地球温暖化をとめるために小学生が出来ること
🌏地球温暖化対策 私たちにできること【小学生向け】
こんにちは!今日は、みなさんがよく耳にする「地球温暖化(ちきゅうおんだんか)」について、そしてそれを止めるために小学生のみなさんにできることを、わかりやすくお話しします。
🌡️地球温暖化ってなに?
地球温暖化とは、地球の気温が少しずつ高くなっていることを言います。これは、車や工場から出る「二酸化炭素(にさんかたんそ)」などのガスが空気中にたくさんたまることで、太陽の熱が地球にこもってしまうからです。
このままだとどうなるのでしょうか?
- 北極や南極の氷がとけて、海の水が増える
- 台風や大雨がもっと強くなる
- いろんな動物がすめなくなる
- 食べ物がとれにくくなる
つまり、私たちのくらしにも悪い影響がたくさんあるのです。
🤔どうして地球温暖化が起きるの?

地球温暖化が起きるのは、たくさんのエネルギーを使っているからです。たとえば、
- 電気をつくるために石炭(せきたん)や石油(せきゆ)をやいている
- 車やバス、飛行機などがガソリンを使って走っている
- 工場でたくさんのものをつくるときにガスが出る
こうしたことが、温室効果ガスをふやしてしまい、地球をあたたかくしてしまいます。
💡「地球温暖化対策のために私たちにできること小学生」とは?
では、そんな問題をかいけつするには、どうすればよいのでしょうか?じつは、小学生のみなさんでも、毎日の生活の中で地球温暖化をとめるためにできることがたくさんあります。
ここでは、わかりやすく地球温暖化対策のために小学生でもできる15個のアイディアをしょうかいします。
① 電気を大切に使おう

- 使っていない電気はすぐに消す
- テレビやパソコンをつけっぱなしにしない
- 夏はエアコンのかわりにうちわやせんぷうきを使ってみる
🌱ちいさなことでも、電気のむだづかいをへらすと、地球にやさしくなれます。
② 水をむだにしない
- はをみがくとき、水を出しっぱなしにしない
- おふろの水をせんたくに使う
- じゃ口をしっかりしめる
💧水をきれいにするのにもエネルギーがいるので、水をたいせつにすることも地球温暖化対策です。
③ ゴミをへらそう

- 使いすてのものをできるだけ使わない
- リサイクルできるものは分けてすてる
- 食べものをのこさず食べる
🍎食べ物のごみをへらすと、それをすてるときに出るガスもへらせます。
④ 自転車や歩くことをふやそう
- 学校や友だちの家には自転車や徒歩で行く
- 家族といっしょにおさんぽに出かける
🚶♀️車にのらないことは、ガソリンを使わないので、温室効果ガスが出ません。
⑤ 木をたいせつにしよう

- 公園や森で木を大切にする
- 木を折ったりぬいたりしない
- 木をうえたり、そうじを手つだう
🌳木は空気中の二酸化炭素をへらしてくれます。自然を守ることは地球を守ることです。
⑥ 買いもののときにマイバッグを使う

- スーパーに行くとき、自分のエコバッグを持っていく
- ビニールぶくろをもらわないようにする
🛍️「リデュース(へらす)」という考え方で、地球にやさしい生活ができます。
⑦ おうちの人といっしょに考える
- おうちの人と、どうやって電気をへらすか話し合う
- エアコンの使い方を家族といっしょに見なおす
👨👩👧👦みんなで協力することが、いちばんのちからになります。
⑧ 「もったいない」を大切にする
- まだ使えるものは長く使う
- すぐに買いかえないで、なおして使う
- 物をたいせつにする心を持つ
🔁「もったいない」という気持ちは、世界でも注目されている日本のよい考え方です。
⑨ 環境(かんきょう)について学ぼう
- 学校や図書館で地球のことを学ぶ
- テレビやインターネットでニュースを見る
- イベントやポスターを見て知識をふやす
📘知ることから始まる行動があります。まずは興味を持つことが大切です。
⑩ お友だちにも教えてあげよう
- 自分が知ったことを友だちに話す
- 一緒にエコ活動をしてみる
- 学校でポスターを作る
⑪ 食べ物を残さず食べよう(フードロスをへらす)

