2025年のメジャーリーグは、観客動員の面でも非常に注目されるシーズンとなりました。MLB全体の観客動員数は71,409,421人に達し、3年連続で7,000万人を超えました。
近年のMLBでは、ピッチクロックの導入による試合時間の短縮、ポストシーズン争いの盛り上がり、スター選手の活躍、各球場のファン向けサービス強化などが、観客動員を支える要因になっています。
この記事では、2025年レギュラーシーズンのMLBチーム別観客動員数ランキングを、30球団すべてについて紹介します。総観客数だけでなく、1試合平均の観客数もあわせて見ることで、各球団の人気や集客力の違いがより分かりやすくなります。
| 順位 | チーム | 本拠地球場 | 総観客数 | 1試合平均 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ロサンゼルス・ドジャース | ドジャー・スタジアム | 4,012,470人 | 49,537人 |
| 2位 | サンディエゴ・パドレス | ペトコ・パーク | 3,437,201人 | 42,435人 |
| 3位 | ニューヨーク・ヤンキース | ヤンキー・スタジアム | 3,392,659人 | 42,408人 |
| 4位 | フィラデルフィア・フィリーズ | シチズンズ・バンク・パーク | 3,375,457人 | 41,672人 |
| 5位 | ニューヨーク・メッツ | シティ・フィールド | 3,184,570人 | 39,316人 |
| 6位 | シカゴ・カブス | リグレー・フィールド | 3,017,983人 | 37,259人 |
| 7位 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | オラクル・パーク | 2,925,823人 | 36,121人 |
| 8位 | アトランタ・ブレーブス | トゥルイスト・パーク | 2,903,167人 | 35,842人 |
| 9位 | トロント・ブルージェイズ | ロジャース・センター | 2,849,935人 | 35,184人 |
| 10位 | ボストン・レッドソックス | フェンウェイ・パーク | 2,776,496人 | 34,278人 |
| 11位 | ヒューストン・アストロズ | ダイキン・パーク | 2,727,877人 | 33,677人 |
| 12位 | ミルウォーキー・ブルワーズ | アメリカン・ファミリー・フィールド | 2,650,089人 | 32,717人 |
| 13位 | ロサンゼルス・エンゼルス | エンゼル・スタジアム | 2,615,506人 | 32,290人 |
| 14位 | シアトル・マリナーズ | T-モバイル・パーク | 2,538,053人 | 31,334人 |
| 15位 | デトロイト・タイガース | コメリカ・パーク | 2,413,442人 | 29,796人 |
| 16位 | コロラド・ロッキーズ | クアーズ・フィールド | 2,404,613人 | 30,058人 |
| 17位 | テキサス・レンジャーズ | グローブライフ・フィールド | 2,397,071人 | 29,593人 |
| 18位 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | チェイス・フィールド | 2,393,973人 | 29,555人 |
| 19位 | セントルイス・カージナルス | ブッシュ・スタジアム | 2,250,007人 | 27,778人 |
| 20位 | シンシナティ・レッズ | グレート・アメリカン・ボール・パーク | 2,170,963人 | 26,802人 |
| 21位 | クリーブランド・ガーディアンズ | プログレッシブ・フィールド | 2,051,360人 | 25,325人 |
| 22位 | ワシントン・ナショナルズ | ナショナルズ・パーク | 1,916,768人 | 23,664人 |
| 23位 | ボルチモア・オリオールズ | オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ | 1,803,655人 | 22,546人 |
| 24位 | ミネソタ・ツインズ | ターゲット・フィールド | 1,768,728人 | 22,109人 |
| 25位 | カンザスシティ・ロイヤルズ | カウフマン・スタジアム | 1,748,801人 | 21,860人 |
| 26位 | ピッツバーグ・パイレーツ | PNCパーク | 1,525,025人 | 18,827人 |
| 27位 | シカゴ・ホワイトソックス | Rate Field | 1,445,738人 | 18,072人 |
| 28位 | マイアミ・マーリンズ | ローンデポ・パーク | 1,156,777人 | 14,281人 |
| 29位 | タンパベイ・レイズ | ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド | 786,750人 | 9,713人 |
| 30位 | アスレチックス | サター・ヘルス・パーク | 768,464人 | 9,487人 |

