター・オルストン | 監督 | 長期政権を築いた名将 |
| 32 | サンディ・コーファックス | 投手 | MLB史に残る左腕 |
| 34 | フェルナンド・バレンズエラ | 投手 | フェルナンドマニアを起こした名投手 |
| 39 | ロイ・キャンパネラ | 捕手 | 名捕手・殿堂入り選手 |
| 42 | ジャッキー・ロビンソン | 内野手 | MLB全体の永久欠番 |
| 53 | ドン・ドライスデール | 投手 | 強烈な存在感を放った右腕 |
特に注意したいのは、42番です。ジャッキー・ロビンソンの背番号42は、ドジャースだけでなくMLB全体の永久欠番です。毎年4月15日のジャッキー・ロビンソン・デーには、MLBの選手やコーチが特別に42番を着用しますが、通常の背番号として新しく使うことはできません。
また、34番はフェルナンド・バレンズエラの番号です。ドジャースでは長年、正式な永久欠番になる前から34番を新しい選手に使わせない状態が続いていました。その後、2023年に正式に永久欠番となりました。このように、ドジャースには「公式な永久欠番」だけでなく、球団の歴史やファン感情によって特別に扱われる番号もあります。

2026年5月6日時点のドジャースでは、アクティブロスター、40人枠、IL入り選手、マイナー表示の40人枠選手、監督・コーチ陣を含めると、多くの番号がすでに使用中です。
| 番号 | 選手 | 状況 |
|---|---|---|
| 17 | 大谷翔平 | 二刀流 |
| 18 | 山本由伸 | 投手 |
| 11 | 佐々木朗希 | 投手 |
| 5 | フレディ・フリーマン | 内野手 |
| 16 | ウィル・スミス | 捕手 |
| 23 | カイル・タッカー | 外野手 |
| 37 | テオスカー・ヘルナンデス | 外野手 |
| 50 | ムーキー・ベッツ | IL-10 |
| 6 | キム・ヘソン | 内野手 |
大谷翔平の17番、山本由伸の18番、佐々木朗希の11番は、日本のファンにとって特に注目度の高い番号です。いずれも現在のドジャースを象徴する番号になっており、当然ながら空き番号ではありません。
また、ムーキー・ベッツは2026年5月6日時点でIL-10に入っていますが、50番はベッツの番号です。IL入りしているからといって、番号が空いているわけではありません。同じように、ブレイク・スネルの7番、トミー・エドマンの25番、エンリケ・ヘルナンデスの8番、エドウィン・ディアスの3番なども、現在アクティブ外であっても使用中の番号として見る必要があります。

2026年5月6日時点で、永久欠番、40人枠の選手、IL入り選手、マイナー表示の40人枠選手、監督・コーチ陣の番号を除くと、0〜99の範囲で空いていると考えられる番号は次の通りです。
| 分類 | 空き番号 |
|---|---|
| 一桁・10番台 | 9、10、15 |
| 20番台 | 22、26、29 |
| 30番台 | 33、36、38 |
| 40番台 | 40、43、45、46、47 |
| 50番台 | 52、55、57、58 |
| 60番台 | 62、64、69 |
| 70番台 | 71、73、74、75、79 |
| 80番台 | 81、82、85、89 |
| 90番台 | 90、92、93、94、95、97 |
一覧にすると、空いている番号はそれなりに多く見えます。しかし、実際に新加入選手がどの番号を選べるかは、球団側の判断、選手本人の希望、過去の使用者、将来のロスター構想などによって変わります。
たとえば、9番や10番のような若い番号は目立ちますが、ドジャースのような歴史ある球団では、若い番号ほど慎重に扱われることがあります。反対に、70番台、80番台、90番台は、若手投手、昇格直後の選手、ブルペン要員、キャンプ参加選手などに使われることが比較的多い番号帯です。
2026年5月6日時点で、0〜9番のうち空いていると考えられる番号は9番だけです。
| 番号 | 状況 |
|---|---|
| 0 | コーチのダニー・リーマンが使用 |
