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iPhone・アメリカでの価格

iPhoneはアメリカでいくら?

最新価格と日本との価格差を解説

iPhoneはアメリカ企業であるAppleの製品であるため、「日本よりもアメリカで買ったほうが安いのではないか」と考える人も多いでしょう。

実際に、Appleのアメリカ公式サイトに掲載されている価格だけを見ると、日本より安く感じられるモデルがあります。しかし、アメリカでは表示価格に売上税が含まれていないことが多く、購入する州や都市によって最終的な支払額が変わります。

さらに、為替レート、クレジットカードの海外事務手数料、eSIMへの対応、日本に持ち帰る際の税関手続きなども確認しなければなりません。

この記事では、2026年7月時点のアメリカにおけるiPhoneの価格と、日本で購入する場合との違いを分かりやすく解説します。

アメリカにおけるiPhoneの価格一覧

Appleのアメリカ公式サイトで販売されている主なiPhoneの価格は、次のとおりです。

モデル ストレージ アメリカ価格 円換算の目安
iPhone 17e 256GB 599ドルから 約9万7,000円
iPhone 17 256GB 799ドルから 約13万円
iPhone Air 256GB 999ドルから 約16万2,000円
iPhone 17 Pro 256GB 1,099ドルから 約17万9,000円
iPhone 17 Pro Max 256GB 1,199ドルから 約19万5,000円

 

上記の円換算額は、1ドル約162.5円として計算した概算です。アメリカの売上税やクレジットカード会社の海外事務手数料は含まれていません。Appleが案内している価格では、iPhone 17eが599ドルから、iPhone 17が799ドルから、iPhone Airが999ドルから、iPhone 17 Proが1,099ドルから、iPhone 17 Pro Maxが1,199ドルからとなっています。

iPhone 17の799ドルには条件がある

アメリカのApple公式サイトでiPhone 17を見ると、「799ドルから」と表示されることがあります。

ただし、この価格にはアメリカの対象通信会社へ接続することを条件とした30ドルの割引が含まれています。購入時に通信会社を選ばず、「Connect to any carrier later」、つまり後から通信会社へ接続する方法を選ぶと、価格は829ドルになります。

日本へ持ち帰って利用する目的でSIMフリー版を購入する場合は、広告に大きく表示された799ドルではなく、829ドルが実際の比較対象になる可能性があります。

アメリカのiPhone価格には売上税が含まれていない

日本のApple Storeで表示される価格には、原則として消費税が含まれています。一方、アメリカでは、商品ページに表示されている価格に州や自治体の売上税が含まれていないのが一般的です。

そのため、799ドルと表示されているiPhoneを購入しても、レジやオンライン決済の段階で税金が追加されます。

売上税が8%だった場合の計算例

iPhone 17を799ドルで購入できるケースを、1ドル約162.5円で計算すると、税抜き価格は約12万9,800円です。

ところが、売上税が8%の地域では支払額が約863ドルとなり、円換算では約14万200円になります。日本におけるiPhone 17の価格は14万2,800円からなので、税金を含めると価格差はかなり小さくなります。

さらに、クレジットカード会社の海外事務手数料や為替レートの変動を加えると、アメリカで買うほうが必ず安いとは限りません。

Proモデルは日本のほうが安くなる場合もある

iPhone 17 Proのアメリカ価格は1,099ドルからです。税抜きの円換算では約17万8,600円ですが、売上税が8%の場合は約19万2,900円になります。

日本のiPhone 17 Proは17万9,800円からなので、売上税を含めると、アメリカで購入するほうが高くなる計算です。

アメリカ価格を比較するときは、ドル表示を単純に円へ換算するのではなく、購入地の売上税を加えた最終価格で判断することが大切です。

iPhoneを安く買いやすいアメリカの州

アメリカでは州によって税制度が異なります。州全体として一般的な売上税を課していない州として、次の5州が知られています。

  • オレゴン州
  • デラウェア州
  • ニューハンプシャー州
  • モンタナ州
  • アラスカ州

ただし、アラスカ州では自治体が独自の売上税を課すことがあります。モンタナ州などでも、地域や宿泊施設、特定の商品・サービスに別の税金が設定される場合があります。

オレゴン州には一般的な州売上税がないため、ポートランドなどでiPhoneを購入すると、表示価格に近い金額で買える可能性があります。

ただし、税金を節約するためだけに遠方の州へ移動すると、交通費や宿泊費のほうが高くなることもあります。旅行や出張の予定とあわせて判断する必要があります。

アメリカ版iPhoneを日本で使う際の注意点

アメリカ版は物理SIMカードを使用できない

アメリカで販売される近年のiPhoneは、物理的なSIMカードスロットを備えておらず、eSIM専用となっています。

アメリカおよびプエルトリコで販売されるiPhone 16シリーズ、iPhone 17e、iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 Proシリーズは、物理SIMカードを挿入できません。日本で利用する通信会社がeSIMに対応しているか、購入前に確認する必要があります。

