2026年サッカーワールドカップで日本代表が試合を行う会場の一つが、アメリカ・テキサス州のダラススタジアムです。
ダラススタジアムは、普段はAT&Tスタジアムとして知られている巨大スタジアムです。所在地はダラス市ではなく、ダラスとフォートワースの間にあるアーリントンです。
日本代表はメキシコのモンテレーでも試合を行うため、「モンテレーは標高が高いらしい」「では、ダラスの標高はどれくらいなのか」と気になる人も多いでしょう。

日本代表が試合をするダラススタジアム周辺の標高は、およそ173メートルです。フィートで表すと約568フィートになります。
標高173メートルというと、海沿いの低地よりは少し高いものの、山岳地帯や高原と呼ぶほどの高さではありません。
サッカーの試合で問題になるような「高地」とは、一般的にはもっと標高の高い場所を指します。そのため、ダラスについては、標高そのものが大きな不安材料になる可能性は低いと考えられます。
一方、日本代表が試合を行うメキシコのモンテレーは、標高がおよそ538〜540メートルほどあります。
ダラススタジアム周辺の約173メートルと比べると、モンテレーの方が約360メートル以上高いことになります。
つまり、モンテレーは「やや標高が高い都市」といえますが、ダラスはそこまで高地という印象ではありません。

ダラススタジアム周辺の標高約173メートルは、日本でいうと、東京都心や大阪市中心部、名古屋市中心部よりは高めです。
一方で、長野県松本市や山梨県甲府市のような内陸盆地よりはかなり低くなります。
感覚としては、東京西部の八王子周辺、神奈川県の相模原の一部、埼玉県や栃木県の内陸部の一部などに近い高さと考えると分かりやすいでしょう。
海抜ゼロメートル地帯のような低地ではありませんが、「高地」と呼ぶほどの高さでもありません。
結論から言えば、ダラススタジアムの標高約173メートルは、サッカーの試合に大きな高地影響を与える高さではありません。
標高が高い場所では空気が薄くなり、酸素を取り込みにくくなるため、持久力や回復力に影響することがあります。
しかし、ダラススタジアム周辺は約173メートルです。日本国内でも普通に見られる程度の標高であり、この高さだけで選手の動きが大きく変わるとは考えにくいでしょう。

ダラスでむしろ注意したいのは、標高よりも気温です。
テキサス州の夏は非常に暑くなることがあります。ワールドカップが行われる6月は、日中の気温が高くなりやすい時期です。
ダラススタジアムには開閉式の屋根があり、巨大な屋内型スタジアムとして使われることもあります。そのため、実際の試合環境は屋根の開閉や空調の状況にも左右されます。
標高よりも、暑さ、湿度、移動距離、時差、スタジアム内の環境の方が、日本代表にとって重要なポイントになるでしょう。
もう一つ押さえておきたいのは、ダラススタジアムの所在地です。
ワールドカップでは「Dallas Stadium」という名称で紹介されますが、実際の場所はテキサス州アーリントンです。
アーリントンは、ダラスとフォートワースの間にある都市です。NFLのダラス・カウボーイズの本拠地としても有名です。
そのため、単にダラス市の標高だけを見るよりも、日本代表の試合会場としては、スタジアム周辺の標高を見る方が正確です。
ダラススタジアム周辺の標高は約173メートルです。
日本の地域にたとえると、東京西部や内陸部の一部に近い高さで、特別に高い場所というほどではありません。
モンテレーの標高が約538〜540メートルであることを考えると、ダラスはかなり低い場所にあります。
そのため、日本代表の試合環境としては、ダラスでは標高そのものよりも、暑さ、湿度、移動、時差、スタジアム内の環境などが重要になります。
ダラスの標高は約173メートル。ワールドカップの試合会場として見ても、高地対策が大きな話題になるほどの高さではないといえるでしょう。