2026年FIFAワールドカップで、日本代表と同じグループFに入った国の一つが、北欧の強豪スウェーデン代表です。
スウェーデンは、アレクサンデル・イサク、ヴィクトル・ギェケレシュ、アンソニー・エランガなど、ヨーロッパの主要リーグで活躍する攻撃的な選手をそろえています。日本にとっては、フィジカル、スピード、高さ、決定力のすべてに注意が必要な相手です。
スウェーデン代表は当初26人の登録メンバーを発表しましたが、その後、DFエミル・ホルムが負傷によりワールドカップを欠場することになり、代わってFCダラス所属のヘルマン・ヨハンソンが追加招集されました。
以下では、スウェーデン代表 W杯2026メンバー一覧として、背番号、ポジション、所属クラブ、代表歴、代表での得点、注目選手、日本代表が注意すべきポイントなどを整理します。
なお、代表歴や得点数は大会前時点の公開データをもとにした目安です。大会直前の親善試合や本大会で数字が変わる可能性があります。
以下は、2026年ワールドカップに臨むスウェーデン代表サッカーチームのメンバー一覧です。前線にはイサク、ギェケレシュ、エランガが入り、中盤にはベリヴァルやアヤリ、守備陣にはリンデロフやヒエンなどが選ばれています。
| 背番号 | 選手名 | ポジション | 所属クラブ | 代表歴 | 代表得点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヤコブ・ヴィデル・ゼッテルストレーム | GK | ダービー・カウンティ | 3試合 | 0得点 |
| 12 | ヴィクトル・ヨハンソン | GK | ストーク・シティ | 12試合 | 0得点 |
| 23 | クリストフェル・ノルフェルト | GK | AIK | 21試合 | 0得点 |
| 2 | グスタフ・ラゲルビエルケ | DF | ブラガ | 11試合 | 2得点 |
| 3 | ヴィクトル・ニルソン・リンデロフ | DF | アストン・ヴィラ | 76試合 | 3得点 |
| 4 | イサク・ヒエン | DF | アタランタ | 29試合 | 0得点 |
| 5 | ガブリエル・グドムンドソン | DF | リーズ・ユナイテッド | 24試合 | 0得点 |
| 6 | ヘルマン・ヨハンソン | DF | FCダラス | 3試合 | 0得点 |
| 8 | ダニエル・スヴェンソン | DF/MF | ボルシア・ドルトムント | 13試合 | 0得点 |
| 14 | ヤルマル・エクダル | DF | バーンリー | 13試合 | 0得点 |
| 15 | カール・スタルフェルト | DF | セルタ・デ・ビーゴ | 18試合 | 0得点 |
| 20 | エリック・スミス | DF/MF | ザンクトパウリ | 2試合 | 0得点 |
| 24 | エリオット・ストラウド | DF/MF | ミャルビーAIF | 1試合 | 0得点 |
| 7 | ルーカス・ベリヴァル | MF | トッテナム・ホットスパー | 10試合 | 0得点 |
| 16 | イェスパー・カールストロム | MF | ウディネーゼ | 25試合 | 0得点 |
| 18 | ヤシン・アヤリ | MF | ブライトン | 21試合 | 3得点 |
| 19 | マティアス・スヴァンベリ | MF | ヴォルフスブルク | 41試合 | 2得点 |
| 22 | ベスフォルト・ゼネリ | MF | ユニオン・サン=ジロワーズ | 8試合 | 0得点 |
| 9 | アレクサンデル・イサク | FW | リヴァプール | 58試合 | 17得点 |
| 10 | ベンヤミン・ニーグレン | FW/MF | セルティック | 11試合 | 3得点 |
| 11 | アンソニー・エランガ | FW | ニューカッスル・ユナイテッド | 30試合 | 6得点 |
| 13 | ケン・セマ | FW/MF | パフォスFC | 33試合 | 5得点 |
| 17 | ヴィクトル・ギェケレシュ | FW | アーセナル | 33試合 | 20得点 |
| 21 | アレクサンダー・ベルンハルドソン | FW/MF | ホルシュタイン・キール | 11試合 | 0得点 |
| 25 | グスタフ・ニルソン | FW | クラブ・ブルージュ | 10試合 | 4得点 |
| 26 | タハ・アリ | FW/MF | マルメFF | 2試合 | 0得点 |
スウェーデン代表を率いるのは、イングランド人監督のグレアム・ポッターです。
ポッター監督は、かつてスウェーデンのエステルスンドを率いて評価を高め、その後ブライトン、チェルシー、ウェストハムなどでも指揮を執りました。スウェーデン国内での指導経験があるため、スウェーデン人選手やスウェーデンのサッカー文化を理解している監督ともいえます。
2026年ワールドカップに向けたスウェーデン代表は、予選で苦しい時期を経験しながらも、プレーオフを勝ち抜いて本大会出場を決めました。ポッター監督のもとでは、前線の強力な個の力を生かしつつ、守備の安定とチーム全体のバランスをどう作るかが大きなテーマになります。
スウェーデン代表では、大会直前に守備陣のメンバー変更がありました。当初メンバー入りしていたユヴェントス所属のDFエミル・ホルムが筋肉系の負傷によりワールドカップを欠場することになり、代わってヘルマン・ヨハンソンが追加招集されました。
ヘルマン・ヨハンソンはFCダラスに所属する選手で、右サイドを中心にプレーできる守備的な選手です。ホルムは攻撃参加もできるサイドの選手として期待されていたため、この入れ替えはスウェーデン代表の右サイドの構成に影響を与える可能性があります。
日本代表がスウェーデンと対戦する際も、スウェーデンの右サイドがどのような組み合わせになるかは注目点です。サイドの攻防は、試合の流れを大きく左右するポイントになるでしょう。