| 1 | 永久欠番 |
| 2 | 永久欠番 |
| 3 | エドウィン・ディアスが使用 |
| 4 | 永久欠番 |
| 5 | フレディ・フリーマンが使用 |
| 6 | キム・ヘソンが使用 |
| 7 | ブレイク・スネルが使用 |
| 8 | エンリケ・ヘルナンデスが使用 |
| 9 | 空き番号 |
一桁番号は、野球では伝統的に主力野手や象徴的な選手がつけることの多い番号です。そのため、9番が空いているという点は注目されます。ただし、ドジャースが9番をすぐに新加入選手へ与えるかどうかは別問題です。球団の歴史、過去の使用者、選手の格などを踏まえて決める可能性があります。
10番台では、10番と15番が空いています。11番は佐々木朗希、12番はアレックス・コール、13番はマックス・マンシー、14番は永久欠番、16番はウィル・スミス、17番は大谷翔平、18番は山本由伸、19番は永久欠番です。
つまり、10番台はかなり埋まっています。特に11、17、18は日本人スター選手の番号として大きな注目を集めているため、今後もドジャース関連の記事では頻繁に登場する番号になるでしょう。
20番台では、22番、26番、29番が空き番号と考えられます。20番は永久欠番、21番はサンティアゴ・エスピナル、23番はカイル・タッカー、24番は永久欠番、25番はトミー・エドマン、27番はマイケル・シアーニ、28番はボビー・ミラーが使用しています。
20番台は、野手にも投手にも使いやすい番号帯です。新加入の主力級選手が入団した場合、22番や26番が候補になる可能性もあります。
30番台では、33番、36番、38番が空き番号と考えられます。ただし、32番はサンディ・コーファックス、34番はフェルナンド・バレンズエラ、39番はロイ・キャンパネラの永久欠番です。30番台はドジャースの歴史的な名選手の番号が多く含まれるため、見た目以上に重みのある番号帯です。
40番台では、40番、43番、45番、46番、47番が空いています。41番はブロック・スチュワート、42番はジャッキー・ロビンソンの永久欠番、44番はアンディ・パヘス、48番はブルスダー・グラテロル、49番はブレイク・トライネンが使用中です。
40番台は、投手が使うことも多い番号帯です。特にブルペン投手や新加入投手がこのあたりの番号を選ぶことは珍しくありません。新しいリリーフ投手や若手投手が昇格した場合、40番、43番、45番、46番、47番あたりが候補になる可能性があります。
50番台では、52番、55番、57番、58番が空いています。50番はムーキー・ベッツ、51番はアレックス・ベシア、53番はドン・ドライスデールの永久欠番、54番はコーチのジョシュ・バード、56番はジェイク・エダー、59番はエバン・フィリップスが使用しています。
50番台は投手に使われることが多い番号帯ですが、ベッツのように野手がつける例もあります。55番はMLB全体で比較的人気のある番号で、強打者や投手がつけることも多いため、空き番号としては目立ちます。
60番台では、62番、64番、69番が空いています。60番はエドガルド・エンリケス、61番はウィル・クライン、63番はカイル・ハート、65番はポール・ジャーベイス、66番はタナー・スコット、67番はライアン・ウォード、68番はダルトン・ラッシングが使用中です。
60番台は、若手投手や昇格直後の選手がつけることが多い番号帯です。ドジャースは投手層が厚く、シーズン中に投手の入れ替えも起こりやすいため、60番台の空き番号は今後使われる可能性があります。
70番台では、71番、73番、74番、75番、79番が空いています。70番はジャスティン・ロブレスキ、72番はミゲル・ロハスとコーチのロバート・バン・スコヨック、76番はアレックス・フリーランド、77番はリバー・ライアン、78番はベン・カスパリウス、80番はエメット・シーハンが使用しています。
80番台では、81番、82番、85番、89番が空いています。83番はロナン・コップ、84番はコーチのクリス・ウッドワード、86番はジャック・ドライヤー、87番はコーチのコナー・マクギネス、88番はコーチのボブ・ゲレンが使用中です。