2025年のMLB観客動員数ランキングで1位となったのは、ロサンゼルス・ドジャースです。総観客数は4,012,470人で、1試合平均は49,537人に達しました。
ドジャースは以前からMLB屈指の人気球団ですが、2025年はさらに別格の存在感を示しました。大谷翔平選手、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンなどのスター選手を抱え、チーム成績、話題性、国際的な注目度のすべてで高い水準にあります。
ドジャー・スタジアムは収容人数が大きく、ロサンゼルスという巨大市場にあることも強みです。地元ファンだけでなく、観光客や海外からのファンも多く訪れるため、ドジャースの観客動員は毎年安定して高い数字を記録しています。

2位はサンディエゴ・パドレスです。総観客数は3,437,201人で、1試合平均は42,435人でした。
パドレスは近年、MLBの中でも特に観客動員を伸ばしている球団の一つです。ペトコ・パークはダウンタウンに近く、球場の雰囲気も非常に評価が高いスタジアムです。サンディエゴという街の観光地としての魅力もあり、地元ファンだけでなく旅行者にも人気があります。
ダルビッシュ有投手の在籍もあり、日本の野球ファンにとってもなじみのある球団です。チームの補強やスター選手の存在、球場体験の良さが重なり、パドレスは「地方都市の球団」でありながら、MLBトップクラスの集客力を誇っています。

3位はニューヨーク・ヤンキースです。総観客数は3,392,659人、1試合平均は42,408人でした。
ヤンキースはMLBを代表する名門球団であり、世界的な知名度を持つチームです。ニューヨークという巨大市場、長い歴史、ワールドシリーズ優勝回数の多さ、そしてアーロン・ジャッジのようなスター選手の存在が、常に高い観客動員を支えています。
ヤンキー・スタジアムは観光客にも人気があり、ニューヨーク旅行の一部として試合観戦を楽しむ人も少なくありません。地元ファンの熱量に加え、世界中から訪れるファンを取り込める点が、ヤンキースの大きな強みです。

4位はフィラデルフィア・フィリーズです。総観客数は3,375,457人、1試合平均は41,672人でした。
フィリーズは近年、ポストシーズンでの活躍や強力な打線によって、ファンの熱気が非常に高まっている球団です。ブライス・ハーパーをはじめとするスター選手の存在も大きく、シチズンズ・バンク・パークは連日熱い雰囲気に包まれます。
フィラデルフィアはスポーツ熱の高い都市として知られ、野球だけでなくアメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーでも熱心なファン文化があります。その中でもフィリーズは地域に深く根付いた球団であり、好成績と観客動員が結びつきやすいチームです。

5位はニューヨーク・メッツです。総観客数は3,184,570人、1試合平均は39,316人でした。
メッツはヤンキースと同じニューヨークを本拠地とする球団ですが、独自のファン文化を持っています。シティ・フィールドは家族連れにも観戦しやすい球場で、ニューヨーク都市圏の大きな人口を背景に安定した集客力があります。
2025年は観客動員を大きく伸ばした球団の一つで、スター選手への期待やチームへの注目度が数字に表れました。ヤンキースとは違った雰囲気を持つニューヨークの人気球団として、メッツもMLB上位の観客動員を記録しています。

6位はシカゴ・カブスです。総観客数は3,017,983人、1試合平均は37,259人でした。
カブスの大きな魅力は、何といっても本拠地のリグレー・フィールドです。1914年開場の歴史ある球場で、MLBの中でも特に観光価値の高いスタジアムとして知られています。
シカゴは大都市であり、カブスは長年にわたり地元ファンに愛されてきました。チーム成績だけでなく、「リグレー・フィールドで野球を見る」という体験そのものが大きな集客力になっている点が、カブスの特徴です。

7位はサンフランシスコ・ジャイアンツです。総観客数は2,925,823人、1試合平均は36,121人でした。
ジャイアンツの本拠地オラクル・パークは、サンフランシスコ湾に面した美しい球場として有名です。海沿いの景色、開放感のある設計、観光地としての魅力があり、球場そのものが大きな集客要素になっています。
サンフランシスコは観光客も多い都市で、地元ファンに加えて旅行者が試合を観戦するケースもあります。過去のワールドシリーズ制覇によって築かれたファン層も厚く、ジャイアンツは安定した人気を維持しています。

