ナゲパ・意味

ナゲパ（嘘のヨントン体験レポ）とは？ なぜナゲット？

2025年6月、SNS（特にX）で**「ナゲパ」**という謎の言葉が急上昇トレンド入りしました。
「ナゲットパーティー？」「ナゲパって何？」「なぜ今この言葉が？」と
戸惑った方も多いのではないでしょうか。

実は「ナゲパ」、最近は全く別の意味で使われているのです。
今回はその意味や背景、なぜナゲットと関係しているのか？ まで詳しく解説します。

ナゲパの基本的な意味

本来の意味

• ナゲパはもともと 「ナゲットパーティー」 の略。
• 友人同士で マクドナルドのチキンマックナゲット などを大量に買い、
  家などで食べながらおしゃべりする ちょっとしたイベントを指す俗語でした。
• オタク界隈、学生界隈で2020年頃から見かけるようになりました。

️ 最近の意味（トレンド入りしている意味）

現在Xで見かける「ナゲパ」は、
**「嘘のヨントン体験レポ」（虚偽のアイドル通話会レポ）**を意味します。

つまり
アイドルとヨントン（オンライン通話）をしていないのに
「した」と装って、面白おかしいレポを投稿する行為
それが一部界隈で「ナゲパ」と呼ばれるようになったのです。

ヨントンとは？

ヨントンの基本

• ヨントンは韓国語の「영상토피화（ヨンサントンファ）」＝映像通話 の略。
• 主にK-POPアイドルや日本のアイドルとの1対1のオンライン通話会を指します。
• ファンはCDやグッズを購入して抽選に応募、当選すれば 数分間アイドルと直接会話できます。
• オンライン握手会のようなものですね。

✍️ ヨントン体験レポ

• ヨントンが終わると、多くのファンはSNSに「今日はこんな会話をしたよ」というレポ（体験談）を投稿します。
• ファン同士で楽しむ文化のひとつですが、内容を盛りすぎたり、誇張レポも昔から散見されました。

この**「盛り文化」**がSNS上ではひとつの娯楽要素ともなり、面白おかしく楽しむ層が形成されていきました。

嘘のヨントン体験レポ（嘘レポ）とは？

• 本当にヨントンに当選していないのに、「当たった」と偽って投稿する行為です。
• 実際の会話がないのに、「〇〇くんにプロポーズされました」など盛大に創作する例も。
• 最近はこれを 完全なジョーク、大喜利文化 として楽しむ流れが広まっています。

注意：意図的な「釣り」でなければ問題視されにくいものの、
本気で信じてしまう人が出る場合は炎上することもあります。

嘘レポの楽しみ方

• 大喜利化した投稿：「今日のヨントン、〇〇くんが『ナゲット何ソース派？』って聞いてきた」
• 定番ネタ化：ナゲパという言葉そのものがネタになり、ファン同士でツッコミ合う文化ができています。

なぜナゲット？ なぜ「ナゲパ」？

ここが面白いポイント。

• ある特定の界隈（INI、JO1、ラポネなどのファン層中心）で
  **「嘘レポ投稿がナゲットパーティーに似ている」**というネタが生まれました。
• もともとある投稿で「ナゲパしてきた！」というパロディレポがウケて、
  以後 「ナゲパ」＝「嘘レポ」の隠語として使われるように。

さらに

• 嘘のヨントン内容として「〇〇くんとナゲット一緒に食べました」的なネタがよく投稿されることも影響。
• 「ナゲット」という軽妙で日常感のあるモチーフが、多くのファンに親しまれやすかったのも浸透の一因と考えられます。

この流れが定着し、今や「ナゲパ」というだけで「嘘のヨントンレポ」という意味が浸透しています。

まとめ

なぜ今トレンド入り？

• 最近、ナゲパ投稿が一気に増えた界隈があり（主にXのINI、JO1、K-POPファン層）。
• 有名インフルエンサーが「ナゲパ」の言及をしたことが拡散のきっかけ。
• さらに 一般層の「ナゲパって何？」という関心が急増し、検索や投稿が殺到 → トレンド入り。
• **「X初心者層」や「K-POP初心者層」**にも急速に波及し、さらにブーストがかかっています。

最後に

ナゲパは元々 無害なネタ文化として生まれましたが、

• 「本当に信じる人が出ないように」
• 「あくまで冗談であると明記する」

といった配慮が大事とも言われています。

今後もこうしたネットミームは 言葉の意味が変化していくことが予想されますね。

ファン同士のユーモアの場として健全に楽しめる文化に育つことを期待したいところです。