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ドジャース(Dodgers)・意味

ドジャース・意味

ドジャース(Dodgers)・意味

 LA ドジャース (Dodgers)の意味と球団名の由来

ドジャース(Dodgers)の名前は有名ですが、少々変わった、Dodgers あるいはDodger という言葉は他では全く聞かない名前ですよね。 一体ドジャーズとはどういう意味でしょうか。

ブルックリンの路面電車と「ドジャー」という名の始まり

ロスアンゼルス・ドジャース、それはメジャーリーグベースボール(MLB)の中でも特に名高いチームの一つですが、その名前に隠された歴史は、20世紀初頭の ニューヨーク、ブルックリンまで遡ります。

ドジャースは元々はブルックリンにあったチームです。

この時代のブルックリンは、路面電車が縦横無尽に走っている地域でした。そのため、住民は日常的に路面電車を機敏に避ける技術を身につけており、「trolley dodgers(トロリー・ドジャー)」と呼ばれるようになりました。

Dodgeは「よける」、「かわす」と言う動詞ですのでDodgerは「よける者」と言う意味になります。

こうした背景が、ブルックリン・ドジャースという名前の起源となったのです。

DodgersのDodge(動詞)は「よける」、「かわす」とういう意味で ドッジボールのドッジと同じと覚えておくとよいでしょう。

なお、日本のマスコミは全て「ドジャース」と表記していますが、Dodgers の最後のsは「ス」ではなく「ズ」と発音されます。

ブルックリンからロスアンゼルスへ

ドジャースタジアム

1958年、チームは東海岸のブルックリンから西海岸のロスアンゼルスへと移転しました。しかし、この移転に際しても、チーム名は「ドジャース」としてそのまま維持されました。ロスアンゼルス・ドジャースとしての新たな歴史が始まりましたが、その名前はブルックリン時代の記憶と地域のアイデンティティを今に伝えています。

チームの象徴としての名前

ロスアンゼルス・ドジャースの名前は、単なる歴史的な遺産以上の意味を持っています。それは、変化に適応し、困難を乗り越える精神の象徴として、ファンや選手たちに愛されています。長い歴史の中で、多くの伝説的な選手たちがこのチームでプレイし、数々の栄光を手にしました。今日、ドジャースという名前は、勝利と卓越性のシンボルとして、野球ファンの心に刻まれています。

ロスアンゼルス・ドジャースの名前は、単に地理的な背景以上の深い歴史と文化的な意味を持ちます。この名前は、チームがその根を持つブルックリンのコミュニティとの繋がりを示すとともに、変化と成長の物語を物語っています。今後も、この名前は数多くの野球ファンにとって特別なものとして残り続けるでしょう

過去にドジャースに入団した日本人選手

ロスアンゼルス・ドジャースは、過去に複数の日本人選手を迎え入れています。ここでは、主要な日本人選手のリストを紹介します。なお、2023年11月時点での情報ですので、その後の入団情報については確認が必要です。

  1. 野茂英雄(Hideo Nomo) – 1995年にドジャースでメジャーデビューを果たした野茂は、日本人選手として初めてメジャーリーグに挑戦した選手です。彼の活躍は「ノモ旋風」として知られ、後の多くの日本人選手にメジャーリーグへの道を開きました。
  2. 石井一久(Kazuhisa Ishii) – 2002年から2004年までドジャースでプレイし、その後もMLBで活躍しました。
  3. 高橋尚成(Takashi Saito) – 2006年から2008年までドジャースでクローザーとして活躍し、オールスターにも選ばれました。
  4. 岩隈久志(Hisashi Iwakuma) – 岩隈選手はドジャースと契約に近づいたことがありますが、最終的にシアトル・マリナーズでプレイしました。
  5. 黒田博樹(Hiroki Kuroda) – 黒田選手は2008年から2011年までドジャースでプレイし、堅実なピッチングでチームの先発ローテーションを支えました。
  6. 前田健太(Kenta Maeda) – 2016年から2019年までドジャースでプレイし、先発投手として重要な役割を果たしました。
  7. 筒香嘉智(Yoshitomo Tsutsugo) – 短期間ですが、2021年にドジャースでプレイしました。

この他にも、マイナーリーグやトレーニングキャンプに参加した日本人選手がいますが、上記の選手が主なメジャーリーグでの活躍を見せた選手たちです。

ドジャースにまつわる話・トリビア

ロサンゼルス・ドジャースに関する面白い話はたくさんありますが、いくつかピックアップして紹介します。

  1. ジャッキー・ロビンソンの歴史的デビュー:1947年、ジャッキー・ロビンソンはブルックリン・ドジャースでプレイし、メジャーリーグにおける人種障壁を破る歴史的なデビューを果たしました。彼はアフリカ系アメリカ人として初めてメジャーリーグでプレイした選手であり、彼の登場はスポーツ界だけでなく、アメリカ社会全体に大きな影響を与えました。
  2. ヴィン・スカリーの長期にわたる実況:ヴィン・スカリーは、1950年から2016年までの67シーズンにわたり、ドジャースのゲームを実況し続けた伝説的なアナウンサーです。彼の独特の声と物語りのスタイルは、ドジャースのファンにとっては象徴的な存在でした。
  3. サンディー・コーファックスの完全試合:1965年9月9日、サンディー・コーファックスは完全試合を達成しました。彼はその試合で14人を三振に取り、野球史上でも最も記憶に残るピッチングの一つとされています。
  4. 「カーク・ギブソンのホームラン」:1988年のワールドシリーズで、カーク・ギブソンは足を負傷していながらも代打で登場し、劇的なホームランを打ちました。このホームランはドジャースの勝利につながり、スポーツ史に残る瞬間となりました。
  5. ドジャースタジアムの歴史:ドジャースタジアムは1962年に開場し、メジャーリーグで3番目に古い球場です。その長い歴史の中で、多くの記憶に残るゲームやイベントが開催されてきました。

これらのエピソードは、ロサンゼルス・ドジャースがただの野球チーム以上のものであることを示しています。彼らはスポーツ、文化、歴史の交差点に立つ象徴的な存在となっています。

 

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