卓球女子日本代表として、世界を驚かせ続けている**張本美和(はりもと みわ)**選手。その圧倒的な実力と精悍な顔立ちから、「彼女のルーツはどこ?」「張本美和は中国人?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、張本美和選手は中国人ではなく日本国籍を持つ日本人です。
しかし、その強さの背景には、中国卓球界のエリートだったご両親の存在が欠かせません。この記事では、張本選手の国籍に関する詳細から、あまり知られていないご両親の凄すぎる経歴、そして一家が日本への帰化を決意した背景までを徹底解説します。
まず、基本情報を整理しましょう。
生年月日: 2008年6月16日
出身地: 宮城県仙台市
国籍: 日本
経歴: 2歳でラケットを握り、全日本選手権のジュニア部門を史上最年少で制覇。
彼女は**日本で生まれ、日本で育った生粋の「仙台っ子」**です。2024年のパリオリンピックでも日本代表として銀メダル獲得に貢献するなど、日本のエースとして活躍しています。
張本美和選手の「卓球IQ」の高さは、間違いなくご両親から受け継いだものです。お二人の経歴は、卓球王国・中国の中でも「超エリート」の部類に入ります。
父・宇さんは、中国四川省の元プロ卓球選手です。
中国国内の激しい競争を勝ち抜いた実力者でしたが、1992年に指導者としての道を歩むため来日。仙台市の「仙台卓球センター」などでコーチを務め、日本の卓球レベル底上げに尽力しました。
指導スタイル: 非常に論理的で冷静。美和選手の試合中、ベンチで的確なアドバイスを送る姿が印象的です。
エピソード: 息子・智和選手と娘・美和選手のために、自宅に卓球台を置き、二人三脚で世界レベルの技術を叩き込みました。
実は、母親の凌さんの方が選手としての実績はさらに華やかです。
1995年の世界卓球選手権(天津大会)に中国代表として出場し、元世界王者の登亜萍らと共にプレーした「世界トップクラス」の選手でした。
現在の国籍: 夫や子供たちが日本に帰化する中、凌さん自身は現在も中国国籍を保持していると報じられています。
役割: 技術指導はもちろんですが、精神面でのサポートや食事管理など、アスリートとしての生活全般を支える「チーム張本」の要です。
張本家が日本国籍を取得(帰化)したのは、2014年のことです。
当時、兄の智和選手が「日本代表としてオリンピックに出て、金メダルを獲りたい」という強い希望を持ったことが大きなきっかけとなりました。
帰化する際、中国の姓である「張」をそのまま使うのではなく、日本での生活に馴染むよう、また日本への敬意を込めて、日本で古くから使われている**「張本」**という名字を選びました。
帰化したメンバー:
父:張 宇(チョウ・ウ) → 張本 宇
兄:張 智和(チャン・チーホー) → 張本 智和
妹:張 美和(チャン・メイハー) → 張本 美和
この決断により、彼らは正式に「日本人」として、日の丸を背負って戦う権利を得たのです。
張本美和選手の強さは、単なる才能だけではありません。ご両親から伝承された**「中国流の合理的な技術」と、日本で培われた「礼儀・精神力」**が融合している点にあります。
ご両親は「卓球だけでなく勉強も大切」という方針を持っており、美和選手は学業も非常に優秀です。この「思考する習慣」が、試合中の鋭い戦術分析に役立っていると言われています。
また、母・凌さんは、美和選手が負けた時に厳しく叱るのではなく、「何が足りなかったか」を一緒に考えるスタイルを貫いています。元中国代表という最高峰の視点があるからこそ、感情論ではない質の高い指導が可能なのです。
「張本美和は中国人か?」という問いへの答えは以下の通りです。
ルーツ: 中国(両親が元中国プロ選手)
国籍: 日本(2014年に帰化)
アイデンティティ: 日本代表として戦う日本人選手
彼女の活躍は、多様なルーツを持つ選手が活躍する現代スポーツの象徴とも言えます。ご両親の熱心な指導と、本人のたゆまぬ努力が生んだ「ハイブリッドな強さ」は、今後間違いなく世界を制することでしょう。
これからも、進化を続ける張本美和選手から目が離せません!