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海のゴミ問題・小学生にできること

海のゴミ問題・小学生にできること

こんにちは!
みなさんは海が好きですか?広くて青くて、波の音が心地よくて、お魚やカメたちがすんでいる場所。海はとっても素敵な場所ですよね。

でも、今その海が「ゴミ」のことでとても困っています。ゴミが増えると、海の生き物たちが苦しんでしまったり、わたしたち人間の生活にも悪い影響が出たりします。

今日は、そんな 「海のゴミ問題」 について、小学生のみなさんにもわかりやすくお話ししながら、「わたしたちにできること」 をいっしょに考えてみたいと思います。


1. 海のゴミって、どこから来るの?

海にあるゴミは、最初から海に捨てられたわけではないものが多いんです。では、どこから来るのでしょうか?

街から流れてくるゴミ

みなさんが住んでいる町の道ばたに落ちているゴミ。これが雨で流されて、川に入り、そのまま海にたどりつくことがあります。

たとえば:

  • ビニール袋
  • ペットボトル
  • お菓子の袋
  • ストロー

などです。


船から落ちるゴミ

海の上を走る船から、まちがえて物が落ちてしまうこともあります。荷物を運ぶときにこぼれたり、ゴミをきちんと処理できなかったりすることも原因です。


海辺で出るゴミ

海水浴や釣りなど、海で遊ぶときに人が落としていくゴミもたくさんあります。ほんの少しのゴミでも、たくさんの人が出すと、大きな問題になります。


2.海のゴミで困っていること

海のゴミは、見た目が汚くなるだけではありません。いろいろな問題を引き起こしています。


生き物がゴミを食べてしまう

海の生き物たちは、ビニール袋や小さなプラスチックのかけらを食べ物だとまちがえて食べてしまいます。

たとえば:

  • ウミガメがビニール袋をクラゲだと思って食べてしまう
  • 魚がプラスチックのかけらを飲みこんでしまう

おなかの中にゴミが入ると、苦しくなったり、命を落としてしまうこともあります。


ゴミにからまる

ビニールや、魚をつるときに使う糸などが、海の生き物の体にからまってしまうことがあります。動けなくなったり、けがをしたりしてしまうのです。


人間の健康にも影響がある

海のゴミの中には、小さくなって目に見えないくらいの「マイクロプラスチック」もあります。小さな魚がそれを食べ、その魚を人間が食べることで、体の中に入ってしまうことが心配されています。


景色が悪くなる

きれいな海にゴミが浮いていたり、砂浜にゴミが落ちていたりすると、景色が台無しになってしまいます。観光で訪れる人も減ってしまうかもしれません。


3. 世界が取り組む海のゴミ対策

このままでは海が大変!ということで、世界中の人たちが海を守るためにがんばっています。


プラスチックをへらす動き

たとえば

  • お店でレジ袋を有料にする
  • ストローを紙製に変える
  • リサイクルしやすい商品を作る

など、いろいろな国やお店がプラスチックをへらす努力をしています。


ゴミ拾い活動

世界中の人たちが協力して、海や川のゴミ拾いをしています。多いときは1日に何トンものゴミが集まることもあります。


調査を続けている

研究者の人たちは、海のゴミがどれくらいあるか、どこから流れてきているかを調べています。それをもとに、新しい解決策を考えています。


ここまでで、海にどんなゴミがあるか、そしてゴミによってどんな問題が起きているかがわかりましたね!


4. 小学生にできることはなに?

「海のゴミ問題」は、とても大きな問題だけど、小学生のみなさんにもできることはたくさんあります。今日はその中から、すぐに始められることを紹介します。


① ポイ捨てをしない

いちばん大事なのは、ゴミをポイッと道に捨てないことです。たったひとつのゴミでも、雨に流されて海にたどりつくかもしれません。

もしゴミを見つけたら、自分で拾うこともすばらしいことです。でも、安全に気をつけて、ガラスのかけらや危ないものは触らず、大人の人に伝えましょう。


② マイバッグやマイボトルを使う

お買い物に行くときは、ビニール袋をもらわずに マイバッグ を使いましょう。また、ペットボトルの飲み物を買わずに、家から 水筒 を持っていくことも大事です。

これだけで、プラスチックのゴミをへらすことができます。


③ ものを大切に使う

すぐに捨ててしまうのではなく、物を長く使うこともゴミをへらす方法です。

  • ノートを最後のページまで使う
  • おもちゃを壊さず大事に使う
  • まだ使えるものを友だちと交換する

こんなことも立派なゴミ対策です。


④ ゴミの分別をしっかりする

ゴミは正しく分けて出しましょう。プラスチックや缶、ビンなど、分別することでリサイクルが進みます。

家の人や学校の先生に、分け方を教えてもらうのも大切です。


⑤ 家族やお友だちに話す

今日学んだことを、家族やお友だちに話してみましょう。

「海にゴミが増えると困るんだって」
「ゴミをへらすために、マイバッグを使おうよ!」

みんなが知ることで、海を守る力はもっと大きくなります。


⑥ 海や川をきれいにする活動に参加する

学校や地域でゴミ拾いをする機会があれば、ぜひ参加してみましょう。海に行けなくても、川や公園のゴミを拾うことも、海を守ることにつながります。


5. 未来のきれいな海のために

ここまで「海のゴミ問題」について、そして小学生にもできることについて学んできました。最後に、これからの未来に向けて大事なことをお話しします。


知ることは、守ることにつながる

海を守るためには、まず「知ること」がとても大切です。海がどんなことで困っているかを知ることで、自分にできることが見えてきます。


小さな行動が大きな力に

「自分ひとりがやっても意味がないかも」と思うかもしれません。でも、1人の行動が2人、3人と広がっていけば、大きな力になります。


海の美しさを未来へ

わたしたちは、きれいな海を未来の子どもたちに残すために、今から行動する必要があります。

お魚が元気に泳ぎ、波の音がやさしく聞こえる、そんな海をずっと守りたいですよね。


おわりに

海は、わたしたちにとって大切な場所です。きれいな景色を見せてくれたり、たくさんの生き物を育ててくれたり、わたしたちの生活を支えてくれています。

そんな海がゴミで苦しんでいるなんて、とても悲しいことです。でも、小学生のみなさんにもできることはたくさんあります。今日学んだことを、ぜひ家族やお友だちに話してみてください。そして、できることから少しずつ始めてみましょう。

未来のきれいな海を守るヒーローは、きっとみなさんです!


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