8位はアトランタ・ブレーブスです。総観客数は2,903,167人、1試合平均は35,842人でした。
ブレーブスはアメリカ南東部を代表する人気球団です。アトランタ都市圏だけでなく、周辺地域にも広いファン層を持っていることが特徴です。
トゥルイスト・パークは比較的新しい球場で、周辺の商業エリアと一体化した楽しみ方ができる点も人気です。ロナルド・アクーニャJr.をはじめとするスター選手や、近年の安定した強さも、観客動員を支える大きな要素になっています。

9位はトロント・ブルージェイズです。総観客数は2,849,935人、1試合平均は35,184人でした。
ブルージェイズはカナダ唯一のMLB球団です。そのため、トロント周辺だけでなく、カナダ全体から支持を集める特別な存在です。
ロジャース・センターはトロント中心部にあり、アクセスの良さも集客に貢献しています。カナダの野球ファンにとって、ブルージェイズは単なる地元球団ではなく、国を代表するMLBチームとしての意味を持っています。
10位はボストン・レッドソックスです。総観客数は2,776,496人、1試合平均は34,278人でした。
レッドソックスはMLB屈指の伝統球団で、本拠地フェンウェイ・パークは1912年開場の歴史ある球場です。グリーンモンスターと呼ばれる左翼フェンスは、野球ファンなら一度は見たい名物の一つです。
ボストンはスポーツ文化が非常に強い都市で、レッドソックスは地域の象徴的な存在です。球場の収容人数はドジャー・スタジアムなどに比べると大きくありませんが、それでも観客動員ランキングで上位に入るところに、球団の人気の高さが表れています。

11位はヒューストン・アストロズです。総観客数は2,727,877人、1試合平均は33,677人でした。
アストロズは近年の強豪球団として知られ、ワールドシリーズ制覇やポストシーズン常連のイメージが観客動員を支えています。本拠地のダイキン・パークは屋根付き球場で、暑さの厳しいヒューストンでも快適に観戦しやすい点が特徴です。

12位はミルウォーキー・ブルワーズです。総観客数は2,650,089人、1試合平均は32,717人でした。
ミルウォーキーは市場規模としては大都市球団ほど大きくありませんが、ブルワーズは地域密着型の人気球団です。アメリカン・ファミリー・フィールドは開閉式屋根を備えており、天候に左右されにくい観戦環境も魅力です。

13位はロサンゼルス・エンゼルスです。総観客数は2,615,506人、1試合平均は32,290人でした。
エンゼルスはアナハイムを本拠地とする球団で、ロサンゼルス都市圏の大きな人口を背景に一定の集客力を保っています。マイク・トラウトをはじめとするスター選手の存在も、ファンを球場に呼び込む要素です。

14位はシアトル・マリナーズです。総観客数は2,538,053人、1試合平均は31,334人でした。
マリナーズは日本人選手との縁が深い球団として、日本の野球ファンにもよく知られています。T-モバイル・パークはシアトル中心部にあり、開閉式屋根を備えた観戦しやすい球場です。
イチロー氏の活躍以降、日本人にとっても特別なイメージのある球団であり、国際的なファン層を持つこともマリナーズの特徴です。
15位はデトロイト・タイガースです。総観客数は2,413,442人、1試合平均は29,796人でした。
タイガースは2025年に観客動員を大きく伸ばした球団の一つです。チームの上昇気配やポストシーズン争いへの期待が高まると、観客動員にもはっきりと表れます。
コメリカ・パークはデトロイト中心部にあり、地元ファンに支えられた球場です。長い歴史を持つ球団だけに、チームが強くなると街全体の盛り上がりにつながりやすいのが特徴です。

16位はコロラド・ロッキーズです。総観客数は2,404,613人、1試合平均は30,058人でした。
ロッキーズは成績面では苦戦する年もありますが、本拠地クアーズ・フィールドの人気は非常に高いです。デンバー中心部にあり、開放的な雰囲気と山岳地帯ならではの景色が魅力です。
高地にある球場として、打球が飛びやすいことで知られており、観光客が訪れやすい球場でもあります。

17位はテキサス・レンジャーズです。総観客数は2,397,071人、1試合平均は29,593人でした。
レンジャーズはテキサス州アーリントンを本拠地とする球団です。グローブライフ・フィールドは屋根付きの近代的な球場で、テキサスの暑さの中でも観戦しやすい環境が整っています。
近年のワールドシリーズ制覇によって球団の注目度は高まりましたが、2025年は前年より観客数を落としました。それでも、テキサスの大きな市場を背景に、一定の集客力を維持しています。

