エスタディオ・モンテレイ場所・行き方
Estadio Monterrey:日本からのアクセスも徹底ガイド
2026年W杯(北中米)で注目される開催地のひとつが、メキシコ北東部の大都市**モンテレイ(Monterrey)**です。ニュースで「モンテレイ開催」と出てくると、次に気になるのは
- 「スタジアムはどこにある?」
- 「空港からどう行く?」
- 「日本からはどうやって行くのが現実的?」
という“アクセスの話”ではないでしょうか。
本記事では、W杯関連でよく見かける呼び名「エスタディオ・モンテレイ(Estadio Monterrey)」について、場所(所在地)と行き方を、現地移動から日本出発までまとめて解説します。
1. エスタディオ・モンテレイ=普段は「エスタディオBBVA」という名称

モンテレイでW杯会場として話題になるスタジアムは、クラブ(CFモンテレレイ/Rayados)の本拠地として知られる**Estadio BBVA(エスタディオBBVA)**です。
ただし国際大会では、スポンサー名を避ける目的などで、報道や資料上で
- 「Estadio Monterrey(エスタディオ・モンテレイ)」
- 「Monterrey Stadium(モンテレイ・スタジアム)」
のように中立的な呼び方になることがあります。
つまり、
- 普段の検索:Estadio BBVA
- 大会・報道:Estadio Monterrey
と“呼び名が2つある”と覚えておくと迷いません。
2. エスタディオ・モンテレイ(Estadio BBVA)の場所(所在地)はどこ?

✅ 都市:モンテレイ「市内」ではなく、グアダルーペ(Guadalupe)
スタジアムは「モンテレイ中心部」ではなく、モンテレイ都市圏の**グアダルーペ市(Guadalupe)**側にあります。
✅ 住所(検索しやすい表記)
- Av. Pablo Livas 2011, Col. La Pastora, C.P. 67140, Guadalupe, Nuevo León, Mexico
「La Pastora(ラ・パストーラ)」という地区名でも覚えておくと便利です。
✅ 座標(地図アプリで使える)
地図アプリで「Estadio BBVA」を入れるのが一番簡単ですが、住所や座標を控えておくと通信不安定な場面でも役立ちます。



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3. 現地の行き方(アクセス):基本は“車・配車アプリ”が現実的

モンテレイ都市圏は車移動が前提になりやすく、観戦者の移動は現実的に
- 🚕 タクシー
- 📱 配車アプリ(Uber等)
- 🚗 レンタカー
が中心になります。
重要:試合日は渋滞・乗車待ち・周辺規制が重なりやすいので「時間の余裕」が最大の対策です。
4. 空港からのアクセス:モンテレイ国際空港(MTY)→スタジアム
日本から入る場合、多くはモンテレイ国際空港(Monterrey International Airport)= 正式名:General Mariano Escobedo International Airport(IATA:MTY)を使うことになります。
✅ MTY→スタジアムの所要時間目安
交通状況にもよりますが、車で20〜30分台を目安に考える人が多いです(渋滞時は増えます)。
✅ おすすめ手段(初めての人向け)
① 配車アプリ(Uber等)
- 旅行者が使いやすく、料金の目安が見えやすい
- 乗り場が指定されることがあるため、空港の案内に従う
② ホテル送迎(可能なら最優先)
③ タクシー(正規のもの)
- 空港の正規乗り場から利用する
- 路上で声をかけてくる客引きは避ける
注意:到着直後は土地勘がなく、疲労もあるため、移動トラブルが起きやすい時間帯です。空港→ホテルは“安全と確実性”を優先するのがコツです。
5. モンテレイ市内(中心部)からのアクセス

