みなさんは「節水(せっすい)」って知っていますか? 節水とは「水をむだづかいしないで、大切に使うこと」です。地球には水が限られていて、みんなで大切に使うことがとても大事です。
世界には、水が足りなくて生活に困っている人がたくさんいます。日本では水がたくさん使えるけれど、それが当たり前だと思わず、これからも安心して水が使えるように今から節水を心がけることが大切です。
今日は、小学生のみなさんにもできる節水の工夫をたっぷり紹介します!ぜひ家族やお友だちともいっしょに挑戦してみましょう! 節水方法は意外と簡単かもしれません。
歯をみがくとき、水を流しっぱなしにしていませんか?水を流しっぱなしにすると、たくさんの水がむだになってしまいます。コップに水をくんで使うと、少ない水ですむし、とってもエコです!
たとえば、1分間水を流しっぱなしにすると、約10リットルの水が流れてしまうこともあります。コップを使うだけで、その水を大きく減らすことができます。ちょっとした工夫でたくさんの水を守ることができるんですね。
お風呂でシャワーを使うときも、なるべく短い時間で使うようにしましょう。体や髪をあらっている間はシャワーを止めるのも大事です。
シャワーを10分使うと約100リットルの水を使いますが、8分にするだけで20リットルも節約できます!さらに、シャワーの水を勢いよく出しすぎないことも大切です。弱めにするだけでも節水につながりますよ。
手を洗うとき、せっけんを泡立てている間も水を出しっぱなしにしていませんか?その間は水を止めるようにしましょう。
水の出る強さを弱めることも大きな節水につながります。さらに、なるべく早く手を洗い終えるようにすることで、もっと水を減らせます。小さなことでも続ければ大きなちがいになります!
お風呂の残り湯は、そのまま流してしまうのはとてももったいないです。洗たくや庭の水まき、ベランダの掃除など、いろいろなことに使えます。
たとえば、お風呂の残り湯で運動靴を洗ったり、バケツに入れてベランダを流したりすることもできます。おうちの人といっしょに、どうやったらお風呂の残り湯を活かせるか話し合ってみてください!
植物に水をあげるときは、太陽が強い昼間ではなく、朝や夕方がいい時間です。昼間に水をあげると、水がすぐに蒸発してしまうからです。
ジョウロを使うと、ホースより少ない水でしっかり植物に水を届けることができるのでおすすめです。しかも、少ない水でも植物が元気に育ちます!
野菜を洗ったあとの水は、そのまま捨てずにベランダや庭の水まきに使うことができます。一度使った水でも、まだ使えることがあるので無駄にしないように考えましょう。
たとえば、米をといだ水を植物にあげると、栄養が入っていて植物が喜ぶこともありますよ!おうちの人と「この水、他に使えるかな?」と相談してみてください。
節水はおうちだけじゃなく、学校でもできます!
また、水を出しっぱなしにしている友だちがいたら、やさしく「水を止めようね」と声をかけることもとても大切です。みんなで協力すれば、学校でもたくさん水を守ることができます。
私たちが1日に使う水はとてもたくさんあります。
こうやって見ると、毎日とてもたくさんの水を使っていることがわかります。だからこそ、節水の工夫がとても大切なんですね!
水は地球のみんなにとって大切な命のもとです。日本では当たり前に水が使えるけれど、世界には水が足りなくて困っている国もたくさんあります。
小さな節水の工夫でも、毎日続けることで地球に優しい生活ができます。みなさんも今日から節水チャレンジしてみてください!家族や学校のお友だちにも教えて、みんなで水を大事に使いましょう✨
もし、ほかに知りたいことがあれば教えてくださいね!