2025年シーズンのトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)がアメリカンリーグを制覇しワールドシリーズ進出が決定しました。
今季はベテラン投手と若手有望株が絶妙に融合し、安定した投手陣と爆発力のある打撃陣がチームを支えています。
本記事では、2025年ブルージェイズの選手一覧(背番号・ポジション・生年月日・年齢)を詳しく紹介します。公式MLBロースターをもとに、投手・捕手・内野手・外野手の全メンバーを網羅しています。
エースのケビン・ゴーズマンやベテランのマックス・シャーザーを中心に、ブルージェイズの投手陣は経験と実力を兼ね備えています。一方で、主砲ウラディミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットなどの若手スターが攻撃の中心を担い、攻守両面でバランスの取れたチーム構成となっています。
このページでは、各選手の背番号・ポジション・年齢などの基本情報を一覧表で確認できるほか、今季の注目ポイントや選手層の特徴も分かりやすくまとめています。
基準日:2025年10月23日(JST)/出典:MLB公式ロースター。年齢は基準日時点。
背番号 | 選手名 | ポジション | 生年月日 | 年齢 |
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0 | Andrés Giménez | 内野手 | 1998/09/04 | 27歳 |
2 | Ty France | 内野手 | 1994/07/13 | 31歳 |
3 | Myles Straw | 外野手 | 1994/10/17 | 31歳 |
4 | George Springer | 外野手/DH | 1989/09/19 | 36歳 |
5 | Daulton Varsho | 外野手 | 1996/07/02 | 29歳 |
7 | Isiah Kiner-Falefa | 内野手 | 1995/03/23 | 30歳 |
8 | Jonatan Clase | 外野手 | 2002/05/23 | 23歳 |
9 | Dillon Tate | 投手 | 1994/05/01 | 31歳 |
10 | Joey Loperfido | 外野手 | 1999/05/11 | 26歳 |
11 | Bo Bichette | 内野手 | 1998/03/05 | 27歳 |
17 | José Berríos | 投手 | 1994/05/27 | 31歳 |
22 | Ernie Clement | 内野手 | 1996/03/22 | 29歳 |
23 | Jeff Hoffman | 投手 | 1993/01/08 | 32歳 |
25 | Anthony Santander | 外野手 | 1994/10/19 | 31歳 |
27 | Vladimir Guerrero Jr. | 内野手/DH | 1999/03/16 | 26歳 |
28 | Jake Bloss | 投手 | 2001/06/23 | 24歳 |
29 | Yariel Rodríguez | 投手 | 1997/03/10 | 28歳 |
30 | Alejandro Kirk | 捕手 | 1998/11/06 | 26歳 |
31 | Max Scherzer | 投手 | 1984/07/27 | 41歳 |
33 | Robinson Piña | 投手 | 1998/11/26 | 26歳 |
34 | Kevin Gausman | 投手 | 1991/01/06 | 34歳 |
36 | Davis Schneider | 外野手/内野可 | 1999/01/26 | 26歳 |
38 | Nathan Lukes | 外野手 | 1994/07/12 | 31歳 |
39 | Trey Yesavage | 投手 | 2003/07/28 | 22歳 |
43 | Ryan Burr | 投手 | 1994/05/28 | 31歳 |
44 | Bowden Francis | 投手 | 1996/04/22 | 29歳 |
45 | Tommy Nance | 投手 | 1991/03/19 | 34歳 |
47 | Addison Barger | 内野手 | 1999/11/12 | 25歳 |
48 | Seranthony Domínguez | 投手 | 1994/11/25 | 30歳 |
49 | Leo Jiménez | 内野手 | 2001/05/17 | 24歳 |
52 | Nick Sandlin | 投手 | 1997/01/10 | 28歳 |
54 | Brendon Little | 投手 | 1996/08/11 | 29歳 |
55 | Tyler Heineman | 捕手 | 1991/06/19 | 34歳 |
56 | Eric Lauer | 投手 | 1995/06/03 | 30歳 |
57 | Shane Bieber | 投手 | 1995/05/31 | 30歳 |
58 | Justin Bruihl | 投手 | 1997/06/26 | 28歳 |
60 | Lázaro Estrada | 投手 | 1999/04/24 | 26歳 |
