SUPER EIGHTのメンバーとして活動する村上信五さん。歌手としてだけでなく、「月曜から夜ふかし」をはじめとするテレビ番組の司会者としても広く知られています。
その経歴は、関西のジュニア時代から始まり、関ジャニ∞としてのCDデビュー、一人舞台の制作、スポーツキャスター、農業関連企業への参画へと広がってきました。
2026年10月5日から始まる情報・報道番組「ニュースto」では、金曜MCを担当することも決定。この記事では、村上信五さんのプロフィールと経歴を、最新の活動を含めて紹介します。
※2026年10月4日時点の情報です。放送開始前の番組については予定として記載しています。
村上さんは大阪府高槻市出身。関西弁を交えたテンポのよい進行や、共演者との率直なやり取りが特徴です。
テレビでは司会者としての姿が目立ちますが、音楽活動や舞台、事業開発などにも取り組んでおり、一つの肩書きでは収まらない経歴を持っています。
村上信五さんは、1996年にオーディションを経て旧ジャニーズ事務所に入りました。1982年生まれのため、芸能活動を始めたのは14歳の頃です。
デビュー前は関西のジュニアとして活動し、舞台やテレビ出演などの経験を積みました。横山裕さんらと活動をともにしたこの時期が、後の関ジャニ∞へとつながっていきます。
2004年のCDデビューまでには約8年の期間がありました。現在の姿からは順調な歩みに見えるかもしれませんが、デビュー前にも長く活動していたことが分かります。
村上さんの経歴を理解するうえでは、全国的に知られるようになってからの仕事だけでなく、関西を拠点に経験を積んだ時期も欠かせません。
2004年、村上さんは関ジャニ∞のメンバーとして「浪花いろは節」でCDデビューしました。関西での活動を足がかりに、全国へと知名度を広げていきます。
関ジャニ∞は、歌やダンスに加えてバンド演奏も行うグループとして活動してきました。音楽活動と並行してバラエティー番組にも出演し、メンバーそれぞれの個性を発揮してきたグループです。
村上さんもグループの一員として音楽活動を続ける一方、個人では司会やトークの仕事を増やしていきました。グループでの経験と個人の活動が、並行して積み重なっていった時期です。
デビュー20周年にあたる2024年2月、関ジャニ∞はグループ名を「SUPER EIGHT」に変更しました。
メンバーは横山裕さん、村上信五さん、丸山隆平さん、安田章大さん、大倉忠義さんの5人です。
個人の仕事が多方面に広がる現在も、村上さんはSUPER EIGHTのメンバーとして活動しています。司会業や事業への参画とともに、グループでの音楽活動も経歴の大きな柱となっています。
村上さんの経歴で特徴的な活動の一つが、一人舞台「If or…」です。2009年に始まったこのシリーズでは、村上さん自身が作・演出・出演を手がけました。
出演者として舞台に立つだけでなく、作品の内容を考え、構成し、観客に届けるところまで担ったことになります。
シリーズは2009年から2018年まで上演され、2020年には「If or…NEO」として一夜限りの生配信公演も行われました。
テレビの司会では共演者の話を受けて番組を進めますが、一人舞台では自ら作品を作り、観客の前に立ちます。村上さんには、こうした創作と実演の両方を経験してきた一面もあります。
2012年に始まった日本テレビ系「月曜から夜ふかし」では、マツコ・デラックスさんとMCを担当しています。
街の人々や身近な話題を取り上げる番組の中で、村上さんとマツコさんの掛け合いは番組の特徴の一つとなりました。
村上さんは進行役として話を整理する一方、自身が共演者から突っ込まれることもあります。司会者として場をまとめながら、やり取りの当事者にもなるところに持ち味が表れています。
グループのファン以外にも、村上信五という名前と人柄が広く知られるようになった代表的な番組といえるでしょう。
2017年には、フジテレビ系「FNS27時間テレビ」でキャプテンを担当。総合司会を務めるビートたけしさんとともに、番組を進める役割を担いました。
この組み合わせは2018年、2019年にも続き、歴史、食、スポーツと異なるテーマを扱いました。
長時間にわたり多くの出演者が登場する大型番組での経験も、村上さんの司会者としての経歴を語るうえで重要です。
