プロ野球・延長戦・何回まで

【2025年】プロ野球の延長戦は何回までか

2025年シーズンのプロ野球、ルールにどんな変更があったか気になりますよね。
今回は、延長戦が「何回まで」行われるのか、そして注目の“タイブレーク制”の導入についてもわかりやすく解説します！
プロ野球観戦をより楽しむためにも、しっかりチェックしておきましょう！

🔁 2025年も延長は「最大12回まで」！

2025年のプロ野球（NPB）公式戦では、延長戦は【12回まで】で打ち切りとなります。
9回で決着がつかない場合は延長戦に入り、12回終了時点で同点の場合は引き分けとなります。

📝ポイント：

• 延長戦は最大12回まで
• 12回終了時点で同点の場合は「引き分け」
• 現時点で試合数や引き分け数による勝率計算の方式に変更なし

このルールは、特にシーズン終盤の優勝争いやCS（クライマックスシリーズ）進出争いで大きな意味を持ちます。引き分けが増えると勝率計算に影響を与えるため、戦略面でも重要な要素となるのです。

また、ファンにとっては「最後まで決着がつく熱い展開」を期待する声も多い一方で、選手の健康や翌日の試合への影響を考えると、12回までという上限があるのは妥当とも言えます。

⏱ タイブレーク制の導入は見送りに

2024年に話題となった「延長タイブレーク制」の導入ですが、2025年シーズンの一軍公式戦では見送りとなりました。

タイブレーク制とは…
延長戦に突入した際、例えば「無死二塁」や「一死満塁」といった状況から攻撃をスタートさせる特別ルールのこと。主に以下のような目的があります：

• 試合時間の短縮
• 選手の身体的負担の軽減
• 興行面での効率化（ナイターの終了時刻の予測がしやすくなる など）

💡NPBと12球団は、将来的な導入を視野に入れていますが、まずは二軍（ファーム）の試合で試験的に導入していく方向性となっています。

ファームでの結果やファン・関係者の反応を踏まえながら、段階的な導入の可否を判断していくと見られています。

🌟 タイブレーク制は今後の焦点に？

MLB（メジャーリーグベースボール）ではすでに延長タイブレーク制が採用されており、日本でも高校野球や社会人野球では導入済み。
そのため、NPBでも将来的には導入される可能性が高いと見られています。

ただし、日本のプロ野球界では「伝統」や「公正性」を重んじる文化が根強く、安易な変更には慎重な姿勢を見せる傾向があります。

タイブレーク制に対しては、

• 「試合が早く終わって観やすくなる」といった肯定的な声と、
• 「野球本来の駆け引きが損なわれる」といった否定的な意見 が共存しており、今後も議論が続くことになりそうです。

2026年以降の動きに注目が集まる中、ファンの声もルール変更に影響を与える可能性があります。SNSやファンミーティングなどでの意見表明も、決して小さな力ではありません。

✅ まとめ：2025年の延長戦ルール

2025年も熱戦が期待されるプロ野球シーズン。延長12回までのルールの中で、どんなドラマが生まれるか楽しみですね！
特に、投手の起用法や終盤の継投策、代打や代走といった駆け引きは、延長戦ならではの見どころです。

今後のルール変更の動向にも注目しながら、今シーズンもプロ野球を存分に楽しみましょう⚾️

🕰️ 日本プロ野球（NPB）の延長戦に関するトリビア

1. 延長の上限回数は時代によって変わっている！

• 昔は無制限だったことも！
• 1951年には26回まで続いた試合（南海 vs 阪急）があり、引き分けになったという記録があります😱
• その後は選手の体調や試合時間の問題もあり、だんだんと制限が設けられるようになりました。
  • 通常時：延長12回まで
  • コロナ禍などの特別措置期間：延長10回または**延長なし（9回打ち切り）**の時期もありました。

2. 最長試合時間は6時間以上！

• 2010年のロッテ vs ソフトバンクのクライマックスシリーズで、延長15回・6時間43分という驚異の試合時間を記録⏳
• 観客も選手も、まさに「体力勝負」だったとか…。

3. 延長戦での”サヨナラ押し出し死球”

• 延長戦でのサヨナラはドラマチックですが、中には「サヨナラ押し出し死球」という、なんとも後味の微妙な勝ち方も…😅
• 珍しいパターンとしては、満塁で死球→押し出し→試合終了というケース。

4. 延長戦の引き分けがペナントレースを左右したことも

• 1986年のセ・リーグでは、巨人と広島が同率首位で並び、最終的に引き分け数の差で広島が優勝。
• このように、引き分けも「負けないこと」として大きな意味を持つことがあります📊

5. MLBと違って延長戦のタイブレーク制度は導入されていない（2024年現在）

• MLBでは2020年以降、延長10回から無死二塁から始まるタイブレーク制を採用中（ランナーは前の回の最後の打者）。
• NPBでは議論はあったものの、まだ導入されていません（ファンからは賛否両論）。