ウクライナ・サッカー有名選手
ウクライナ代表は、欧州トップリーグで主力級としてプレーする選手が複数いる“粒ぞろい”の代表です。 とくに 守備の強度 と 中盤の技術、そして 前線の決定力 がかみ合うと、強豪相手でも十分に勝負できます。
※所属クラブは移籍・期限付き移籍(ローン)などで変わることがあります。
1. ウクライナ代表の特徴
- 🧱 守備の粘り:CBの対人強度、空中戦、ブロックの作り方がしっかりしている試合が多い。
- 🧠 中盤に技術がある:前進のパス、運び、縦への差し込みで局面を変えられる。
- ⚡ サイドの推進力:SB/WBが押し上げられると一気に攻勢になり、クロスやカットインで脅威。
- 🎯 “一発”を持つ:セットプレーやミドル、ストライカーの決定力で流れを変える。
2. 【現役】まず押さえたい“超有名”選手
ここは「名前だけでも覚えておくと試合の見え方が変わる」トップ層です。
オレクサンドル・ジンチェンコ(DF/MF)|ノッティンガム・フォレスト(アーセナルからローン)
- 🧩 戦術理解が高い:SBでも中盤でも、立ち位置で“数的優位”を作るのが上手い。
- 🧠 試合を整える役:攻撃の組み立てに関わり、守備の切り替えでも効いてくるタイプ。
ミハイロ・ムドリク(WG)|チェルシー
- ⚡ 爆発的スピード:縦への推進力、カウンターの破壊力が最大の武器。
- 🔥 乗ると止まらない:ドリブルで相手を下げさせ、チーム全体の攻撃を前進させる。
- ※競技外要因で出場が不安定になることもあるため、代表での起用状況は都度チェック推奨です。
アルテム・ドフビク(FW)|ASローマ
- 🎯 決定力と強さ:ゴール前での落ち着き+フィジカルで、最後を仕留めるストライカー。
- 🪝 起点にもなれる:背負って収める・落として前進、という役割も担える。
3. 【現役】攻撃のキーマン(FW/OMF)
ロマン・ヤレムチュク(FW)|オリンピアコス
- 🧱 サイズと空中戦:クロスの的として計算できる。
- 🔁 ゴール前の動き直し:ニアへ入る/ファーへ流れるの判断が得点に直結。
アンドリー・ヤルモレンコ(WG/FW)|ディナモ・キーウ
- ⭐ 代表の顔:経験値が高く、“勝負どころ”で存在感を出しやすい。
- 🎯 左足の精度:カットインからのラストパスやシュートで違いを作れる。
ヴィクトル・ツィハンコフ(WG/AMF)|ジローナ
- 🧠 賢いアタッカー:相手の弱点を見つけて、最小のタッチで最大の効果を出す。
- 🎯 ラストプレー:決定的なパス、シュートの質が高い。
ヴラディスラフ・ヴァナト(FW)|ジローナ
- ⚽ 点取り屋タイプ:裏抜け、ワンタッチ、こぼれ球への反応で得点を狙える。
- 🔥 勢いが出ると強い:リーグに順応すると一気に数字を伸ばすタイプ。
オレクサンドル・ズブコフ(WG/AMF)|トラブゾンスポル
- 🚀 推進力:サイドからの仕掛けで前進できる。
- 🎯 フィニッシュも可能:クロスだけでなく、ゴールに向かう選択肢を持てる。
4. 【現役】中盤の心臓(MF)
ヘオルヒー・スダコフ(AMF)|ベンフィカ(シャフタールからローン)
- 🧠 “10番型”の創造性:ライン間で受けて前を向き、スルーパスやミドルで崩す。
- 🏃 運べるMF:パスだけでなく、ドリブルで局面を変えられる。
ルスラン・マリノフスキー(MF)|ジェノア
- 🎯 ミドル&セットプレー:遠目からでも狙える強いキックが武器。
- 🧠 時間を作る:プレッシャー下でも落ち着いて判断し、攻撃のテンポを整える。
5. 【現役】守備の要(DF/GK)
イリア・ザバルニー(CB)|パリ・サンジェルマン
- 🧱 対人と読み:相手FWに自由を与えにくいCB。
- 🧠 ビルドアップ:後方からの前進にも関われるタイプ。
ミコラ・マトヴィエンコ(CB/LB)|シャフタール・ドネツク
- 🧱 守備の安定感:競り合いとカバーのバランスがよい。
- 🔁 左サイドも対応:状況によりポジションを変えられるのが強み。
ユヒム・コノプリャ(RB)|シャフタール・ドネツク
- 🚀 上下動:サイドの押し上げで攻撃の厚みを作る。
- 🛡️ 対人の強度:1対1の守備で踏ん張れる。
ヴィタリー・ミコレンコ(LB)|エヴァートン
- 🛡️ 堅実な守備:危険な場所を消しながら、攻撃にも参加できる。
- ⚡ 切り替えの速さ:守→攻、攻→守の戻りが早い。
アンドリー・ルニン(GK)|レアル・マドリード
- 🧤 セービングの質:大舞台を経験している守護神タイプ。
- 🧠 落ち着き:押し込まれる展開でも試合を壊しにくい。
アнатолий・トルービン(GK)|ベンフィカ
- 🧤 サイズと反応:広い守備範囲とセービングで勝負できる。
- 🎯 ビルドアップ参加:GKからつなぐ場面での安定感もポイント。
6. 【歴代】ウクライナのレジェンド選手
アンドリー・シェフチェンコ(FW)
- “ウクライナの象徴”として語られる伝説級ストライカー。
- ゴール前の一瞬で勝負を決めるタイプで、今でも名前が出る存在です。
セルヒー・レブロフ(FW)
- シェフチェンコと並び称される強力アタッカー。
- 選手としてだけでなく指導者としても存在感がある名前です。
アナトリー・ティモシュチュク(MF)
- かつて世界トップレベルの舞台で活躍した守備的MF。
- ただし近年はサッカー以外の文脈でも語られることがあり、扱いは慎重に見るのが無難です。
エフゲニー・コノプリャンカ(WG)
- サイドの突破力で鳴らした人気選手。
- カウンターの鋭さが“ウクライナらしさ”として記憶されやすい存在です。
7. 観戦が面白くなる“見どころ”(日本目線にも)
- 🔥 ウクライナの「ライン間」:スダコフが受けて前を向けると一気に崩しが始まります。
- ⚡ サイドの推進力:ミコレンコやコノプリャが押し上げる時間を作れるかが鍵。
- 🧱 CBの強度:ザバルニー/マトヴィエンコが空中戦とカバーで安定させると、失点が減りやすい。
- 🎯 “最後”の質:ドフビク、ツィハンコフ、ヤルモレンコのフィニッシュ精度次第で試合は動きます。
- 🧤 GKの存在感:ルニン/トルービンは“大量に攻められても耐える”展開で差が出ます。
まとめ
ウクライナ代表は、
- 欧州トップクラスのGK
- 強豪クラブ級のCB
- 創造性ある中盤
- 決定力あるFW
という「国際大会で怖い要素」をしっかり揃えています。 対戦相手として見るなら、セットプレーとカウンター、そして “ライン間で前を向かせない守備” が重要になってきます。