小倉史也の経歴
子役→休止→再始動で“CM常連”へ
この記事では、俳優・小倉史也(おぐら ふみや)さんの経歴、歩みを、できるだけ時系列で分かりやすく整理します。最近ではドラマや映画だけでなく、CM起用社数の多さでも注目され、名前を知る人が一気に増えました。
プロフィール(基本情報)
- 生年月日:1997年6月10日
- 出身地:埼玉県
- 身長:166cm
- 所属:ハイエンド(High End)
- 特技・経験:ヒップホップダンス(大会入賞歴あり)、テニス、剣道、水泳 など
小倉史也さんは元子役としてキャリアを始め、大学卒業後に俳優業を本格的に再開。再始動後に出演が増え、特に2024〜2025年にかけて“見かける機会”が急増しました。
【時系列】小倉史也の経歴まとめ
2001年〜2007年:子役としてテレビドラマに多数出演
2000年代前半、小倉さんは子役として、サスペンス・連ドラ・朝ドラなど幅広い作品に出演しています。例えば、2004年にはNHK連続テレビ小説にも出演。子役期から現場経験を積んでいたことが、のちの“自然体の演技”につながっていきます。
2008年:映画『20世紀少年』で注目(幼少期ヨシツネ役)
小倉史也さんの子役期の代表的トピックとして知られるのが、映画『20世紀少年』シリーズでの出演です。幼少期のヨシツネ役(重要人物の少年期)を演じ、作品規模の大きさもあって、名前を知る人が増えた時期でもあります。
高校卒業まで俳優を継続 → 大学以降はいったん活動休止
小倉さんは高校卒業まで俳優活動を続けた後、大学進学以降は一時的に俳優業を休止します。ここが一つ目の大きな転機です。
休止期間:ダンスに集中(大会・振付・映像出演も)
俳優業を休止する一方で、幼少期から続けていたヒップホップダンスに注力。New school hiphopを中心に学び、イベントや公演だけでなく、振付や映像作品での活動も経験。身体表現の厚みを増やした期間と言えます。
2021年3月:大学卒業 → 俳優業を再開
2021年3月に大学を卒業し、俳優として再始動。子役からの“再スタート”は難しいと言われがちですが、小倉さんはここから着実に出演を増やしていきます。
2022年4月:NikeのCMで「メイン学生役」
再始動後の大きな当たりとして、2022年に公開されたNike(NIKE塾)のCMで、オーディションを勝ち抜いてメイン学生役に抜擢。ダンス経験が、広告の“動き・ノリ・間”に強く生きたと考えられます。
2024年:映画『PLAY!』で存在感(主要キャスト)
2024年は、近年の小倉史也さんを語るうえで外せない年です。日本初のeスポーツ題材の映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』に出演し、中心人物たちとチームを組む“クセ強”キャラとして注目が集まりました。
2024年:映画『ブルーピリオド』(実写映画)にも参加
実写映画版の『ブルーピリオド』では、入試の場面に関わる役どころ(一次試験官)としてクレジットされています。大作・話題作への連続参加が、この頃からはっきり見えてきます。
2024年秋:月9『嘘解きレトリック』に出演
フジテレビ月9枠のドラマ『嘘解きレトリック』にも出演。作品の規模感が大きい枠で露出が増えると、「あのCMの人だ!」と結びつきやすくなり、認知が一気に伸びやすい特徴があります。
2025年:ドラマ・配信・映画で露出がさらに拡大
- ドラマ:TBS系『御上先生』(雑誌記者役としてクレジット)
- 配信:『飛鳥クリニックは今日も雨』(Lemino)
- ドラマ:TBS『DOPE 麻薬取締部特捜課』(2025年夏クールで複数話出演)
- ドラマ:テレ東『晩酌の流儀4』(秋冬編の回に出演)
- 映画:実写『アンダーニンジャ』(役名クレジットあり)
映像の入口が「地上波」だけでなく「配信」にも広がる中で、小倉さんは出現率をさらに上げた時期と言えます。
2026年前期(予定):朝ドラ『風、薫る』に出演予定
NHK連続テレビ小説『風、薫る』に出演予定とされ、全国区の認知がさらに高まることが見込まれます。朝ドラは「毎日見かける」枠でもあるため、CMの印象とも相乗しやすいのが特徴です。
なぜ「CM起用社数」が多い?(2025年に急増したポイント)
小倉史也さんが“最近人気”と言われる大きな理由の一つが、CMの起用社数が目立って多いことです。いわゆる「CM起用社数ランキング」で上位に入ったことで、一般層にも名前が浸透しました。
2025年上半期:10社に起用(ランキング8位タイ)
2025年上半期(1〜6月)の調査では、小倉さんは前年からCM起用社数を伸ばし、10社に起用されたと報じられています。しかも同数の顔ぶれに、いわゆる主演級の人気俳優・女優が並ぶため、「誰?」「急に増えた」と話題になりました。
2025年(1〜11月集計):11社に起用(年間ランキングでも上位に)
さらに年間(1〜11月集計)でも小倉さんは11社に起用されたと公表されています。上半期だけの“偶然”ではなく、継続的に評価されたことが分かります。
起用が増えた理由として考えられること
- 「普通っぽさ」と「クセ」が同居:主役を食わないのに印象は残る、広告向きのバランス。
- 身体表現の強さ:ダンス経験により、短尺CMでも“動き”で説得力が出る。
- 露出の連鎖:映画→ドラマ→配信→CMの順で、視聴者が顔を覚えやすい。
- 役幅:学生・会社員・ちょっと変わった人物など、広告が欲しいレンジにフィット。
まとめ:子役の経験×ダンス×再始動が“今の強さ”につながった
小倉史也さんは、子役として早い時期から現場を経験し、大学期にいったん離れた後、ダンスで表現力を磨いて2021年以降に再始動。そこから出演を積み重ね、2024年以降は話題作への出演が続き、2025年にはCM起用社数の多さで一気に一般層にも広がりました。
今後は朝ドラ出演も控え、2026年にかけてさらに「見かける機会」が増える可能性があります。ドラマや映画での役どころの幅が広がるほど、CMでも“新しい顔”として起用されやすくなるため、次の数年は要注目です。









