北海道日本ハムファイターズの外野手 万波中正(まんなみ・ちゅうせい)選手について、「年俸はいくら?」「どの年に跳ねた?」「なぜそこまで上がった?」を、年俸推移と成績・受賞歴の流れで整理します。
※プロ野球の年俸は、球団が金額を公表しない場合が多いため、この記事は主に報道や各種データベースで共有される推定年俸をベースにしています。資料により細部が異なることがあります。
万波選手は2018年ドラフト4位で入団し、2019年がプロ1年目です。年俸推移は、ざっくり言うと
という流れです。
| 年(シーズン) | 推定年俸 | 前年比(目安) | ざっくり一言 |
|---|---|---|---|
| 2019 | 520万円 | ― | プロ1年目 |
| 2020 | 520〜530万円 | ±0〜+10万円 | 育成・準備の年 |
| 2021 | 530万円 | ±0〜+10万円 | 1軍で経験を積む |
| 2022 | 900万円 | +370万円 | 出場増+二桁HRで評価上昇 |
| 2023 | 2000万円 | +1100万円 | レギュラー化+25本塁打 |
| 2024 | 8000万円 | +6000万円 | 主軸級の評価、タイトルも後押し |
| 2025 | 1億6500万円 | +8500万円 | 1億円突破(大台) |
| 2026 | 1億9500万円 | +3000万円 | 20本塁打到達などで上積み |
年俸推移の山場は、次の3つです。
2022年は出場が増え、二桁本塁打も記録。ここで「来年も上げやすい」土台ができます。
2023年は試合数・本塁打・打点などが一気に伸び、球団内での序列が変わりやすい年です。年俸が2000万円まで上がり、評価の軸が「期待」から「戦力」へ寄っていきます。
2024年に8000万円、2025年に1億6500万円へ。さらに2026年は1億9500万円へ。
“長打で試合を決める力”に加え、ライト守備(強肩・補殺)や受賞歴も、上昇を後押しします。
日本のプロ野球(NPB)では、野手の年俸は次の項目で上がりやすい傾向があります。
万波選手は、まさに「長打+守備の分かりやすい価値」を積んだタイプで、年俸が跳ねやすい条件が揃いやすい選手像です。
ここでは、年俸が上がった局面と、成績の“伸び”をざっくり見比べます。
※成績は“年俸が反映される直前シーズン(契約更改で材料になる年)”として見ると理解しやすいです。
2025年が1億6500万円、そこから2026年に1億9500万円へ上積み。
この上積みは、
といった“主力の枠”に入っていることを示しやすい金額帯です。
年俸が2億円に近づく選手は、次にここを強く求められます。
このあたりがまとまると、交渉でも「もう一段の上げ」を引き出しやすくなります。
いいえ。年俸は総額で、ここから税金や社会保険、マネジメント費用などが差し引かれます。
球団が非公表の場合、複数メディアの報道を元にした推定になります。大筋は一致することが多いですが、特に若手の低年俸帯(数十万円単位)は資料差が出ることがあります。
本塁打は分かりやすい要素ですが、外野手は守備の価値(補殺、安定感)も評価に入りやすく、万波選手のように“強肩”が武器のタイプは、年俸が伸びやすい面があります。