スウェーデン代表の攻撃陣でまず注目したいのが、背番号9のアレクサンデル・イサクです。
イサクは長身でありながら足元の技術が高く、単なるポストプレーヤーではありません。スペースに抜け出す動き、ドリブル、シュートの冷静さを兼ね備えた現代型ストライカーです。
所属クラブはリヴァプールで、代表でもすでに50試合以上に出場しています。スウェーデン代表が日本と対戦する場合、日本のセンターバック陣はイサクへの対応が大きなポイントになります。

背番号17のヴィクトル・ギェケレシュも、スウェーデン代表の大きな武器です。
ギェケレシュは代表で高い得点率を記録しており、スウェーデン代表の中でも特に決定力のある選手です。力強いドリブル、相手DFを背負うプレー、ゴール前での迫力が特徴です。
所属クラブはアーセナルで、欧州トップレベルの環境でプレーしています。イサクとギェケレシュが同時に出場する場合、スウェーデンはかなり迫力のある2トップを形成することになります。

背番号11のアンソニー・エランガは、ニューカッスル・ユナイテッドに所属するスピード型のアタッカーです。
エランガはサイドからの突破力があり、相手DFラインの背後を狙う動きにも優れています。日本代表がスウェーデンと対戦する場合、サイドの守備対応ではエランガのスピードをいかに抑えるかが重要になります。
代表でも多くの試合に出場しており、すでに若手有望株という段階を超えて、主力クラスの選手になっています。
守備陣では、背番号3のヴィクトル・ニルソン・リンデロフが中心的な存在です。
リンデロフは代表で豊富な出場経験を持つベテランDFで、スウェーデン代表の守備をまとめる役割を担います。所属クラブはアストン・ヴィラで、プレミアリーグでの経験も豊富です。
日本代表がスウェーデンの守備を崩すには、リンデロフとイサク・ヒエンを中心とした大型DF陣に対して、スピードや細かい連係で揺さぶることが重要になりそうです。
中盤で注目したい若手が、背番号7のルーカス・ベリヴァルです。
ベリヴァルはトッテナム・ホットスパーに所属する若いMFで、スウェーデン代表の次世代を担う存在として期待されています。落ち着いたボール扱いと視野の広さがあり、攻撃の組み立てに関わることができる選手です。
日本代表がスウェーデンと対戦する場合、前線のイサクやギェケレシュだけでなく、彼らにボールを供給する中盤の選手にも注意が必要です。
2026年ワールドカップのスウェーデン代表は、従来の北欧らしい堅守だけでなく、攻撃陣の個の力が目立つチームです。
かつてのスウェーデン代表は、組織的な守備、空中戦の強さ、セットプレーの強さが大きな特徴でした。今回のチームにもその要素は残っていますが、イサク、ギェケレシュ、エランガのように、単独で試合を動かせる攻撃的な選手がそろっている点が大きな違いです。
特に前線の選手は、プレミアリーグや欧州主要リーグでプレーしているため、フィジカルの強さだけでなく、判断の速さや技術の高さもあります。相手が少しでも守備対応を誤ると、一気にゴール前まで運ばれる危険があります。
守備陣にも身長があり、空中戦で強さを発揮できる選手が多くいます。そのため、スウェーデンは流れの中からの攻撃だけでなく、コーナーキックやフリーキックなどのセットプレーでも得点を狙えるチームです。
一方で、スウェーデン代表にも不安要素があります。
まず、大会直前にエミル・ホルムが離脱したことで、右サイドの選手起用には変更が必要になりました。ヘルマン・ヨハンソンが追加招集されたものの、ホルムが持っていた攻撃参加や推進力をどのように補うかは注目点です。
また、スウェーデンは前線に強力な選手がそろっていますが、それをチーム全体としてどう生かすかが重要になります。イサクとギェケレシュを同時に起用する場合、中盤との距離感や守備時のバランスが問われます。
守備陣は高さと強さがありますが、スピードのある相手に対して背後を取られる場面が出る可能性もあります。日本代表のように、細かいパス交換と素早い動き出しを得意とするチームに対しては、対応が難しくなる場面も考えられます。
日本代表がスウェーデンと対戦する場合、まず注意したいのは前線の決定力です。
イサクとギェケレシュは、どちらも一瞬のチャンスを得点に変える力があります。日本がボールを保持する時間を長くできたとしても、カウンターやロングボール一本でピンチになる可能性があります。
また、スウェーデンは大型選手が多いため、セットプレーも大きな武器になります。日本はコーナーキックやフリーキックを不用意に与えないことが重要です。
特に注意したいのは、サイドからのクロスです。スウェーデンは中央に高さと強さのある選手を置けるため、クロスを簡単に上げさせると危険な場面が増えます。日本のサイドバックやウイングの守備対応が大きなポイントになります。