村上さんの活動は、バラエティー番組の司会だけにとどまりません。スポーツ番組でも、選手への取材や大会の魅力を伝える仕事に携わってきました。
2021年に開催された東京オリンピックでは、フジテレビ系「東京2020オリンピック」のメインキャスターを担当しました。
続く2022年の北京オリンピックでも、同局系のメインキャスターを務めています。
競技の結果だけでなく、選手が大会までに積み重ねてきた努力や競技にかける思いを伝える仕事は、バラエティーとは異なる役割です。村上さんは、番組のジャンルを広げながら、人の話を聞いて視聴者に届ける経験を重ねてきました。
2018年には、文化放送のラジオ番組「村上信五くんと経済クン」が始まりました。経済やビジネスについてゲストと話す番組で、この仕事が後の事業への参画につながりました。
農業関連企業ノウタスとの接点も、同社の高橋明久さんが番組にゲスト出演したことから生まれています。
番組で知識を得るだけでなく、そこで出会った人との交流が具体的な仕事へと発展した点は、村上さんの経歴の中でも興味深い部分です。
村上さんは2023年、ノウタスに事業開発を担う非常勤社員として参画しました。
同社では、ぶどうブランド「パープルM」の事業責任者として、商品開発やイベント運営に携わっています。
芸能人として広告やイベントに出演するだけでなく、事業を作る側にも関わっていることが特徴です。
2024年6月にはノウタス高槻農園の共同創業に関わり、2025年6月にはノウタスの取締役に就任しました。
同社の経営陣紹介では、企業や研究者とのつながりを生かして、人や地域を結びつける取り組みを進めていると説明されています。
テレビやラジオでの活動を通じて得た経験や人とのつながりを、農業に関わる仕事にも生かしていることが分かります。
2025年4月14日には、幻冬舎から著書「半分論」が発売されました。
仕事で経験した葛藤や挫折などを背景に、自身の考え方や心の持ち方、コミュニケーションについてつづった本です。
芸能活動の出来事を紹介するだけではなく、経験を通じてどのように考えるようになったのかを伝える内容となっています。
テレビや舞台では話し言葉で表現してきた村上さんが、文章を通して自分の思考を伝える活動にも取り組んだことになります。
2026年10月5日から読売テレビ・日本テレビ系で始まる情報・報道番組「ニュースto」では、村上さんが毎週金曜日のMCを担当する予定です。
番組は月曜から金曜の午後1時55分から放送され、メインMCは読売テレビの黒木千晶アナウンサーが務めます。
読売テレビの発表によると、村上さんが報道番組のMCに挑戦するのは初めてです。
バラエティー、スポーツ、経済を扱う番組で経験を積んできた村上さんにとって、報道番組への参加は新しい分野への挑戦となります。
就任にあたっては、情報をさまざまな角度から捉えることや、専門家の力を借りながら視聴者とともに理解を深めていく姿勢を示しています。
2026年10月4日配信のスポニチアネックスは、「ニュースto」の制作発表会見で、村上さんが政界進出の可能性について質問されたと報じています。
村上さんは「今年は1万%ない」と述べ、年内の政界進出を否定しました。
一方で、遠い将来の選択肢まですべて否定する言い方はせず、仮に正式な打診があった場合には、最初にSUPER EIGHTのメンバーに相談する意向を語っています。
ただし、この発言は将来を仮定した質問への回答です。実際に出馬の打診を受けたことや、立候補を決めたことを明かしたものではありません。
今回、新たな仕事として決まっているのは、情報・報道番組のMCです。政界進出に関する話題と、実際の経歴や決定した活動は分けて捉える必要があります。
村上信五さんは、1996年の芸能活動開始から、関ジャニ∞としてのCDデビュー、SUPER EIGHTでの活動へと歩んできました。
その過程で、一人舞台の制作、テレビの司会、スポーツキャスター、農業関連事業、執筆と、仕事の領域を広げています。
特徴的なのは、グループでの活動を続けながら、個人の仕事で得た出会いや経験を次の活動につなげていることです。ラジオ番組から農業関連企業への参画につながった経緯は、その分かりやすい例といえるでしょう。
2026年秋の「ニュースto」への出演は、こうした経歴に新しい一歩を加えるものです。これまでの多様な経験が、報道番組でどのように生かされるのか注目されます。