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男女平等、都合のいい時だけ?

男女平等・都合のいい時だけ?

男女平等は都合のいい時だけ?と感じる時

~歴史・社会の矛盾を考える~

はじめに

「男女平等」は現代社会において欠かせないテーマです。
教育、職場、政治、家庭など、あらゆる場面で男女間の格差をなくそうという動きが活発化しています。

しかし、その一方で「都合のいいときだけ男女平等が持ち出されているのでは?」と感じる瞬間があるのもまた事実です。
この矛盾は、日本社会だけに限らず、世界的・歴史的に根深い構造として存在している側面があります。

本記事では、そうした「見えにくい男女平等の矛盾」を具体例とともに掘り下げ
改めて真の平等とは何かを考えるきっかけをお届けします。


1️⃣ 世界的・歴史的に見ても「不都合な男女不平等」は存在している

🪖 徴兵制度の矛盾

  • 歴史的に徴兵は男性だけというのが世界的な標準でした。
    戦争時には多くの男性が戦地に送り込まれ、命の危険と隣り合わせの義務を負わされてきたのです。
  • これは「男女不平等」の最たる例のひとつといえるでしょう。
  • 平時には「女性の活躍」が推進される一方で、戦争や災害など緊急時の義務については男性だけがリスクを引き受ける構図が温存されている場合があります。
  • 北欧諸国ではこの矛盾が強く意識され、ノルウェーやスウェーデンでは女性徴兵制度が導入されています。
    平等ならば、権利とともに義務も負うべき」という考えが定着しているのです。
  • 多くの国では依然として男性だけが徴兵対象であり、「男女平等」が徹底されていない実情を示しています。

2️⃣ メディアや社会に潜む「都合のいい平等」

📺 CMなどに見るダブルスタンダード

  • 現代のテレビCMやバラエティ番組では、男性が笑いを取るために「いじられるたり軽視される演出が時折あります。
  • これが女性であれば、即座に「女性蔑視」や「性差別」として炎上するケースもあり、表現の扱いに大きな差が生じています。
  • このように「男性はいじってよし、女性は慎重に」が無意識に共有されており、本来の平等とは程遠い構造が見え隠れします。

3️⃣ 男女の「カースト」化と不平等な扱い

⚖️ 痴漢冤罪と「女性の証言の重み」

  • 司法の現場においても男女間の扱いの差が浮き彫りになる場面があります。
    その代表が痴漢冤罪問題です。
  • 満員電車などで女性が「痴漢された」と主張すれば、その証言が強く信用されやすい風潮があります。
  • しかし男性側は、身の潔白を証明する物的証拠や証人を確保するのが難しいため、不利な立場に置かれがちです。よくある事例としては全く事実無根であるのに女性が証言すると「証言は充分に信頼出来る」と裁判官が言うケース。
  • 冤罪で職を失ったり、精神的に追い詰められるケースも少なくありません。
  • たとえば2000年代に注目された痴漢冤罪事件では、被告男性が10年以上かけて無実を証明した例もありました。
  • このような場合、男性を処罰することにした裁判官達は「弱気もの」(女性の事)を助けたという自分たちの「見事な裁き」に酔いしれるわけです。
  • 真の男女平等を求めるならば、どちらの証言も等しく検証される制度や意識が必要です。

4️⃣ 日本の男女平等ランキングの盲点

💰 家庭における金銭管理の現実

  • 日本は国際男女平等ランキングで下位に位置することが多いです。
    これは政治・経済分野での女性活躍の指標が主に評価基準となっているためです。
  • しかし、実生活においては男性が給与を全額妻に渡し、家計をすべて任せるという家庭が多いのではないでしょうか。
  • こうしたケースでは、女性が家庭内の財政的主導権を握っていることが多く、必ずしも「男女間での権力バランスが劣っている」とは言えない面もあります。
  • 欧米では個別口座や共働き文化が主流であるため、日本の「お小遣い制」文化は独特といえます。
  • にもかかわらず、こうした家庭内のパワーバランスは国際的なランキングでは加味されないのが実情です。

5️⃣ 職業選択における「平等の範囲の恣意性」

🏛️ 花形職業は男女比率が問題視されるが…

  • 政治家、企業幹部、大学教授といった社会的地位や報酬の高い職業では、男女比率の偏りがよく問題視されます。
  • 一方で、建設現場や深夜警備、清掃業といった重労働・危険労働・低賃金労働では、圧倒的に男性が多数派でありながら、男女平等の観点から議論されることはほとんどありません
  • たとえば、熱中症リスクが高い屋外作業や雪かき業務、災害時のインフラ復旧など、体力的に厳しい業務の多くは男性が担っています。
  • こうした現場での男女比の偏りは、「職業における平等」が都合よく一部にしか適用されていない現れといえるでしょう。

女性は男性と同様に能力があると言う主張があり、議員など女性を一定数組み込むという方法があり提案されていますが、それなら飛行機のパイロットや手術の執刀医も男性がほとんどなので、女性の枠を設けて一定数増やしてはどうかといった事も言えます。


まとめ

「男女平等、都合のいい時だけ」という矛盾は、世界的にも、歴史的にも、日本社会の中にも存在しています。

  • 🪖 徴兵の不平等
  • 📺 メディアのダブルスタンダード
  • ⚖️ 司法の偏り(痴漢冤罪など)
  • 💰 家庭における金銭管理の矛盾
  • 🏛️ 職業選択における平等の恣意性

平等とは**「権利」と「義務・責任」をともに背負うこと**に他なりません。
都合の良い部分だけを享受し、不都合な部分は免除されるという構造が残る限り、真の平等は実現しません

今後は、こうした見過ごされがちな矛盾や盲点にも正面から向き合い、よりバランスの取れた公平な社会を築いていくことが求められます

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