最近SNSやバラエティ番組などで、ちらほらと耳にするようになった言葉、「エロがんなって」。
初めて聞いた人は「なにそれ?」「どんなテンションで使うの?」と戸惑うかもしれません。でもこの言葉、じわじわとネット上で浸透中なんです。
「エロがんなって」の意味に困惑してる人も多いようですね。
一見するとふざけた下ネタにも見えるけれど、実は“軽妙なツッコミ”や“ちょっと色気づいた相手への茶化し”として、意外と多くの場面で使われているスラングです。
今回は、この「エロがんなって」という表現について、
「エロがんなって」の意味に困惑してる人も多いようです。
まずはこの言葉の本質から押さえておきましょう。
「エロがんなって」とは、
「エロくイキってんじゃねえよ(笑)」という意味合いの、ツッコミ系スラング
です。
つまり、ちょっとセクシーな態度をとっていたり、色っぽい視線やポーズをしていたり、そういう人に対して「調子乗ってんじゃねーぞ(笑)」という軽い冗談交じりで投げかけるフレーズなのです。
「イキがんな(いきがるな)」という言葉がベースにあり、それを“エロ方向に進化”させたのが「エロがんな」なんですね。
この言葉の構造を分解してみましょう。
言わずもがな、「性的な雰囲気」「色っぽさ」「フェロモン」などを表すカジュアル語。
「イキる」「虚勢を張る」「カッコつける」「調子に乗る」といった意味で、若者言葉の中でも昔から使われる俗語。
この2つが合体して:
エロ+イキがる → エロがる → エロがんな(って)
という言葉に変化したと推測されています。
特にこの「がんなって(=がんなよ)」という言い回しには、軽く茶化すような、相手をいじるようなノリが含まれているのがポイントです。
つまり、「エロい雰囲気を出してる自分に酔ってんじゃねーよ(笑)」という感じのニュアンスで、親しい関係性の中で交わされるイジリ言葉なんですね。
この「エロがんなって」という言い回しが広まるきっかけになったのが、歌舞伎町のホスト・爆撃竜馬さんのテレビでのひとことです。
バラエティ番組内で、女性ゲストのちょっとした色気ある言動に対して、 「うわっ、エロがんなよ〜」と冗談ぽくツッコミを入れた場面が話題に。
このシーンがSNS上で切り取られ拡散されたことで、
「“エロがんな”って言い方、妙にクセになるw」 とネット民の間でプチブームに。
ホスト界隈やキャバクラ界隈の若者文化にハマりやすい語感もあって、TikTokやX(旧Twitter)などでも使用例が増えました。
「エロがんなって」は、ちょっと笑いを取りたい時や、場の空気を砕けたものにしたいときにピッタリの表現です。
また、投稿者本人が自虐的に「エロがっててすみません笑」などとキャプションを添えるケースも多く、ユーモラスにセルフツッコミとして使われる場面も増えてきています。
当初は単なるツッコミ的なスラングだった「エロがんなって」ですが、最近では意味合いにも広がりが見られます。
たとえば:
というセットが定着してきています。
つまり、見せエロ・あざとさ・色気演出の文化と相性がいいのです。
とくにTikTokやインスタでは、
この使われ方は、単なるネタだけでなく、コミュニケーションとしての新たな“色気表現”の受け止め方と言えるかもしれません。
似た意味で使われる表現にはこんな言葉もあります。
「エロがんなって」はあくまでネタ・冗談の範囲で許される言葉です。
とくにSNSでは言葉のキャッチーさが先行しがちなので、場の空気を読むことがとても大切です。
「エロがんなって」は、 📌 「エロ」と「イキがる」の組み合わせから生まれたスラング。 📌 調子に乗って色気を出している相手に対する、軽いツッコミ表現。 📌 ホスト界隈からネット文化に広がり、TikTokやXでも流行中。 📌 最近では、色気の演出=「エロがる」という意味での自己表現も加わっている。
うまく使えば、場を和ませたり、笑いを取ったりする便利な言葉ですが、使う相手やタイミングを間違えると痛い目を見るかも!?
スラングは時代を映す鏡。「エロがんなって」も、現代のユーモアと自己演出の感覚が詰まった、まさに“今っぽい”言葉です。
場を選びつつ、うまく使いこなしてみてくださいね😉