B6サイズ・身の回りの例

📏B6サイズってどんな大きさ？身近な例と一緒に解説！

📐 B6サイズの基本情報

B6サイズとは、用紙サイズの一つで、以下のような寸法になっています。

• 縦：182mm（18.2cm）
• 横：128mm（12.8cm）

つまり、B6はB5のちょうど半分のサイズで、手のひらに収まるくらいの小さめの紙です。文庫本よりも少し大きいサイズ感で、持ち運びやすく、ちょっとしたメモや携帯に便利なアイテムによく使われています。小型で軽く、カバンやポケットに入れても邪魔にならないため、日常的に持ち歩く文具や印刷物には最適なサイズといえます。

また、B6サイズは、印刷物のコストを抑えたいときにも便利です。紙のサイズが小さい分、印刷枚数が多くなっても用紙代がかさみにくく、環境への配慮の観点からも評価されることがあります。

📘 B6サイズが使われる主な場面

B6サイズは、日常生活の中でも意外とたくさん使われています。ここでは、B6サイズがよく使われているものを紹介していきます。

📚 1. 文庫本（特に新書や一般書籍）

文庫本の多くはA6サイズですが、中にはB6サイズの文庫や新書もあります。特に一般書籍では、B6サイズがちょうどよく、読みやすさと持ち運びやすさのバランスが取れています。

小説やエッセイ、ビジネス書など、さまざまなジャンルの本に採用されており、手に取ったときの「しっくり感」が多くの読者に好まれています。読書中に手が疲れにくいのもポイントです。

📔 2. 手帳・スケジュール帳

B6サイズの手帳は、コンパクトで持ち歩きに便利です。カバンの中でもかさばらず、それでいてしっかりと書き込めるスペースもあるため、学生や社会人に人気です。

ビジネス用途では1日のスケジュールを1ページにまとめられるフォーマットの手帳が多く、プライベート用としても日記帳やバレットジャーナルとして活用されています。

🗒️ 3. メモ帳・ノート

コンビニや文具店で販売されているミニノートやメモ帳には、B6サイズが多く見られます。学校でのちょっとしたメモや、家での買い物リスト用のノートなどに便利です。

また、学生が学習用に暗記ノートを作る際にも、B6サイズのメモ帳が使いやすく、持ち歩きやすいという利点があります。カフェでの勉強や、外出先でのアイデアメモにも最適です。

🧾 4. パンフレット・リーフレット

観光地やイベント会場などで配布されるパンフレットやミニリーフレットも、B6サイズのものが多いです。手に取りやすく、持ち帰りやすいサイズのため、多くの施設で採用されています。

旅行案内所で手にする観光情報ガイド、レストランのテイクアウトメニュー、イベント会場のフロアマップなど、情報をコンパクトにまとめる必要がある場面で活躍しています。

📄 5. チケット・招待状・はがき大の配布物

演劇や映画のチケット台紙や、展示会の招待状、ダイレクトメールなども、B6サイズに近い大きさで作られることがよくあります。ポストカードよりも少し大きめの印象です。

さらに、結婚式の席次表や案内状、小規模イベントの案内リーフレットなどでも、手渡ししやすくデザイン映えするB6サイズがよく用いられます。

📕 6. 日記帳・自由帳

日記を書いたり、自由に書き込みをしたりするノートとしても、B6サイズは人気です。ページ数が多くても厚みが出にくく、扱いやすいのが特長です。

特に女子中高生の間では、かわいいデザインのB6日記帳が好まれ、日々の出来事を記録したり、イラストやシールでページをデコレーションする用途にも適しています。

✉️ 7. ノベルティ・記念冊子

企業やイベントで配られるノベルティの小冊子や、学園祭・文化祭の記念冊子も、B6サイズで作られることがあります。持ち帰りやすく、保存しやすいので来場者にも好評です。

🎓 8. 学校や塾の配布資料

B6サイズは、学校や塾で配布される学習プリントや小テスト用紙などにも使われます。特に、単語帳形式の学習資料やチェックリストなどにぴったりのサイズです。

🎨 B6サイズのメリットとデメリット

🌟 メリット

• 持ち運びやすいサイズ感：小さなバッグにも収まりやすい
• 軽い：紙のサイズが小さいため、冊子やノートでも軽量
• 使い切りやすい：ページ数が多くなく、最後まで使い切れる
• 手のひらに収まる：どこでもさっと書ける
• 収納しやすい：本棚やポーチにすっきり収まる
• 省スペース：机の上に広げても邪魔にならない

⚠️ デメリット

• 書けるスペースが狭い：大きく書きたい人には向かない
• 保管時に小さくて埋もれやすい：棚や引き出しで見つけにくいことも
• 文字が小さくなりやすい：印刷物ではレイアウトに工夫が必要
• 少部数印刷では割高になる場合もある

📚 A判との違い

B6サイズは「B判」ですが、A判のA6サイズと比べると少し大きめです。文庫本ではA6が多く、B6はそれよりも少し余裕を持った作りになります。

• A6：148×105mm
• B6：182×128mm

ページレイアウトやデザインに余裕があるため、イラスト入りの書籍や装丁にこだわった本にはB6がよく選ばれます。

また、B判は日本独自の規格で、学校や出版業界ではB系の用紙サイズが好まれる傾向があります。読みやすさ、デザイン性、印刷効率のバランスから、B6は非常に扱いやすいサイズといえます。

💡 実際に見てみよう

B6サイズの例として、以下のようなものがあります：

• 書店で売っている小型の単行本（エッセイ、新書など）
• 文具店のメモ帳・手帳コーナー
• 展示会や観光施設でもらえるパンフレット
• おしゃれな日記帳
• ノベルティの冊子
• ダイレクトメールや案内状
• 学習用の暗記ノートやチェックリスト
• 結婚式の案内状、席次表
• カフェで配られるメニューやイベント情報紙

机の上や本棚を見回してみると、意外とたくさんのB6サイズのアイテムが見つかるかもしれません。ぜひ一度、手に取ってその使いやすさを実感してみてください。

📝 まとめ

B6サイズは、小さくて持ち運びしやすい便利なサイズです。本、手帳、パンフレット、メモ帳、記念冊子、日記帳など、さまざまなアイテムで採用されています。

小さいけれど実用的。B6サイズは、毎日の生活をちょっと便利にしてくれる、そんな「ちょうどいい」サイズなのです。情報量とコンパクトさのバランスが取れているため、今後も多くの場面で使われ続けていくことでしょう。

必要なときに、必要な分だけ。そんな現代のライフスタイルにもぴったり合う、B6というサイズの魅力をぜひ活用してみてください。