18位はアリゾナ・ダイヤモンドバックスです。総観客数は2,393,973人、1試合平均は29,555人でした。
ダイヤモンドバックスはフェニックスを本拠地とし、チェイス・フィールドをホームとしています。アリゾナの暑さを考えると、屋根付き球場であることは大きな強みです。
近年の好成績や若い選手の台頭もあり、2025年の観客動員は高い水準となりました。

19位はセントルイス・カージナルスです。総観客数は2,250,007人、1試合平均は27,778人でした。
カージナルスは長年、MLB屈指の観客動員を誇る人気球団でした。しかし、2025年は以前ほどの順位ではなく、ランキングでは19位となりました。
それでも、セントルイスは野球文化が非常に根強い街です。ブッシュ・スタジアムには熱心なファンが集まり、チームへの愛着は今も強く残っています。成績が回復すれば、再び上位に戻る可能性のある球団です。

20位はシンシナティ・レッズです。総観客数は2,170,963人、1試合平均は26,802人でした。
レッズはアメリカ最古のプロ野球チームの一つとして知られる歴史ある球団です。グレート・アメリカン・ボール・パークはオハイオ川沿いにあり、家族連れにも人気の球場です。
2025年は観客動員を伸ばした球団の一つで、若手選手への期待やチームの将来性がファンの関心を高めました。

21位はクリーブランド・ガーディアンズです。総観客数は2,051,360人、1試合平均は25,325人でした。
ガーディアンズは大都市球団ではありませんが、堅実なチーム作りと地域密着型のファン文化を持っています。プログレッシブ・フィールドはクリーブランド中心部にあり、アクセスしやすい球場です。
観客動員では中位から下位に位置しますが、チーム成績が良い年には地元の盛り上がりが強く表れる球団です。

22位はワシントン・ナショナルズです。総観客数は1,916,768人、1試合平均は23,664人でした。
ナショナルズは首都ワシントンD.C.を本拠地とする球団です。2019年にはワールドシリーズを制覇しましたが、その後は再建期に入っており、観客動員にもその影響が見られます。
ナショナルズ・パークはアクセスしやすく、周辺開発も進んだ球場です。チームが再び上昇すれば、観客数の回復も期待できます。

23位はボルチモア・オリオールズです。総観客数は1,803,655人、1試合平均は22,546人でした。
オリオールズの本拠地は、オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズです。クラシックな雰囲気と近代的な設計を両立させた球場として高く評価されており、MLBの球場デザインに大きな影響を与えました。
チームは若い有望選手を多く抱えていますが、2025年の観客動員は前年から減少しました。成績や期待感が集客に直結しやすい球団の一つです。

24位はミネソタ・ツインズです。総観客数は1,768,728人、1試合平均は22,109人でした。
ツインズはミネアポリスを本拠地とし、ターゲット・フィールドをホームにしています。屋外球場ならではの開放感が魅力ですが、ミネソタの気候条件もあり、季節によって観戦環境に差が出やすい球場です。
地域に根付いた球団ですが、2025年は観客動員では下位寄りの順位となりました。
25位はカンザスシティ・ロイヤルズです。総観客数は1,748,801人、1試合平均は21,860人でした。
ロイヤルズはカウフマン・スタジアムを本拠地とする球団です。噴水のある美しい球場として知られ、家族連れにも親しまれています。
市場規模は大きくありませんが、チームが強くなると街全体が盛り上がるタイプの球団です。2015年のワールドシリーズ制覇の記憶もあり、再び強豪化すれば観客動員の伸びも期待できます。
26位はピッツバーグ・パイレーツです。総観客数は1,525,025人、1試合平均は18,827人でした。
パイレーツの本拠地PNCパークは、MLB屈指の美しい球場として知られています。ピッツバーグの街並みや川を背景にした景観は非常に人気があります。
一方で、観客動員はチーム成績の影響を強く受けています。球場の評価は高いものの、チームが長期的に上位争いに加わることが、観客数回復の鍵となります。

