2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙では、立憲民主党と公明党(衆議院側)が合流して誕生した新党「中道改革連合」が大敗し、選挙前の167議席から49議席へと激減しました。一方で、「旧公明党(公明党出身者)」が衆議院でどれだけ議席を確保したのか、という点は、今回の選挙を理解するうえで重要な論点です。
本記事では「公明党の衆議院議員数(旧公明党)」というテーマで、衆院選後の“旧公明党出身者の議席数”を整理し、なぜこの形になったのかを分かりやすく解説します。
今回の衆院選後、「公明党」という党名で衆議院に存在する議員は、原則としてほぼいない(または極めて限定的)一方で、**公明党出身者(旧公明党)として衆議院に当選した人数は「28人」**と整理できます。
ここでのポイントは、**議員の党籍表示が「中道改革連合」になっていても、政治的な出自(公明党出身者)で見た議席数を数えると、旧公明党勢力は一定数が“まとまって生き残った”**という点です。
「旧公明党の衆議院議員数」という問いには、実は2つの数え方があります。
衆議院では、合流後の枠組みの中心が「中道改革連合」になっているため、党名としての『公明党』は衆議院では表に出にくい構造になっています。
この数え方だと、
という見え方になります。
一方で、今回よく注目されたのがこちらです。
という基準で数えると、28人が「旧公明党」勢力としての衆議院議員数になります。
今回の選挙における大きな特徴は、中道改革連合の比例名簿で、公明党出身者が上位に配置される設計だった点です。
合流時点での名簿設計として、
と整理されていました。これは、もともと公明党が
ことに強みを持つ政党である、という設計思想と一致します。
比例名簿の上位登載という設計の結果、選挙後には
という見え方が生じました。
このため、中道改革連合全体が49議席に沈む中でも、
という構図が強く印象づけられました。
衆議院で28人という人数は、単独過半数の争いとは別に、
に影響を与え得る規模です。
中道改革連合が49議席に縮小したことにより、党内での人数比の観点では、旧公明党出身者が相対的に厚みを増したとも言えます。
公明党は長年、組織的な票の掘り起こしや、選挙における地道な動員で強いとされてきました。
そのため、合流後の新党が混乱する局面でも、
という構造が機能し、結果として「旧公明党勢力は議席を守った」ように見える状況が生まれました。
2026年衆院選後の「旧公明党の衆議院議員数」は、次のように整理できます。
この「28」という数字は、単なる名簿の話ではなく、合流政党が抱える力学、比例名簿設計の重要性、そして組織票・動員の強さといった要素を映し出す指標でもあります。