アメリカ・年越し・日本時間
アメリカ年越しは日本時間でいつ?(アメリカ内の複数タイムゾーンに対応)
「アメリカの年越しカウントダウンって、日本時間だといつ?」
この疑問がややこしい理由は、アメリカ本土だけでも複数のタイムゾーン(時差の帯)があり、さらにアラスカやハワイも本土とは別のタイムゾーンだからです。
この記事では、アメリカの“年越し(現地の1月1日 0:00)”が、日本時間でいつになるのかを、主要タイムゾーン別に分かりやすく整理します。
まず結論:日本時間への変換(ざっくり)
日本(JST)は UTC+9。アメリカは地域ごとに UTC-5〜UTC-10 などに分かれます。
つまり日本はアメリカよりかなり先に新年を迎え、**アメリカの年越しは日本だと基本「1月1日の午後〜2日午前」**に当たることが多いです。
アメリカの主なタイムゾーン一覧(年越し=現地 1/1 0:00 の瞬間)

以下の表は、**「アメリカ現地で 1月1日 0:00(新年)になる瞬間」**が、日本時間(JST)で何時かをまとめたものです。
✅ 原則として、冬(年末年始)はアメリカ側が「標準時」になっていることが多く、時差計算もしやすいです。
日本時間での“アメリカ年越し”早見表
- 東部(Eastern Time:ニューヨーク、ワシントンD.C.、マイアミ など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 14:00(午後2時)
- 中部(Central Time:シカゴ、ダラス、ニューオーリンズ など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 15:00(午後3時)
- 山岳(Mountain Time:デンバー、ソルトレイクシティ など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 16:00(午後4時)
- 太平洋(Pacific Time:ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 17:00(午後5時)
- アラスカ(Alaska Time:アンカレッジ など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 18:00(午後6時)
- ハワイ(Hawaii-Aleutian Time:ホノルル など)
- 現地:1/1 0:00
- 日本:1/1 19:00(午後7時)
まとめると、年越しの瞬間は日本時間で、 東部=14時 → 中部=15時 → 山岳=16時 → 西海岸=17時 → アラスカ=18時 → ハワイ=19時 という順で“リレー”のように続きます。
「アメリカ年越し=日本では1/1の何時?」が分かる考え方
年越しカウントダウンを日本から見たい場合、考え方はシンプルです。
- 日本はアメリカより先に新年を迎える
- アメリカの現地0:00は、日本だと その日の午後〜夕方になる
例えば、
- ニューヨーク(東部)での年越しは、日本では 1月1日 14:00
- ロサンゼルス(太平洋)での年越しは、日本では 1月1日 17:00
つまり日本の感覚だと、**「元日の昼〜夕方に、アメリカが年越しする」**というイメージです。
アメリカの“年越しが早い順”と“遅い順”
アメリカの中でどこが一番早く年越しするか/遅いかは、タイムゾーンで決まります。
アメリカで年越しが早い(=最初に新年になる)
アメリカで年越しが遅い(=最後に新年になる)
日本から見ると、
- 日本時間14時〜19時にかけて、アメリカが順番に新年を迎える という形になります。
よくある勘違い:アメリカ=「日本の昨日」ではない
「アメリカは日本より1日遅れている」と言われることがありますが、これは半分正しく半分誤解を生みます。
確かに日本のほうが先に日付が変わるため、
- 日本が1/1になった時点で、アメリカはまだ12/31の地域が多い
ただし、年越しの瞬間(アメリカ現地0:00)は、日本では同じ1/1の午後であることがほとんどです。
つまり、
- 日本で「1/2になってから」アメリカが年越しする というイメージは通常は誤りです。
年越し中継・配信を見るときの実用メモ(日本から)
日本からアメリカの年越し配信を追う場合、次のようにスケジュールを組むと分かりやすいです。
- 14:00:東部(NY)年越し🎆
- 15:00:中部(シカゴ)年越し🎆
- 16:00:山岳(デンバー)年越し🎆
- 17:00:太平洋(LA)年越し🎆
- 18:00:アラスカ 年越し🎆
- 19:00:ハワイ 年越し🎆
「アメリカ全体の年越しを時差リレーで見る」ことも、実は日本時間だと昼〜夕方でやりやすいです。
まとめ:アメリカの年越しは日本時間で“元日の午後”が基本
アメリカはタイムゾーンが多いため、一言で「日本時間で何時」とは言えません。
しかし、代表的な都市で整理するとこうなります。
- ニューヨーク:1/1 14:00(JST)
- シカゴ:1/1 15:00(JST)
- デンバー:1/1 16:00(JST)
- ロサンゼルス:1/1 17:00(JST)
- アラスカ:1/1 18:00(JST)
- ハワイ:1/1 19:00(JST)
この並びさえ押さえておけば、「アメリカ年越し 日本時間」の疑問はほぼ解決できます。
補足:年によって1時間ずれることがある?(夏時間の考え方)
年越しは冬なので、通常はアメリカ側も標準時で、上の早見表がそのまま使えます。
ただし、もし別の季節のイベント(例えば春〜秋)を扱う場合は、アメリカの多くの地域が**夏時間(DST)**に入っているため、日本との時差が1時間変わることがあります。
年越し“以外”の時差計算をする場合は、「その地域が夏時間かどうか」を追加で確認すると確実です。