現在使用している電話番号を物理SIMからeSIMへ変更する場合は、通信会社で切り替え手続きが必要になることがあります。

SIMフリーかどうかを確認する

Appleから一括払いで直接購入したiPhoneは、通常は特定の通信会社に固定されていないSIMフリー端末です。

一方、アメリカの通信会社を通じて分割払いで購入した端末は、代金を完済するまでSIMロックが設定される場合があります。日本で使うことを前提にするなら、Apple Storeで「Connect to any carrier later」を選び、一括購入する方法が分かりやすいでしょう。

保証や修理を日本で受けられない場合がある

Apple製品には通常1年間の限定保証がありますが、海外で購入したiPhoneについて、日本国内で購入した製品とまったく同じ条件で修理や交換を受けられるとは限りません。

Appleは、修理方法、交換部品、修理にかかる期間などが国によって異なる可能性があると案内しています。海外での修理対応が必要になった場合、送料、取扱手数料、関税などを購入者が負担するケースもあります。

日本国内での保証や修理の受けやすさを重視する場合は、日本のApple Storeや正規販売店で購入するほうが安心です。

アメリカで購入したiPhoneを日本へ持ち帰る場合

海外旅行者が日本へ持ち帰る品物には免税範囲があります。衣類や化粧品、電子機器などの「その他の品物」は、海外で購入した品物の合計額が20万円までであれば、一定の条件のもとで免税となります。

ただし、1個で20万円を超える品物は、その品物の金額全体が免税対象外になります。また、iPhone以外に購入した商品がある場合は、それらも合計して判断されます。

iPhone 17 Pro Maxは、為替やアメリカの売上税によっては日本円で20万円前後になる可能性があります。購入時のレシートを保管し、免税範囲を超える場合は日本入国時に税関へ申告することが大切です。

旅行者の携帯品に課税される場合、一般的には海外での購入価格をそのまま課税価格とするのではなく、購入価格の60%を基準として計算されることがあります。

アメリカでiPhoneを買うメリット

  • 売上税のない州では、表示価格に近い金額で購入できる
  • 為替が円高の時期には、日本より安くなる可能性がある
  • 日本で未発売の仕様や容量を選べる場合がある
  • 旅行や出張中にApple Storeで直接購入できる

アメリカでiPhoneを買うデメリット

  • 州や都市によって売上税が加算される
  • 円安の時期には割安感が小さくなる
  • クレジットカードの海外事務手数料がかかる
  • アメリカ版はeSIM専用で、物理SIMを使用できない
  • 日本での保証や修理に制限が生じる可能性がある
  • 帰国時に税関申告が必要になる場合がある

アメリカと日本のどちらで買うべきか

アメリカのiPhoneは、税抜きの表示価格だけを見ると日本より安く感じられます。しかし、現在のように円安が進んでいる状況では、売上税や海外事務手数料を加えると、日本との価格差は小さくなります。

特にProモデルでは、売上税の高い地域で購入すると、日本のApple Storeで買うより高くなる可能性があります。

一方、オレゴン州など売上税のない地域を訪れる予定があり、eSIMの利用や海外購入品の保証に問題がなければ、アメリカでの購入に価格面のメリットが生じることもあります。

まとめ

アメリカにおけるiPhoneの価格は、iPhone 17eが599ドルから、iPhone 17が799ドルから、iPhone 17 Proが1,099ドルからです。

ただし、アメリカの価格は基本的に売上税を含まないため、表示価格だけで日本より安いと判断することはできません。購入する州の税率、為替レート、カード手数料を含めた最終的な支払額を比較する必要があります。

また、アメリカ版iPhoneはeSIM専用であること、日本での保証や修理に制限が生じる可能性があること、帰国時には20万円の免税範囲を確認することも重要です。

価格だけでなく、通信環境やアフターサービスまで含めて考えると、多くの人にとっては日本で購入するほうが手続きが簡単で安心です。アメリカで購入する場合は、税金を含む最終価格を計算したうえで判断しましょう。

※価格および為替換算は2026年7月19日時点の情報をもとにしています。

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