~日本のリーダーについて知ろう!~
こんにちは!
ニュースでよく聞く「総理大臣(そうりだいじん)」という言葉。
「〇〇総理大臣が演説しました」とか、「総理大臣が外国を訪問しました」とか言われることがありますね。
でも、総理大臣って、いったいどんなお仕事をしている人なのでしょう?
今日は、総理大臣について、やさしく、ていねいにお話しします😊
総理大臣は、**日本の一番えらい政治家(せいじか)**です。
政治家というのは、「国のルールやお金の使い方を決める人たち」のことですね。
みなさんが学校でいう「校長先生」や「生徒会長」のように、国全体のまとめ役をするのが、総理大臣なのです。
「一番えらい人」というと、「天皇(てんのう)さま?」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、日本には天皇陛下(てんのうへいか)というとても大切な存在がありますが、
天皇さまは政治(せいじ)をしません。
実際に国の運営(うんえい)をして、決まりごとを作ったり、外国との話し合いをしたりするのは「内閣(ないかく)」というグループで、
そのリーダーが「内閣総理大臣(ないかくそうりだいじん)」、つまり総理大臣なのです。
「ぼくも将来、総理大臣になりたい!」と思ったあなたへ。
総理大臣は、すぐにはなれません。
まず、次のようなステップが必要です。
つまり、みんなの選挙でえらばれた国会議員の中から、代表として選ばれるんですね!
総理大臣は、いろいろなお仕事をしています。たとえば――
おしごと | なにをするの? |
---|---|
🏛 内閣のリーダー | 大臣たち(けいざい大臣、防衛大臣など)をまとめる |
📜 法律をつくる | 国会で新しいルールを考える |
🌍 外国とのやりとり | 外国のリーダーと話し合いをする(外交) |
🆘 災害や事件の対応 | 地震・台風などのときに、国全体を指示する |
💬 国民への説明 | 会見や演説で、国の考えを伝える |
とても大変で、でもとても大事なお仕事ですね✨
総理大臣はひとりではすべてを決められません。
まわりには、たくさんの人がいて、いっしょに国を動かしています。
国によって名前はちがいますが、似たような役目をする人は世界中にいます。
アメリカでは大統領が国のリーダーですが、日本では総理大臣がその役わりをしています。
総理大臣のしごと場所は「首相官邸(しゅしょうかんてい)」といいます。
東京都の千代田区にある大きな建物です。
おとなりには「国会議事堂(こっかいぎじどう)」という、国会が開かれる場所もあります。
ときどき、首相官邸から中継(ちゅうけい)されて会見をしている様子がテレビでうつりますね📺
総理大臣は、国を動かすとても大切なおしごとです。
たくさんの人のくらしをよくするために、一生けんめいに働いています。
もし、「ぼくも」「わたしも」日本のために何かしたいなと思ったら、
まずはニュースを見たり、まわりの大人とお話ししたりして、国のことに興味をもってみてくださいね😊