柏市長選現時点の候補者
・立候補表明:現職の太田和美氏のみ。
※ 告示日以降の正式な届出で最終的な候補者が確定します。ここでは「現時点での判明情報」を掲載しています。
前回(2021年)市長選の振り返り
前回の市長選は、以下の構図となりました。
- 中沢ひろたか氏:市議会選でトップ当選を続け、その後は千葉県議会議員として当選を重ねてきた。
- 山下洋輔氏:中沢氏が市議を辞めて県議になって以降、市議会選でトップ当選を続けていた。
- この2人に現職(当時は新人)の太田和美氏が加わり、三つ巴の争いに。
票の動き
- 柏市では中沢氏・山下氏ともにトップ当選経験があり、市長選への立候補は自然な流れと受け止められていた。
- 市議選では山下氏、県議選では中沢氏に投票する層が多く、両氏が市長選で競合したことで票が二分。
- 太田氏は市議などの経験はないが女性候補としての訴求力があり、結果的に二分された票を上回って当選した。
その後の動き
- 中沢氏が県議を辞めて市長選に立候補したため、市長選後に山下氏がその県議のポスト(補選)に立候補して当選、県議会議員となった。
2025年選挙の注目論点(想定)
- 中心市街地の再編・駅前エリアの活性化(大規模施設跡地活用の方向性)
- 子育て・教育施策(待機児童対策、学校の安全・ICT 化)
- 防災と老朽インフラ更新(財源配分・優先順位の透明化)
- 公共施設マネジメント(統廃合・再配置と市民サービスの両立)
※ 上記の論点は、柏市の規模・過去の争点・一般的な都市政策を踏まえた整理です。各候補の正式公約は告示後の資料で確認してください。
中沢ひろたかさんは立候補しない?
柏市長選挙で一度落選した候補者が再び市長選に挑戦するという前例は今までのところありません。票を「分け合う」形となった山下洋輔氏が県会議員となったため、中沢氏が立候補した場合、前回山下氏に投票した層から相当数の投票が見込まれると思われ太田現市長への投票数を上回る可能性は充分にあると言えます。その一方で太田市長の元で現在動いている柏市政に特に問題はなく、多くの市民は現市長に対して不満もないので太田氏も前回越えの票数を獲得する可能性もあります。中沢さんは立候補にはリスクがあると考え立候補をしない模様です。
今後のチェックポイント
- 告示日の届出一覧:正式な候補者確定。
- 候補者の政策資料:駅前再編・子育て・防災など数値目標と財源根拠を比較。
- 期日前投票の案内:場所・期間・時間の確認。
柏市長選挙2025|要点まとめ
1) 投票・開票の速報更新ルール
- 投票速報:投票日当日の9:00/11:00/13:00/15:00/17:00/19:00の時点情報で順次更新。最終の投票結果は確定後に掲載。
- 開票速報:22:00の状況を初回として、その後は30分刻みで更新。最終確定は確定次第公表。
3) 投票所の取り扱い
- 投票所数:市内73か所。
- 投票できる場所:「投票所整理券」に記載の投票所のみ(当日は他の投票所では投票不可)。
- 所在地は「投票所一覧」で確認。