愛知・名古屋アジア大会の報道で名前を目にする大参孝彰(おおみ・たかあき)氏。大会運営について説明する姿から、どのような経歴の人物なのか気になった方もいるでしょう。
大参氏は、愛知県の観光振興課長やジブリパーク推進課長を務め、現在は公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の事務局次長として活動しています。
この記事では、行政の公開資料と報道で確認できる経歴を時系列で紹介し、組織委員会での立場や学歴などの公表状況を整理します。
情報確認日:2026年9月28日。年表は各資料で在職を確認できる時点を示したもので、すべての就任日・退任日を確定するものではありません。
大参孝彰氏の名前は、「おおみ・たかあき」と読みます。愛知県が公表した2023年5月の会議資料には、氏名にふりがなが付されています。
| 氏名 | 大参 孝彰 |
|---|---|
| 読み方 | おおみ・たかあき |
| 現在の所属 | 公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会 |
| 現在の役職 | 事務局次長 |
| 確認できる過去の役職 | 愛知県観光コンベンション局観光振興課長、愛知県政策企画局ジブリパーク推進課長 |
大参氏の役職は「事務局次長」です。「アジア大会組織委員長」という肩書ではありません。
大会組織委員会の会長は愛知県知事の大村秀章氏です。組織を代表する会長と、事務局で大会の準備・運営に携わる大参氏は、立場が異なります。
公開資料から確認できる主な経歴は、次のとおりです。
| 確認できる時期 | 役職・活動 | 確認資料 |
|---|---|---|
| 2023年5月 | 愛知県観光コンベンション局 観光振興課長 | 次期愛知県観光振興基本計画(仮称)検討委員会の議事録 |
| 2024年11月 | 愛知県政策企画局 ジブリパーク推進課長 | 2024年11月18日現在の愛知県幹部職員一覧 |
| 2025年度 | 愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会 事務局次長として掲載 | 2025年3月公表の2025年度執務体制資料 |
| 2026年9月 | 同組織委員会事務局次長として大会運営について説明 | 大会期間中の記者会見・取材に関する報道 |
2023年5月10日に開かれた「次期愛知県観光振興基本計画(仮称)検討委員会 第1回全体会合」の議事録では、大参氏は観光コンベンション局観光振興課長として事務局の出席者に記載されています。
この会合は、愛知県の観光政策の方向性を検討するものです。大参氏が、大会組織委員会で活動する以前に、県の観光行政に携わっていたことが分かります。
愛知県の2024年11月18日現在の幹部職員一覧では、大参氏は政策企画局ジブリパーク推進課長として掲載されています。
また、県の「令和6年度管理事業評価調書」でも、ジブリパーク推進事業の評価責任者として氏名が記されています。同事業は、愛・地球博記念公園に整備したジブリパークを活用し、公園の魅力と価値を高めていくことを目的としています。
この時期には、観光施設に関わる県の事業を担当する管理職の立場にあったことが確認できます。
2025年3月に公表された組織委員会の資料には、2025年4月1日を想定した執務体制が示されており、大参氏の名前が事務局次長として掲載されています。
同資料では複数の事務局次長が配置されています。大参氏は、さまざまな分野に分かれて大会準備を進める事務局の幹部の一人と位置付けられます。
2026年9月の大会期間中には、大参氏が組織委員会事務局次長として、運営上の問題について報道陣に説明しています。
9月23日の東海テレビの報道では、男子ホッケーで韓国の国歌を流すべき場面に北朝鮮の国歌が流れた問題について、大参氏が原因を説明し、謝罪したと伝えられています。再発防止策として、その日に使用しない国歌のデータを端末に入れないことや、音源を二重に確認することなどを説明しました。
選手の送迎バスの遅延についても説明しており、大会運営の状況や改善策を対外的に伝える場面で、その名前が報じられています。
なお、こうした報道は大参氏が説明を担当していることを示すものであり、個々のトラブルの直接の担当者や発生責任を、これだけで特定できるものではありません。
確認した行政の公開資料や報道では、大参氏の出身大学・高校、生年月日、年齢、出身地を確定できる情報は見つかりませんでした。愛知県への入庁年や若手時代からの詳しい職歴についても、確認できていません。
そのため、学歴や年齢を推測してプロフィールに加えることは避け、本記事では裏付けのある役職と活動を中心に紹介しています。
大参孝彰氏は、愛知県の観光振興課長、ジブリパーク推進課長としての経歴が確認でき、現在は愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の事務局次長を務めています。
経歴の特徴は、県の観光行政やジブリパーク関連事業を経て、国際スポーツ大会の事務局幹部として活動していることです。大会報道を見る際には、会長の大村秀章氏とは異なる「事務局次長」という立場を押さえておくと、役割を理解しやすくなります。