山田将之弁護士の経歴
学歴・専門分野とSMILE-UP.新社長就任の背景
SMILE-UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)の新社長に就任することが発表された山田将之(やまだ・まさゆき)弁護士。東山紀之氏の後任として、どのような経歴を持つ人物なのか注目されています。
山田氏は、法律事務所での企業法務に加え、ニューヨークの法律事務所や総合商社のコンプライアンス部門での勤務を経験してきた弁護士です。2023年からは旧ジャニーズ事務所のCCOとして、法令順守や再発防止に関わる役割を担ってきました。
この記事では、本人の法律事務所の公式プロフィールとSMILE-UP.の発表を中心に、経歴、確認できる学歴、専門分野、新社長就任の背景を紹介します。
山田将之弁護士のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 山田将之 |
| 読み方 | やまだ・まさゆき |
| 職業・資格 | 弁護士、ニューヨーク州弁護士 |
| 所属弁護士会 | 第一東京弁護士会 |
| 法律事務所 | 山田将之法律事務所 |
| 主な取扱分野 | コンプライアンス、不正調査・対応、労働問題、企業法務一般 |
| SMILE-UP.での役職 | CCO。2026年10月1日付で代表取締役社長兼CCOに就任予定 |
名前の「将之」は「まさゆき」と読みます。2026年9月29日時点では、社長就任が発表された段階であり、新体制の発足日は10月1日です。
山田将之弁護士の経歴を時系列で紹介
| 時期 | 経歴 |
|---|---|
| 2005年 | 弁護士登録(司法修習58期)。西村ときわ法律事務所に入所 |
| 2012年 | ノースウェスタン大学ロースクールのLL.M.課程を修了 |
| 2012~2013年 | ニューヨークのピルズベリー・ウィンスロップ・ショー・ピットマン法律事務所に出向 |
| 2013年 | ニューヨーク州弁護士登録 |
| 2014年 | 総合商社のコンプライアンス部門に出向 |
| 2017年 | 西村あさひ法律事務所のパートナーに就任 |
| 2023年4月 | 西村あさひ法律事務所を退所 |
| 2023年5月 | 山田将之法律事務所を開設 |
| 2023年9月30日 | 旧ジャニーズ事務所のCCOに就任 |
| 2026年9月28日 | SMILE-UP.の新社長への就任が発表される |
| 2026年10月1日 | 代表取締役社長兼CCOに就任予定 |
大手法律事務所から海外実務、企業内のコンプライアンス部門へ
入所当時の事務所名は「西村ときわ法律事務所」で、現在の「西村あさひ法律事務所・外国法共同事業」につながります。国内の法律事務所に所属しながら、米国での法律実務と、企業内部でのコンプライアンス業務の両方を経験した点が、山田氏の経歴の特徴です。
SMILE-UP.が2023年に公表した略歴でも、米国法律事務所への出向と、総合商社での勤務経験が紹介されています。
2023年に独立して法律事務所を開設
山田氏は2023年春に独立しました。自身の事務所のあいさつでは、企業不祥事が起きた際の対応と、日頃から不正を防ぐための社内体制の整備を中心に、経験を積んできたと説明しています。
現在の事務所も企業法務を主な対象とし、問題発生後の調査だけでなく、問題を未然に防ぐ仕組みづくりを扱っています。
山田将之弁護士の学歴は?米国ロースクールで学ぶ
本人の公式プロフィールで確認できる学歴は、2012年のノースウェスタン大学ロースクール(LL.M.)卒業です。LL.M.は法学修士に相当する学位で、翌2013年にはニューヨーク州の弁護士登録も行っています。
一方、今回確認した本人の公式プロフィールには、国内の出身大学や高校は記載されていません。大学名や卒業年については、確認できた情報と区別する必要があります。
また、生年月日や年齢についても、同プロフィールでは確認できませんでした。弁護士登録年だけから年齢を断定することはできません。
専門分野はコンプライアンスと企業不祥事への対応
山田将之法律事務所が公表している取扱分野は、大きく分けて次の4つです。
- コンプライアンス:社内で不正を防止する仕組み、内部通報の制度・窓口、リスクの分析や研修
- 不正調査・対応:問題の事実確認、社内調査や第三者委員会、関係当局や役職員への対応
- 労働問題:就業規則、人事上の問題、ハラスメントなどへの対応
- 企業法務一般:日常的な法律相談、契約内容の確認、別の専門家の見解を求める相談
企業の内部で何が起きたのかを調べ、その後の対応を検討するとともに、同じ問題を繰り返さない体制を整えることが、業務の中心にあると読み取れます。
西村あさひ法律事務所が2017年に公表した紹介でも、国内外の企業不祥事に関する調査や助言、内部監査、取引相手のコンプライアンス上の調査などを手掛ける弁護士として説明されています。
SMILE-UP.のCCOになったのはいつ?
山田氏が旧ジャニーズ事務所のCCOに就任したのは、2023年9月30日です。会社は当時、法令順守と再発防止を徹底するため、外部から弁護士を迎えたと説明しました。
CCOは「Chief Compliance Officer」の略で、一般に最高コンプライアンス責任者を意味します。同社は、CCOに人権方針の見直しや監査、調査などの業務と、その実行に必要な権限を与える方針を示していました。
今回の新社長人事は、すでに約3年間CCOとして関わってきた山田氏が、社長職も兼ねる形になります。
なぜ東山紀之氏の後任社長に?就任の背景
SMILE-UP.は2026年9月28日、東山紀之社長の任期満了に伴う退任と、10月1日からの経営体制変更を発表しました。
会社側の説明では、今後の補償業務は、法的な手続きや専門的な判断を必要とする局面が中心になると見込まれています。こうした業務の変化を踏まえて、経営体制を見直したとしています。
山田氏の企業法務や不正対応の経歴は、その方針に関わる専門性といえます。ただし、これは公表された経歴と会社の説明を踏まえた整理であり、個人の選任理由のすべてが公表されているわけではありません。
社長交代後も被害者への補償は継続
今回の人事は、補償業務がすべて終了したことを意味しません。会社は、係争中の案件を含めて対応を続け、心のケア相談窓口も維持する方針を示しています。
新社長として問われるのは、法律上の手続きを進めることに加え、被害を申告した人への対応や説明をどのように続けていくかです。これまでの専門的な経験が、新体制でどのように生かされるかが注目されます。
※2026年9月29日時点で確認できた公式プロフィール、会社発表および報道に基づいています。役職は就任予定を含みます。