27位はシカゴ・ホワイトソックスです。総観客数は1,445,738人、1試合平均は18,072人でした。
ホワイトソックスはシカゴのサウスサイドを本拠地とする球団です。同じシカゴにはカブスという人気球団があり、都市内での注目度の差も観客動員に影響しています。
チーム成績が低迷すると観客動員も伸びにくく、2025年はMLB全体の中でも下位の順位となりました。
28位はマイアミ・マーリンズです。総観客数は1,156,777人、1試合平均は14,281人でした。
マーリンズはマイアミを本拠地とする球団ですが、観客動員では長年苦戦する傾向があります。ローンデポ・パークは屋根付きの近代的な球場ですが、地元での野球人気を安定して高めることが課題です。
マイアミは多様な文化を持つ都市で、スポーツや娯楽の選択肢も多いため、チームの成績やスター選手の存在が観客動員に大きく影響します。
29位はタンパベイ・レイズです。総観客数は786,750人、1試合平均は9,713人でした。
レイズは限られた予算の中で強いチームを作ることで知られていますが、観客動員では苦戦が続いています。2025年は本拠地事情の影響もあり、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドを使用しました。
チーム作りの上手さと観客動員が必ずしも一致しない点は、レイズを語るうえで重要なポイントです。成績面では評価される一方、球場アクセスや市場規模、スタジアム問題が長年の課題となっています。
30位はアスレチックスです。総観客数は768,464人、1試合平均は9,487人でした。
アスレチックスは2025年からサクラメントのサター・ヘルス・パークを暫定的な本拠地として使用しています。ラスベガス移転を予定している過渡期にあり、球団の置かれた状況が観客動員にも大きく影響しています。
長年の本拠地だったオークランドを離れたことで、ファン離れや地域との関係の変化も避けられませんでした。2025年の観客動員ランキングでは最下位となり、今後の移転計画と新球場構想が大きな注目点となります。
MLBの観客動員数ランキングを見ると、上位球団にはいくつかの共通点があります。
ドジャース、ヤンキース、メッツ、カブス、レッドソックスなど、上位には大都市圏の球団が多く入っています。人口が多い地域では、地元ファンだけでなく観光客も取り込めるため、観客動員で有利になります。
リグレー・フィールド、フェンウェイ・パーク、オラクル・パーク、PNCパークなどは、球場そのものが観光名所のような存在です。チーム成績だけでなく、「その球場で試合を見たい」という需要が観客動員を支えています。
大谷翔平選手、アーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパー、フアン・ソトなど、スター選手の存在はチケット販売に大きな影響を与えます。特に国際的な人気を持つ選手がいる球団は、地元以外からの関心も集めやすくなります。
観客動員は、チームの勝敗やポストシーズン争いとも深く関係します。フィリーズ、パドレス、タイガース、レッズのように、チームへの期待が高まると観客数も伸びやすくなります。
セントルイス、ミルウォーキー、シンシナティ、カンザスシティなどは、大都市ではなくても野球文化が根強い地域です。長い歴史や地元との結びつきが、安定した観客動員を支えています。
2025年の観客動員ランキングで特に注目されるのは、ドジャースが400万人を突破したことです。これはMLB全体でも非常に大きな数字で、球団人気、スター選手、チームの強さがそろった結果といえます。
また、パドレスが2位に入ったことも重要です。ニューヨークやロサンゼルスのような巨大市場ではないにもかかわらず、ペトコ・パークの魅力やチームへの期待感によって、MLB屈指の集客力を示しました。
一方で、カージナルスの順位低下も目立ちます。かつては観客動員上位の常連だった球団ですが、2025年は19位となりました。伝統ある球団でも、成績やチームへの期待感が低下すると、観客動員に影響が出ることが分かります。
下位では、レイズとアスレチックスが100万人を下回りました。レイズは本拠地事情、アスレチックスは移転問題の影響が大きく、球団の置かれた環境が観客動員に強く反映されています。
2025年のMLB観客動員数ランキングでは、ロサンゼルス・ドジャースが4,012,470人で1位となりました。2位はサンディエゴ・パドレス、3位はニューヨーク・ヤンキースで、上位球団はいずれもスター選手、球場の魅力、地域のファン文化を強く持っています。
一方で、観客動員数は単純なチームの強さだけで決まるものではありません。球場の立地、都市の人口、観光需要、チケット価格、スター選手、チームの将来性、本拠地問題など、さまざまな要素が関係します。
MLBの観客動員ランキングを見ると、各球団の人気だけでなく、地域性や球場文化、チーム運営の状況まで見えてきます。2025年はMLB全体として観客動員が好調だったシーズンであり、今後も各球団の集客力の変化に注目が集まりそうです。