読売ジャイアンツの主砲・岡本和真は、ドラフト1位入団から10年以上、球界トップクラスの打者へと成長し、年俸もそれに合わせて大きく伸びてきました。2025年オフにはポスティングでMLB移籍が現実味を帯び、来季以降の契約規模にも注目が集まっています。
この記事では、岡本和真の年俸推移(推定)を時系列で整理し、成績との関係や評価ポイント、さらにメジャー移籍後に想定される契約規模の目安もわかりやすくまとめます。
※球団発表や報道をもとにした推定。入団初期は媒体により数値差が出ることがあるため、ここでは一般に広く流通しているレンジを採用しています。
| 年度 | 年俸(推定) | 備考 |
|---|---|---|
| 2015 | 1,000万円 | 高卒1年目で一軍デビュー |
| 2016 | 1,400万円 | 二軍中心で経験を積む |
| 2017 | 1,200万円 | まだ伸びしろの段階 |
| 2018 | 1,200万円 | 33本塁打で大ブレイク、ただし契約更新はシーズン前のため低年俸のまま |
| 2019 | 8,000万円 | 2年連続30発で大幅アップ |
| 2020 | 1億4,000万円 | 31本塁打・OPS高水準で主軸定着 |
| 2021 | 2億1,000万円 | 39本塁打&打点王クラスの圧倒的結果 |
| 2022 | 3億円 | 30本塁打到達、複数年や評価調整も絡む |
| 2023 | 2億7,000万円 | 成績の波や契約形態の影響で微減 |
| 2024 | 4億2,000万円 | 再び主砲として復調評価 |
| 2025 | 5億4,000万円 | チーム最高額級、球界屈指のスラッガーとして確立 |
一気に跳ねたのは2018年→2019年。2018年の大ブレイクを受けて、翌年に“主砲の年俸帯”へ飛び込みました。
岡本の年俸推移は、非常にわかりやすく成績と連動しています。
ただし、年俸は契約更新のタイミングがシーズン前なので、2018年の年俸自体はまだ低いまま。翌2019年の評価で一気に跳ねました。
この時期の積み上げで、年俸も「億→2億→3億」へ階段を上る形に。
巨人の年俸体系は“主力の格付け”がハッキリしており、岡本はここで完全に球団の顔・リーグの顔クラスに入りました。
岡本は30本塁打級のシーズンを複数回積み上げ、
といった点で、NPB内の評価が非常に高い選手です。
さらに2025年オフ、ポスティングでMLB挑戦が正式に進み、 「来季どの球団で、いくらで契約するのか?」が最大の焦点になっています。
近年、NPBで長打力を証明した野手のMLB契約は、
が一つの目安になっています。
岡本は
という条件から、「中軸候補の正三塁手/一塁手」として評価される可能性が高いです。
米メディアやアナリストの相場観を踏まえると、現時点での“現実ライン”はだいたい次の幅に収まりそうです。
為替を1ドル=156円前後でざっくり換算すると、
という超巨大レンジになります。
NPB最終年俸が5億円台なので、 単年で「NPBの4〜6倍」レベルの年俸帯に入る計算です。
岡本のMLB契約が上振れ/下振れする要素はここ。
📈 上振れ要素
📉 下振れ要素
要するに、 **「三塁でレギュラーを張れる打力のある右打者」**として見られれば、レンジ上側(8,000万ドル級)も全然あり得ます。
岡本和真は、NPBで“証明しきった主砲”として、満を持してメジャー市場に出るタイプです。 今後の交渉状況次第で数字は動きますが、 少なくとも「日本球界の主砲としての年俸推移」は、今の評価の高さをそのまま映しています。
来季、どんなユニフォームを着て、どの規模の契約を掴むのか。 ポスティング期間のニュースと合わせて、引き続き注目です。