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韓国の学校の様子

韓国の学校の外観

韓国の学校の様子

はじめに

韓国の学校は、同じアジア圏で生活リズムや価値観が近い部分がある一方で、「授業の進み方」「受験との向き合い方」「スマホや制服の扱い」「放課後の過ごし方」などに、はっきりした違いも見られます。

韓国の学校の様子を知ると日本の学校生活に慣れている人ほど、「えっ、そうなの?」と驚く点が多く、比べながら読むと理解が深まります。

この記事では、韓国の小学校〜高校にあたる学年区分、1日の流れ、教室や授業、テスト、制服、給食、部活動、学校行事、そして進学文化まで、韓国の学校生活全体をできるだけ具体的に紹介します。最後に「日本の学校との違いを感じやすいポイント」もまとめます。


1. 学年区分:小学校6年+中学校3年+高校3年

韓国の学校制度は、基本的に

  • 小学校(초등학교)6年
  • 中学校(중학교)3年
  • 高校(고등학교)3年 という形で、日本と同じ「6-3-3」に近い構造です。

ただし、同じ年齢でも入学・進級のタイミングや学校文化の違いによって、体感として「学年の重み」「受験の意識」が日本より早めに強くなると感じる人が多いです。


2. 1日の流れ:登校〜下校、そして放課後の“第二ラウンド”

韓国の学校の授業風景

2-1. 登校時間と授業

学校や地域で差はありますが、朝は日本と同じように登校し、午前〜午後に授業が続きます。

韓国の学校は「授業中心」の印象が強く、特に中学・高校になるにつれ、授業のテンポが速くなりやすいと言われます。

2-2. 放課後:塾(학원)へ行く人が多い

韓国の学校生活を語るうえでよく登場するのが**塾(학원/ハグォン)**です。

  • 放課後にハグォンへ行く
  • 夕食後も別のハグォンへ行く
  • 自習室(스터디카페)で勉強する

というように、学校の授業が終わったあとも学習の時間が続くケースがあります。

※もちろん全員が同じではなく、スポーツや芸術、家庭事情などで放課後の過ごし方は多様です。


3. 教室・校舎の雰囲気:設備は学校差が大きい

韓国は都市部と地方で学校設備の差が出やすいと言われます。

  • ICT機器(大型ディスプレイ、タブレット活用など)が進んでいる学校
  • 伝統的な黒板中心の学校

など幅があります。

また、日本のように「学校全体で同じ形の教室が並ぶ」雰囲気に加えて、

  • 自習スペース
  • 進路指導用の掲示
  • 校内テスト・模試の情報

といった“学習・進路”の情報が目に入りやすい校内づくりになっている学校もあります。


4. 授業の特徴:発表・参加型も増えている

韓国でも近年は、

  • 発表
  • グループワーク
  • 探究型学習

が増えていると言われます。特に英語授業ではスピーキングやプレゼンを取り入れる学校もあります。

一方で、中学・高校では受験や成績との関係が強くなり、

  • 教科書の内容を速く正確に理解する
  • 問題演習を重ねる

といった「点数に直結する学習」も重視されやすい面があります。


5. テストと成績:評価が進路に直結しやすい

韓国の学校生活で大きな存在感を持つのが、テストと成績です。

5-1. 定期試験・模試の位置づけ

  • 学校の定期試験
  • 模擬試験(模試)

が繰り返し行われ、学年が上がるほど進路との関係が強くなります。

5-2. “内申”の意識

日本でも内申はありますが、韓国では成績や評価が進学に結びつく意識が強いと言われ、

  • 提出物
  • 授業態度
  • 小テスト

など日々の積み重ねが重視されるケースがあります。


6. 制服:デザインが多様で、学校の“顔”になりやすい

韓国の高校制服は、日本と同じく学校ごとの制服が基本ですが、

  • ジャケット+シャツ+ネクタイ
  • スカート/スラックス

といったスタイルが多く、比較的「きれいめ」な印象を受ける人もいます。

また、制服は日常の一部であると同時に、

  • 記念写真
  • 卒業アルバム
  • SNS

などで“学校の雰囲気”を象徴するものにもなりやすいです。


7. 給食:日本と同じく学校給食がある

韓国の学校も給食がある学校が多く、

  • ご飯
  • スープ
  • おかず数品
  • キムチ

といった構成になりやすいと言われます。

日本の給食と比べると、

  • スープの種類が多い
  • キムチなど発酵食品が自然に入る

といった違いが目につくかもしれません。


8. 部活動:日本ほど“毎日”のイメージではない場合も

日本は部活動が学校生活の中心になりやすいですが、韓国では学校や地域によって差が大きく、

  • 学校内の部活動が盛んな学校
  • 放課後はハグォン中心の学校

など多様です。

スポーツや芸術を本格的にやる人は、学校外のクラブやスクールを利用する場合もあります。


9. 学校行事:文化祭・体育祭に加えて“受験”が年間行事の軸になる

韓国にも

  • 文化祭のような行事
  • 体育イベント
  • 遠足や体験学習

などがあります。

ただ、中学後半〜高校では、

  • 模試
  • 進路面談
  • 受験準備

が年間のスケジュールの中心に入りやすく、行事よりも「学習イベント」が前面に出る学校もあります。


10. 進学文化:大学入試(수능)が社会全体のイベントになりやすい

韓国の入試でよく聞くのが**大学修学能力試験(수능/スヌン)**です。 これは日本でいう共通テストに近い存在として知られ、受験シーズンになると社会全体がその日に合わせて動く、という話題が出ることもあります。

もちろん進路は大学だけではありませんが、

  • 成績
  • 模試
  • ハグォン

が強く結びつく文化があるため、学校生活もそこへ向かって組み立てられやすい面があります。


11. 日本の学校に通う人が「違い」を感じやすいポイントまとめ

最後に、日本の学校生活と比べて「特に違いを感じやすい」点を整理します。

  • 放課後の過ごし方:部活中心になりやすい日本に対し、韓国はハグォン文化が目立つことがある
  • 受験の存在感:中学〜高校で“成績と進路”が生活の中心になりやすい
  • 制服の雰囲気:学校のイメージづくりに直結しやすい
  • 給食のメニュー:キムチやスープなど、食文化がそのまま学校にも入る
  • 校内の掲示・空気感:進路や模試情報が目に入りやすい学校もある

おわりに

韓国の学校の様子は、日本と似ている部分があるからこそ、違いがよりはっきり見えることがあります。特に「放課後」「受験」「生活リズム」は、学校生活の全体像を決める大きな要素です。

日本の学校の当たり前を一度外から見ると、自分たちの学校生活の良さや課題にも気づきやすくなります。韓国の学校の様子を知ることは、隣の国を知るだけでなく、自分の学び方や将来の考え方を広げるきっかけにもなります。

 

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