2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙は、日本政治史において一つの節目となる選挙でした。自民党は高市早苗首相のもとで315議席を獲得し、単独で絶対安定多数を大きく上回る結果となりました。これにより、政権運営の主導権は自民党に強く集中し、いわゆる「高市1強」と呼ばれる構図が明確になりました。
一方、立憲民主党と公明党が合流して誕生した中道改革連合は、公示前の167議席から49議席へと大きく議席を減らしました。この結果は、合流によって期待された「支持層の拡大」が必ずしも実現しなかったこと、また有権者が新党の理念や立ち位置を十分に把握できなかった可能性を示しています。
本記事では、こうした選挙結果を踏まえ、中道改革連合から当選した49名の衆議院議員を一覧形式で整理します。小選挙区当選者と比例代表当選者を分け、地域別にまとめることで、2026年衆院選後の中道改革連合の議席構成と分布が分かる内容としています。

まず、今回の選挙における中道改革連合の最終的な獲得議席数を整理します。
この内訳から分かる通り、議席の大半は比例代表によるものとなりました。小選挙区では与党が強さを発揮する一方、野党は比例で議席を確保する傾向がより鮮明になっています。中道改革連合にとっても、党としての支持は一定程度維持されたものの、選挙区単位での戦いでは厳しい結果となったことが読み取れます。
自民党に強い追い風が吹く中で、小選挙区を制した7名は、地域での知名度や長年の活動実績を背景に議席を守りました。以下は、小選挙区で当選した議員の一覧です。
比例代表では、惜敗率による復活当選者と比例単独候補が中心となり、党の議席を支える結果となりました。以下は地域別に整理した当選者一覧です。
今回当選した49名を全体として見ると、いくつかの傾向が浮かび上がります。まず、旧立憲民主党、旧公明党の双方から幅広く当選者が出ており、地域的な偏りは比較的小さい点が特徴です。また、比例代表による当選者が多いことから、党全体としての組織力や全国的な支持の影響が強く反映されています。
一方で、小選挙区で当選した議員は限られており、今後の国政選挙に向けては、地域ごとの候補者育成や地盤づくりが課題として浮上します。合流政党としての一体感をどのように有権者に伝えていくかも、引き続き重要なテーマとなるでしょう。
中道改革連合は、2026年衆院選で厳しい結果を受けましたが、49名の国会議員を通じて一定の議会基盤は維持しました。法案提出権を確保している点からも、国会内での存在感が完全に失われたわけではありません。
今後は、当選者一人ひとりがどのような政策分野で役割を果たしていくのか、また党としてどのように立て直しを図るのかが注目されます。今回の当選者一覧は、その出発点を確認するための基礎資料として位置付けることができるでしょう。
※本記事は2026年2月9日時点の情報をもとに作成しています。