※本記事は、台湾メディア報道の翻訳記事(Record China 等)で広まった中国で起きた柴犬への虐待の内容と、拡散元とされる抖音(Douyin)投稿の公開情報をもとに、現時点で確認できる範囲を整理したものです。転載動画は切り抜き・編集が混ざる可能性があるため、「確定した事実」と「未確認点」を分けて記します。
中国の動画投稿アプリ 抖音(Douyin) に投稿されたとされる映像が、微博(Weibo)や小紅書(RED)、bilibili などへ転載され、さらに海外SNSにも拡散しました。
報道によると、投稿者はペットトリマー(アカウント名:「崇崇」)で、映像内で柴犬に対し暴力的な扱いをしているように見える場面があり、加えて「日本」を連想させる言葉で犬を罵倒した――という点が物議を醸しています。
拡散後、日本語圏(Xなど)でも転載が広がり、動物虐待としての怒りに加え、「反日」「ヘイト」と結び付いた形で炎上が加速した、というのが中国で起きたとされる柴犬虐待の報道の大筋です。
今回の拡散は、単なる動物虐待疑惑だけでなく、動画内の言動が「日本」を連想させる形で語られたことにより、
が一体化し、怒りが“加速しやすい構造”になりました。
ただし、ここで注意したいのは、怒りが「加害疑惑のある行為」から逸れて、 国籍や民族全体への攻撃に広がってしまうと、問題の解決(犬の保護、再発防止、適切な処分)から遠ざかるという点です。
報道では、柴犬について「水を怖がる個体がいる」「神経質でコントロールが難しい面がある」「子犬期のトレーニング不足で問題化しやすい」などの説明も紹介されています。
しかし、たとえ犬が怖がって抵抗していたとしても、 殴る・叩く・棒で打つといった行為は、犬の恐怖を増やし、むしろ
につながりやすいとされています。
プロの現場で求められるのは、暴力ではなく「低ストレスで安全な手順」です。
犬の反応や状況にもよりますが、一般に次のような考え方が優先されます。
「言うことを聞かないから殴る」は、教育でもケアでもなく、虐待のリスクを大きく高めます。
感情的に拡散に乗るよりも、“被害を増やさない動き”が結果につながります。
中国の柴犬虐待に関する報道では、投稿者が「飼い主の同意」「責任を問わない契約」などを主張したとされています。
ただし一般論として、
は、仮に同意があっても正当化されない可能性があります。
また、そもそも同意の有無を第三者が検証できない点でも、主張だけで判断しない姿勢が重要です。
この中国での柴犬に対する虐待の件は、映像が示す内容が非常にショッキングである一方、拡散の過程で 「切り抜き」「煽り字幕」「民族対立の煽動」が混ざる危険があります。
だからこそ、取るべき態度は次の3点です。
A. 法的な最終判断は当局や裁判が行います。ただ、映像が事実なら「不必要な苦痛を与える可能性が高い扱い」に見える場面があり、一般的な動物福祉の観点では強く問題視され得ます。
A. 個体差がありますが、神経質な面が出る柴犬もいます。だからこそ「慣らし」「短時間」「安全な保定」などが重要で、暴力は逆効果になりやすいです。
A. 再転載せず、各SNSの規約に基づいて「動物虐待」として通報し、可能なら元投稿情報を記録するのが現実的です。
本記事は、公開情報と報道を整理したものであり、特定個人の違法性を断定するものではありません。事実関係は更新される可能性があります。