2023年のWBCで、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)は日本代表(侍ジャパン)の“ムードメーカー”として大きな話題になりました。
だからこそ、2026年WBCで名前が見当たらないと「ヌートバーはなぜWBCに出ないの?」と疑問が出るのは自然です。
結論から言うと、2026年WBCでヌートバーが代表に入っていない最大の理由は、オフに受けた“両かかと(両足)の手術”によるコンディション不安と復帰時期の不透明さです。さらに、代表側の編成事情(外野の枠・役割・代替候補の充実)も重なりました。
侍ジャパンは2026年WBCに向けて段階的にメンバーを発表し、2月上旬の時点で最終的な30人枠が固まった形になっています。
その一覧に、ヌートバーの名前はありません。
ヌートバーは2025年10月に両かかとの手術を受けています。報道では、ハグランド変形(かかとの後ろ側の骨の突出)を削る処置で、痛みや炎症の原因になっていた部分を改善する目的とされています。
ポイントはここです。
WBCは短期決戦で、開幕からいきなり“実戦の強度”が高い大会です。 直前まで状態が読めない選手を入れるより、確実に動ける選手を優先するのは、代表編成としてはかなり現実的な判断になります。
2026年WBCは3月上旬〜中旬の開催です。
ヌートバーは打撃・送球などの練習は進めていると報じられていますが、 外野守備に必要な要素は「走る量」「切り返し」「急停止」「ジャンプ」「スライディング」など負荷が高いものが多く、 かかと手術明けの選手にとっては、
といった二次被害も起きやすい局面です。
つまり、 「出られるかもしれない」より「出して大丈夫か」の方が重いタイミングがWBCの開催時期だ、ということです。
2026年の侍ジャパンは、外野に
を揃えやすい状況です。
ヌートバーは
という“WBC向き”の強みがありますが、 **「同じ役割を担える選手が国内外に増えた」**ことで、 “コンディションが万全でないヌートバーをあえて入れる必然性”が弱まった面もあります。
WBCはMLBが絡む公式大会ですが、それでも現実には
が、出場判断に大きく影響します。
ヌートバーの場合、2026年は **“健康なら開幕右翼の本命”**と見られている一方で、 開幕に間に合うかが揺れているとも報じられており、 球団がWBC参加に慎重になる条件が揃っていました。
このテーマで一番混同が起きやすいのが、ここです。
外から見ると同じ「出ない」に見えますが、意味は違います。
現時点で整理すると、報道ベースでは
という構図です。
一般的に、術後の選手は 「本人は出たい気持ちがあっても、球団・代表が“止める”」 「代表は“保険”をかけて別の健康な選手を入れる」 という判断が起こりやすく、 “辞退か落選か”はグレーに見えやすいのが実情です。
2023年のヌートバーは、数字以上に
といった部分で、チームにプラスをもたらしました。
WBCは短期決戦で、 “ちょっとした1プレー”や“ベンチの空気”が勝敗に直結することも多いので、 ヌートバーのようなタイプが外れると、ファンが「えっ」となるのは当然です。
結論としては、可能性は十分あります。
今回の手術は「パフォーマンスを上げるため」「生活の質も改善した」という報道もあり、 もし2026年シーズンに
といった形で“健康なヌートバー”が戻れば、 国際大会や強化試合のタイミングで再び招集が検討される余地はあります。
A. 人気よりも、コンディションと復帰時期の問題が大きいと考えるのが自然です。術後で実戦の見通しが立たない選手は、どの国でも選びにくいです。
A. 可能性はゼロではありません。ただ、報道ではまず両かかと手術と調整の難しさが軸になっており、そこに球団・代表の事情が重なった形に見えます。
A. 代表は基本的に最終登録と入れ替え規定の範囲で動きます。大けがや離脱が出れば入れ替えは起こりますが、 「万全ではないが人気があるから呼ぶ」より 「万全な代替選手で戦力を維持する」方が現実的です。
A. 外野手にとって、かかとはかなり重要です。
この全部に影響します。だからこそ、両足の手術明けは代表にとって大きなリスクになります。
「両かかと手術後で復帰時期が不透明なため、短期決戦のWBCで戦える“確実性”が足りなかった」 ——これが一番わかりやすい結論です。
2023年の熱狂が大きかった分、2026年にいないのは寂しいですが、 逆に言えば、今は“治すべき時期”とも言えます。
健康な状態でシーズンを戦い切ったヌートバーが、次の国際大会でまた侍ジャパンに戻ってくる。 その可能性は、十分に残っています。