✅ ダウンタウン/主要ホテルエリア→スタジアム
- 車・配車アプリで15〜25分程度が目安(渋滞で大きく変動)
✅ メトロ(Metrorrey)を使う場合
スタジアム周辺は、メトロ最寄り駅から徒歩だけで完結しにくいことが多いため、
- メトロで近くまで行く
- そこから配車アプリ/タクシーで“最後をつなぐ”
という考え方が現実的です。
6. 試合当日の動き方(行き・帰りのコツ)
W杯のようなビッグイベントは、スタジアム周辺の混雑が通常の試合より大きくなります。以下は「実際に効く」対策です。
✅ 行き(到着は早めが正解)
- ⏰ キックオフの2〜3時間前に周辺到着を目標にする人も多い
- 🧾 入場時の荷物検査・本人確認で時間がかかる可能性
- 🥤 水分・軽食は“会場ルール”に注意しつつ、暑さ対策を優先
✅ 帰り(ここが難所)
- 🚗 終了直後は配車アプリがつながりにくくなりやすい
- 📍 迎車地点(ピックアップゾーン)を事前に確認
- 👥 グループは“集合場所”を必ず決める(スマホが通じにくい場合も)
- 🕒 少し時間をずらしてから移動する(周辺で食事してから戻る等)と楽になることがある
7. 日本からのアクセス(日本→モンテレイ):基本は乗り継ぎが前提

✅ 直行便は少なく、乗り継ぎが一般的
日本からモンテレイ(MTY)へは、時期や路線事情によって変わりますが、一般的には
- 米国の主要都市で乗り継ぎ
- メキシコシティで乗り継ぎ
のどちらかが現実的です。
ルート例A:米国経由(航空便が組みやすい)
- 日本(成田/羽田など) → 米国の主要ハブ
- 米国の主要ハブ → モンテレイ(MTY)
メリット
注意点
- 米国での乗り継ぎは、条件によってESTA等が必要になる場合があります(必ず最新要件を確認)
ルート例B:メキシコシティ経由(メキシコ国内線でつなぐ)
- 日本 → メキシコシティ(MEX)
- 直行便が取れる場合:ANA(NH)/アエロメヒコ(AM)(運航日は季節で変動するため要確認)
- 直行便が合わない場合:米国・カナダなどでの乗り継ぎを組み合わせ(運航会社は日程により変動)
- メキシコシティ(MEX) → モンテレイ(MTY)
- 代表的な運航会社:アエロメヒコ(AM)/Viva Aerobus(VB)/Volaris(Y4)
メリット
注意点
- 乗り継ぎ時間が短いと荷物の接続がタイトになる場合がある
- W杯期間は臨時便・時間変更が起きやすいので、予約前に航空会社公式で最新スケジュールを確認
どちらのルートでも、W杯期間は混雑しやすいので、乗り継ぎ時間は“余裕を持つ”ほうが安心です。
8. 日本出発前に準備しておくと安心なもの(アクセス編)

✅ 通信(eSIM/SIM/ローミング)
- 配車アプリ、地図、翻訳が使えないと移動が難しくなります。
- 現地到着後すぐ使えるように、eSIMなどを事前準備しておくと安心です。
✅ 行き先情報を「紙+スクショ」
- スタジアムの住所
- ホテル名と住所
- 空港(MTY)の名称
を紙に控え、さらにスマホでスクショしておくと、通信不調の時に助かります。
✅ スペイン語が苦手でも通る“最小フレーズ”
- 「この住所に行きたい」
- 「ここで降ろして」
- 「この場所で迎えに来て」
など、交通に関係する短文だけでも用意しておくと便利です。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 「Estadio Monterrey」で検索すれば出ますか?
出る場合もありますが、普段の名称はEstadio BBVAとして扱われることが多いので、 検索は「Estadio BBVA」を併用すると確実です。
Q2. スタジアムはモンテレイ中心部から歩けますか?
現実的には“歩いて行く”より、配車アプリやタクシーで移動するほうが一般的です。
Q3. 空港からスタジアムへ直行して大丈夫?
可能ですが、到着直後は疲れて判断力が落ちやすいので、
- まずホテルに入り
- 荷物を置き
- 余裕を持ってスタジアムへ
のほうが安全で快適になりやすいです。
まとめ:エスタディオ・モンテレイ(Estadio BBVA)へのアクセス要点
- ✅ スタジアムは**グアダルーペ(Guadalupe)**にある(住所:Av. Pablo Livas 2011, La Pastora)
- ✅ 空港は**MTY(モンテレイ国際空港)**が基本
- ✅ 現地移動は配車アプリ/タクシー/車が現実的
- ✅ W杯期間は混雑が読みにくいので、到着は早め・帰りは時間差が効く
- ✅ 日本からは米国経由 or メキシコシティ経由が現実的(乗り継ぎ時間に余裕を)