62 | Easton Lucas | 投手 | 1996/09/23 | 29歳 |
63 | Braydon Fisher | 投手 | 2000/07/26 | 25歳 |
64 | Adam Macko | 投手 | 2000/12/30 | 24歳 |
65 | Paxton Schultz | 投手 | 1998/01/05 | 27歳 |
68 | Mason Fluharty | 投手 | 2001/08/13 | 24歳 |
77 | Louis Varland | 投手 | 1997/12/09 | 27歳 |
93 | Yimi García | 投手 | 1990/08/18 | 35歳 |
最終更新:2025年10月23日(JST)
2025年シーズンのトロント・ブルージェイズは、投打ともにバランスの取れた戦力を備えており、アメリカンリーグの中でも屈指の総合力を誇ります。投手陣ではシャーザーやゴーズマンら経験豊富なベテランが安定感をもたらし、打撃陣ではゲレーロJr.、ビシェット、スプリンガーといった主力がチームをけん引しています。
また、若手選手の成長も著しく、次世代のブルージェイズを担う人材が次々と台頭しています。こうした世代交代の波が、チームに新たな勢いと深みを与えています。
本記事で紹介したブルージェイズ選手背番号一覧(2025年最新ロースター)を通して、チームの現状や選手層の厚さを感じ取っていただければ幸いです。ワールドシリーズ進出を果たした今シーズン、彼らのプレーから目が離せません。
2025年のトロント・ブルージェイズで最も注目されているのは、チームの顔ともいえるウラディミール・ゲレーロJr.です。卓越したパワーと打撃技術を兼ね備え、今季も中軸として多くのホームランを量産しています。さらに、守備面でも安定感が増し、チーム全体の士気を高める存在となっています。
また、ショートを守るボー・ビシェットも攻守両面で欠かせない選手です。コンタクト能力に優れ、勝負強い打撃でチャンスを広げるとともに、守備でも俊敏な動きと判断力でピンチを救います。
ベテラン陣では、通算3000奪三振を視野に入れるマックス・シャーザーが投手陣を支えています。年齢を重ねても衰えを見せず、要所で試合を締めるベテランの存在はチームに大きな安心感を与えています。
さらに、リードオフマンのジョージ・スプリンガーは攻撃の起点として機能しており、勝負どころでの一打がチームの流れを変えることも少なくありません。若手外野手のダルトン・ヴァーショーやデービス・シュナイダーも急成長中で、攻守両面でブルージェイズの将来を担う期待の星といえるでしょう。
こうした実績豊富なスター選手と、新たに台頭する若手の融合が、2025年のブルージェイズの最大の魅力となっています。
トロント・ブルージェイズは、2025年現在、カナダで唯一のメジャーリーグチームです。かつてモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)が存在していましたが、2004年にワシントンへ移転したため、ブルージェイズがカナダ唯一の球団となりました。
本拠地のロジャース・センター(Rogers Centre)は、MLBで初めての全自動開閉式ドーム球場として知られています。1989年に開場し、当時の名称は「スカイドーム」。天候に左右されず試合ができる構造は、寒冷なトロントの気候に適しています。
ブルージェイズは1992年と1993年にワールドシリーズを連覇しました。特に1993年のジョー・カーターのサヨナラホームランは、MLB史に残る名シーンとして語り継がれています。
球団名「Blue Jays(青いカケス)」は、カナダの国鳥のひとつであるカケスに由来します。明るいブルーの羽と、俊敏で賢い性格がチームのイメージにぴったりだとされました。ファン投票によって正式に決定された名前です。
ブルージェイズの本拠地試合では、選手個人の登場曲(Walk-up Song)が独自に設定されており、観客の間で非常に人気があります。ゲレーロJr.やボー・ビシェットなどは、ラテン音楽やヒップホップの楽曲を多く選んでいます。
ブルージェイズの試合では、アメリカ国歌「The Star-Spangled Banner」と並んで、カナダ国歌「O Canada」も演奏されます。これはカナダ唯一のMLBチームとしての誇りを示す伝統的な儀式です。
ブルージェイズのユニフォームは、チーム名にもある「ブルー」を基調としています。特にロイヤルブルーはカナダ王室を象徴する色でもあり、国家的な誇りを反映しています。
ブルージェイズは北米で最も国際的なファン層を持つ球団のひとつです。アメリカだけでなく、カナダ全土、さらにはヨーロッパやアジアの野球ファンにも支持されています。特に日本や韓国でも人気が高く、MLBの中でもグローバルな存在といえます。
過去にはロベルト・アロマー、ジョー・カーター、ロイ・ハラデイなど、殿堂入り選手を多数輩出しています。彼らの功績は球団史に深く刻まれており、球場内にはそれを称える展示が設けられています。
ブルージェイズは、セイバーメトリクス(野球統計分析)の導入が早かったチームのひとつでもあります。1990年代後半からデータ活用を積極的に行い、現在も分析チームが試合戦略に深く関与しています。