日本代表がスウェーデンを相手にする場合、単純な空中戦で勝負するよりも、地上戦で相手を動かす攻撃が有効になりそうです。
スウェーデンのDFは高さと強さがありますが、細かくポジションを入れ替えられると対応が難しくなる可能性があります。日本としては、テンポの速いパス回し、サイドチェンジ、裏への抜け出しを組み合わせることが重要です。
また、相手DFラインの背後を狙う動きも効果的です。スウェーデンの守備陣が前に出てきた瞬間に、スピードのある選手が裏を取ることができれば、決定機につながる可能性があります。
セットプレーでは、スウェーデンの高さを考えると、単純に競り合うよりも、ショートコーナーや低いボール、こぼれ球を狙う工夫が必要になるでしょう。
スウェーデン代表は、2026年ワールドカップのグループFに入りました。同じ組には、日本、オランダ、チュニジアが入っています。
| 国 | 特徴 |
|---|---|
| 日本 | 技術、連動性、スピードのあるチーム |
| オランダ | 欧州屈指の強豪で、攻守にタレントが多い |
| スウェーデン | 大型選手と強力な前線を持つ北欧の強豪 |
| チュニジア | 守備の粘りとフィジカルを武器にする北アフリカの強豪 |
日本にとってスウェーデン戦は、グループ突破を考えるうえで非常に重要な試合になる可能性があります。オランダが本命と見られる場合、日本、スウェーデン、チュニジアの直接対決で勝ち点を取れるかどうかが大きな意味を持ちます。

スウェーデン代表は、グループFで以下の3試合を戦います。日本の読者向けに、日本時間もあわせて記載します。
| 現地日付 | 日本時間 | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月14日 20:00 | 2026年6月15日 11:00 | スウェーデン vs チュニジア | モンテレイ・スタジアム |
| 2026年6月20日 12:00 | 2026年6月21日 2:00 | オランダ vs スウェーデン | ヒューストン・スタジアム |
| 2026年6月25日 18:00 | 2026年6月26日 8:00 | 日本 vs スウェーデン | ダラス・スタジアム |
日本代表との試合は、現地時間2026年6月25日にダラス・スタジアムで行われます。日本時間では6月26日朝8時キックオフとなり、グループF最終戦として大きな注目を集める一戦になります。
スウェーデン代表が日本にとって難しい相手である理由は、単に体格が大きいからではありません。
近年のスウェーデン代表は、前線に個人で局面を打開できる選手を抱えています。イサクは技術と決定力があり、ギェケレシュは力強さと得点力があります。エランガはスピードで相手を押し下げることができます。
つまり、スウェーデンはロングボールやセットプレーだけのチームではなく、前線の個人能力でも勝負できるチームです。日本代表が守備で集中を切らすと、一瞬で失点につながる可能性があります。
また、守備陣もヨーロッパの主要リーグでプレーする選手が多く、簡単には崩れません。日本が勝つためには、ボールを持つだけではなく、相手の守備ブロックをどう崩すか、そしてカウンターをどう防ぐかが重要になります。
今回のスウェーデン代表メンバーを見ると、攻撃陣の豪華さが目立ちます。
イサク、ギェケレシュ、エランガという3人は、いずれも欧州トップクラスのリーグで存在感を示している選手です。さらにベンヤミン・ニーグレン、グスタフ・ニルソン、ケン・セマなど、途中出場で流れを変えられる選手もいます。
中盤では、ルーカス・ベリヴァルやヤシン・アヤリといった若い選手が注目です。特にベリヴァルはトッテナムに所属する将来性の高い選手で、スウェーデン代表の新世代を象徴する存在といえます。
守備陣では、リンデロフ、ヒエン、スタルフェルト、エクダルなど、サイズと経験のある選手がそろっています。日本が空中戦で正面から勝負するよりも、テンポの速い攻撃で相手を動かす展開に持ち込めるかがポイントです。
スウェーデン代表 W杯2026メンバー一覧を見ると、今回のチームは前線の破壊力が非常に高いことが分かります。
アレクサンデル・イサク、ヴィクトル・ギェケレシュ、アンソニー・エランガの3人は、日本代表にとって大きな脅威です。さらに、守備陣にはリンデロフやヒエンのような経験豊富な選手がそろい、セットプレーでも強さを発揮できます。
一方で、日本代表にも、スピード、技術、組織力という強みがあります。スウェーデンの高さやフィジカルに正面から付き合うのではなく、素早いパス回しとサイド攻撃で相手を揺さぶることができれば、日本にも勝機は十分にあります。
2026年ワールドカップの日本対スウェーデンは、グループFの行方を左右する大きな一戦です。日本がスウェーデンの強力な前線を抑え、持ち味の連動性を発揮できるかどうかが、試合の大きなポイントになるでしょう。