皆さんは普段、SNSやメッセージでどんな絵文字を使っていますか?
「絵文字」は今や世界共通語(Emoji)として定着していますが、実はその使い方は国によって驚くほど違います。
特にトレンドの発信地であるアメリカでは、日本人が思いもよらないような「裏の意味」や、世代特有のルールが存在します。今回は、知っておくとアメリカの友人との会話がもっと楽しくなる、ディープなアメリカ絵文字事情をたっぷり解説します!
まずは、日本人がよく使う絵文字が、アメリカではどう受け取られているのかを見ていきましょう。
アメリカのTikTokやInstagramのコメント欄で見かける、独特な使い方の絵文字を深掘りします。これらは言葉以上に強いメッセージを持ちます。
アメリカのコミュニケーションにおいて、ハートの絵文字(Heart Emojis)は非常に重要ですが、色の選択には細心の注意が必要です。
❤️(赤色): 家族や恋人、非常に親しい友人への「真剣な愛」。
💙(青色): 信頼や友情。「Bro(兄弟)」のような親しみ。
💛(黄色): 幸福、友情。恋愛感情を抜きにした明るい親愛。
🤍(白色): 純粋さ、お悔やみの気持ち。
✨(キラキラ): 皮肉(Sarcasm)として使われることも。「素晴らしいね(棒読み)」といったニュアンスで言葉を挟む時に使われる、現代特有の使い方があります。
アメリカでも、日本と同様に世代間で絵文字の捉え方が異なります。
親世代(Boomers / Gen X): 絵文字を額面通りに受け取ります。文章を華やかにするための装飾として使います。
若者世代(Gen Z): 絵文字を「文脈」として使います。例えば、あえて絵文字を一切使わない「ピリオドのみの文章」は、非常に怒っているか、シリアスな状況であることを示唆します。
また、最近では**「👁️👄👁️」(It is what it is / 呆然としている様子)や、指先を合わせる「👉👈」**(恥ずかしがっている、おねだりしている様子)など、複数の絵文字を組み合わせて複雑な感情を表すのがトレンドです。
いかがでしたか?
「Emoji」は日本生まれの文化ですが、海を渡ったアメリカで独自の進化を遂げ、現地の若者文化や価値観を反映するツールとなっています。
単なる「絵」として見るのではなく、その背景にある**「アメリカ人のノリ」や「スラングの意味」**を理解することで、SNSやチャットでのやり取りはグッとネイティブに近づきます。
まずは友達のSNS投稿に 「That’s 🔥!(最高!)」 や、驚いた時に 「💀(死ぬほど面白い)」 とコメントすることから始めてみてはいかがでしょうか?