すでに「ゴミをへらそう」の中で少しお話ししましたが、「フードロス(食べ物をむだにすること)」は、地球温暖化にもかんけいがあるとても大切な問題です。
🍽️ 食べ物をのこさず食べることは、地球にやさしい行動です。
- 給食をのこさず食べよう: 学校の給食は、バランスよく作られています。食べられる分だけよそってもらって、のこさず食べるようにしましょう。
- おうちでものこさないようにしよう: おかずやご飯、おやつも、できるだけきらいなものを少なくして、食べきれるようにがんばりましょう。
- 賞味期限(しょうみきげん)や消費期限(しょうひきげん)を気にしよう: 冷蔵庫の中には、はやく食べたほうがいいものもあります。おうちの人といっしょに、期限を見ながら食べるようにするのも、よいことです。
- 食べ物に「ありがとう」の気持ちを: 食べ物をつくってくれた農家さんや運んでくれた人のことを思うと、むだにせず食べようという気持ちになります。
⑫ 冷蔵庫の開け閉めを少なくしよう

冷蔵庫はとてもべんりですが、たくさんの電気を使う家電のひとつです。開けたり閉めたりするたびに中の冷たい空気がもれて、電気をたくさん使ってしまいます。
🧊ちいさな工夫で、電気のむだをなくすことができます。
- 開ける前に何を出すか考えよう: 「ジュースとヨーグルトを出す」と決めてから開けると、時間がかかりません。
- 開けたらすぐ閉めよう: ものを出したらすぐにドアを閉める習かんをつけましょう。
- 中をきれいにしておこう: ごちゃごちゃしていると、何がどこにあるか分かりにくくなり、時間がかかってしまいます。
⑬ 再生可能エネルギーについて学ぼう

地球温暖化をふせぐには、石油や石炭にかわって、太陽や風、水の力を使った「再生可能エネルギー」を使うことが大切です。
🌞学ぶことも地球温暖化をとめるために小学生が出来ることのひとつです。
- ソーラーパネルや風車をさがしてみよう: 学校やスーパーの屋根にあるソーラーパネルを見たことがありますか?風で動く大きな風車も、電気をつくっています。
- 本やインターネットでしらべてみよう: 「太陽光発電」「風力発電」「水力発電」などの言葉で、しらべてみましょう。
- おうちの人と話してみよう: 「うちにもソーラーパネルつけられるかな?」「風の力ってすごいね」など、家族といっしょに考えることも大事です。
⑭ 服を大切に着よう(ファッションと環境)

服を作るときにも水や電気、いろんなエネルギーが使われます。大切に着ることで、それらをむだにせずにすみます。
👕服にも「もったいない」の気持ちを。
- 長く着られる服をえらぼう: すぐに着られなくなるような服ではなく、好きな服をたいせつに着るようにしましょう。
- 古着をリサイクルしよう: 小さくなった服を妹や弟にゆずったり、お店に持って行ったりして、また使ってもらう方法もあります。
- お直しやリメイクもおすすめ: やぶれてしまったときは、おうちの人といっしょに直したり、違うものに作り変えてみましょう。
⑮ 「クールビズ」「ウォームビズ」を知ろう
電気の使いすぎをふせぐには、服そうを工夫することも大切です。
👚季節に合った服を着ることで、エアコンの使いすぎをふせげます。
- 夏はうす着、冬はあたたかく: 夏は半そでや通気性のよい服を、冬はセーターや上着を着て、体を冷やしたりしないようにしましょう。
- クールビズ・ウォームビズを家族でやってみよう: テレビなどで聞いたことがあるかもしれませんが、「クールビズ(夏のすずしい服そう)」と「ウォームビズ(冬のあたたかい服そう)」という取りくみもあります。家族で話し合って、いっしょに実行してみましょう。
🧠おわりに:もっとたくさんのことができるよ!
こうしてみると、「球温暖化対策のために私たちにできることは、本当にたくさんあることが分かりますね。
どれも今日からはじめられることばかりです。大切なのは、「どうせ小学生だからできない」と思わないことです。小さな行動のつみ重ねが、大きな変化を生み出します。
未来の地球を守るヒーローは、あなたかもしれません🌏✨
🗣️「地球温暖化をとめるために小学生が出来ること」は、自分だけでなく、みんなと力を合わせることで大きな効果になります。