清宮幸太郎の年俸推移
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北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手について、「年俸がどのように上がってきたのか(下がった年はなぜか)」を、できるだけ分かりやすく整理します。
※年俸は、球団公式が“金額を明言しない”ケースもあるため、メディア等で広く共有されている「推定年俸」をベースにしています。
※年俸は基本的にオフ(契約更改)→翌シーズンに適用されます。
年俸推移一覧(2018〜2026)
| 年(シーズン) |
推定年俸 |
前年比 |
メモ(大きな動き) |
| 2018 |
1500万円 |
― |
プロ1年目(ドラフト1位) |
| 2019 |
1800万円 |
+300万円 |
2年目は微増 |
| 2020 |
2000万円 |
+200万円 |
じわり上昇 |
| 2021 |
2200万円 |
+200万円 |
ここまでは小幅増 |
| 2022 |
1700万円 |
-500万円 |
いったんダウン(転機) |
| 2023 |
3300万円 |
+1600万円 |
大幅アップ(復調フェーズ) |
| 2024 |
4400万円 |
+1100万円 |
さらに上昇 |
| 2025 |
8000万円 |
+3600万円 |
大きくジャンプ |
| 2026 |
1億円以上 |
+2000万円以上 |
ついに“大台”へ(※金額は公表形式により幅あり) |
ひと目で分かる:年俸の“山と谷”
年俸推移は、ざっくり 「小幅増 → いったん減額 → 一気に上昇」 という流れが見えます。
- ✅ 2018〜2021:小幅増(1500→2200万円)
若手として期待をかけられつつも、年俸自体は慎重に積み増し。
- ⚠️ 2022:いったん減額(2200→1700万円)
“結果・稼働”が厳しく見られる年は、若手でも普通に下がります。
- 🚀 2023〜2026:上昇期(3300→8000→1億円以上)
ここが最大の見どころ。評価が「期待」から「主力」へ寄っていきます。
なぜ年俸は上下する?(NPBの評価ポイント)
年俸は「人気」だけではなく、球団が評価しやすい要素がいくつかあります。
- 📊 出場数(稼働):どれだけ試合に出たか、レギュラーとして回れたか
- 🧱 打線への貢献度:得点圏での打点、チャンスメイク、長打の量
- 💥 インパクト:本塁打・長打・勝利に直結する打撃
- 🧩 守備・ポジション:起用の幅、ケガの少なさ
- 🏁 チーム内での役割:中心選手か、ローテ的存在か
特に野手は、**「試合に出続ける」+「数字(本塁打/打点/OPSなど)が伸びる」**が揃うと、年俸が跳ねやすくなります。
どの年が“ターニングポイント”だった?(3つに整理)
① 2022年:減額を挟んだ“分岐点”
2022年の年俸は1700万円と、前の年から下がっています。
- 若手でも「1軍での稼働・結果」が十分でない年は、評価が厳しくなりやすい
- ただし、年俸が下がったこと自体が“見切り”というより、 **「ここから上げていくための再スタート」**として扱われることも多いです
② 2023〜2024年:上昇トレンドが固まる
3300万円→4400万円へ。
- ここで「翌年も上がる」という流れができると、 “中心選手候補”から“中心選手”へ評価が移り始めます。
③ 2025〜2026年:主力としての“ドカ上げ”
4400万円→8000万円、そして1億円以上へ。
- 上昇幅が大きい=球団が「今後の主軸」と見ているサインになりやすい
- 「もう若手だから楽観視」ではなく、“チームの勝ち”に直結する存在としての評価が濃くなります
年俸推移を“成績”でざっくり照らし合わせる
清宮選手は、シーズンによって出場数・長打・打点などが大きく動いています。
- 2022:129試合で18本塁打・55打点
- 2024:89試合で15本塁打、打率.300(※規定打席は未到達)
- 2025:138試合で12本塁打・65打点、盗塁8
「試合に出続ける」「打点でチームに貢献する」年が続くほど、 年俸は上がりやすくなります。
この先(2026年以降)の見通し:注目すべきポイント
年俸が“1億円ライン”に乗ると、次に見られやすいのは以下です。
- ⭐ 規定打席到達(1年間フルに出続ける)
- ⭐ 長打率・OPSの上積み(打者としての総合力)
- ⭐ 一塁/三塁など守備の安定(起用が固定される)
- ⭐ ポストシーズンや大一番での活躍(印象と評価が一気に跳ねる)
ここが揃ってくると、次の契約更改で 「大台キープ」だけでなく「さらに上」も見えてきます。
まとめ(年俸推移の結論)
- 清宮幸太郎選手の年俸推移は、 2018〜2021:小幅増 → 2022:減額 → 2023以降:急上昇が大きな流れです。
- 2025年に8000万円へ大きく上がり、 2026年は“1億円以上”と報じられる段階に入りました。
「期待」から「主力」へ。年俸推移そのものが、そう語っているような形です。