90番台では、90番、92番、93番、94番、95番、97番が空いています。91番はコーチのディノ・イーベル、96番はランドン・ナック、98番はコーチのアーロン・ベイツ、99番はコーチのマーク・プライアーが使用中です。
70番台以降は、若手選手、リリーフ投手、マイナーから昇格した選手、春季キャンプ参加選手などが使うことの多い番号帯です。ただし、近年のMLBでは大きな番号を好んで使う選手も増えており、必ずしも「若手用」「控え用」という意味だけではありません。
背番号は単なる数字ではありません。選手本人の希望、球団の意向、過去の使用者、ファンの印象、グッズ販売、チーム内での慣例など、さまざまな事情が関係します。
たとえば、公式には永久欠番ではない番号でも、球団が特別に扱っている場合があります。フェルナンド・バレンズエラの34番は、正式に永久欠番になる前から長く使われていませんでした。こうした例を見ると、「現在のロスター表で空いている」ことと「誰でも自由に選べる」ことは同じではないと分かります。
また、マイナー契約選手、キャンプ招待選手、シーズン途中加入の選手には、公式ロスターに表示される前に一時的な番号が与えられることがあります。そのため、球団内部ではすでに割り当て予定がある番号でも、外部から見ると空いているように見えることがあります。
2026年5月6日時点で空いている番号の中で、新加入選手が比較的選びやすそうな番号としては、22番、26番、29番、33番、36番、38番、40番台、55番、57番、58番、60番台後半、70番台以降が考えられます。
特に、投手であれば40番台、50番台、60番台、70番台以降が選ばれやすい傾向があります。野手であれば、9番、10番、15番、22番、26番、29番、33番あたりが候補になりやすいでしょう。
ただし、9番や10番のような若い番号は、球団が慎重に扱う可能性があります。ドジャースのような名門球団では、若い番号ほど目立ち、ファンの記憶にも残りやすいため、新加入選手に簡単に与えられるとは限りません。

ドジャースの背番号を見る面白さは、現在の選手だけでなく、過去の歴史とつながっている点にあります。1番、2番、4番、14番、19番、20番、24番、32番、34番、39番、42番、53番といった永久欠番を見るだけでも、ドジャースがどれほど長い歴史を持つ球団かが分かります。
一方で、現在のチームには大谷翔平の17番、山本由伸の18番、佐々木朗希の11番、フレディ・フリーマンの5番、ムーキー・ベッツの50番など、新しい時代を象徴する番号があります。これらの番号も、将来的にはドジャース史の中で特別な意味を持つ可能性があります。
背番号は、単に選手を識別するためのものではありません。ファンにとっては、記憶、応援、グッズ、名場面、選手のイメージと結びつく大切な要素です。だからこそ、新加入選手がどの番号を選ぶのか、空き番号がどう動くのかは、シーズン中でも注目される話題になります。
2026年5月6日時点で、ドジャースの0〜99番のうち、永久欠番、40人枠の選手、IL入り選手、マイナー表示の40人枠選手、監督・コーチ陣の番号を除くと、空いていると考えられる番号は次の36個です。
9、10、15、22、26、29、33、36、38、40、43、45、46、47、52、55、57、58、62、64、69、71、73、74、75、79、81、82、85、89、90、92、93、94、95、97
ただし、これらの番号がすべて自由に使えるとは限りません。球団が温存している番号、マイナー選手やキャンプ招待選手に一時的に割り当てられる番号、将来的な加入選手のために残されている番号がある可能性もあります。
ドジャースの背番号は、球団の歴史と現在のスター選手をつなぐ重要な要素です。空き番号を確認することで、新加入選手の背番号予想や、将来のロスター構想を考える楽しみも広がります。今後、トレード、昇格、IL復帰、選手の移籍などが起きれば、空き番号の状況も変わっていくでしょう。