有原航平投手は、北海道日本ハムファイターズでキャリアを築き、MLB(テキサス・レンジャーズ)挑戦を経てNPBに復帰。その後、2025年オフに古巣・日本ハム復帰が報じられ、改めて大きな注目を集めています。
この記事では「有原航平の年俸推移」をテーマに、NPB・MLBの流れを年俸の変化から読み解きます。
※年俸は報道・公開情報ベースの推定額です。出来高、オプション、税金、為替などで実際の受取額は変動します。
2025年12月25日未明の報道で、有原航平投手(33)が日本ハム入りを決断し、6年ぶりに古巣復帰する見通しと伝えられました。条件は4年総額30億円規模とされ、ソフトバンク残留交渉や巨人も絡む争奪戦の末に決着した形です。
このニュースを踏まえ、本記事の年俸推移も「2026年以降(予定)」まで追記して整理します。
| 年度 | 所属 | 推定年俸 | メモ |
|---|---|---|---|
| 2015 | 日本ハム | 約1,500万円 | プロ1年目(ドラ1) |
| 2016 | 日本ハム | 約2,500万円 | 先発ローテ定着 |
| 2017 | 日本ハム | 約4,200万円 | 二桁勝利 |
| 2018 | 日本ハム | 約8,500万円 | エース格として評価 |
| 2019 | 日本ハム | 約1億円 | 年俸1億円到達 |
| 2020 | 日本ハム | 約1億4,000万円 | NPB最終年 |
| 2021 | レンジャーズ(MLB) | 約300万ドル | MLB1年目 |
| 2022 | レンジャーズ(MLB) | 約300万ドル | マイナー調整含む |
| 2023 | ソフトバンク | 約4億円 | NPB復帰(大型契約) |
| 2024 | ソフトバンク | 約4億円 | 契約2年目 |
| 2025 | ソフトバンク | 約4億円 | 契約満了→自由契約 |
| 2026(予定) | 日本ハム | 年平均 約7.5億円 | 4年総額30億円規模(報道) |
※2026年の「年平均約7.5億円」は、報道されている総額(30億円規模)を4年で単純割りした目安です。
有原投手の年俸推移は、先発としての地位確立→エース評価と連動して上昇していきます。
NPBでの積み上げが、ポスティングによるMLB契約につながった時期です。
2021年、有原投手はテキサス・レンジャーズと契約しMLBへ挑戦。報道ベースでは年俸約300万ドル前後の水準で、名目上はNPB時代より高額になりやすい契約でした。
一方で、MLBでは登板機会や成績面で苦しい時期もあり、マイナー調整が絡むなど立場の不安定さも同時に抱える期間になります。
ここが「年俸が上がった=順風満帆」ではない点で、有原投手のキャリアの難しさが表れます。
2023年に日本球界へ復帰後は、ソフトバンクで年俸約4億円規模とされる大型条件でプレー。
こうした要素が、年俸水準の高さにつながります。
そして2025年オフ、契約満了で自由契約となり、移籍市場で一気に注目が集まりました。
2025年12月25日の報道では、有原投手は日本ハム入りを決断。 条件は4年総額30億円規模とされ、単純計算では年平均約7.5億円。
この水準が意味するのは、単なる「実績評価」だけではありません。
実力とストーリー性が同時に評価されるケースで、NPBでも非常に目立つ契約といえます。
「有原航平 年俸推移」を追うと、 国内での実績→MLB挑戦→復帰後の高評価→古巣復帰の超大型契約という流れが、数字として見えてきます。
2026年以降、日本ハムでどのような成績を残すかによって、 契約更新や次の評価(年俸水準)がどう動くのかも大きな注目ポイントです。