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ブルージェイズ選手・登場曲

ブルージェイズ・選手登場曲

トロント・ブルージェイズの選手登場曲(2025年版)

はじめに:音楽で感じるブルージェイズの個性

メジャーリーグの試合では、選手が打席やマウンドに上がる際に流れる“登場曲(Walk-Up Song)”が、球場の雰囲気を一層盛り上げています。ファンにとっては選手の登場を告げる合図であり、選手自身にとっては気持ちを高めるための大切なルーティンでもあります。曲にはそれぞれの選手の出身地・文化・性格・試合前の気分が反映されており、選曲を知ることはその選手をより深く理解するきっかけにもなります。

本記事では、ワールドシリーズ進出が決定したトロントブルージェイズ選手の登場曲を野手と投手に分けて詳しく紹介します。

トロント・ブルージェイズはカナダ唯一のMLB球団として、多国籍な選手構成と文化的多様性を誇ります。ラテン音楽、ヒップホップ、ロックなど、各選手の背景が色濃く表れた登場曲は、まさにブルージェイズというチームの“音楽的モザイク”です。

楽曲のジャンルやアーティストの傾向にも注目しながら、チームの“音楽的DNA”を感じてみましょう。


【野手編】選手ごとの登場曲一覧と解説

Vladimir Guerrero Jr.(ブラディミール・ゲレーロJr.)

  • 「Traigo Fuego」La Banda Gorda
  • 「Drip Too Hard」(Various Artists)
  • 「QUÉ QUIERES DE MI? (feat. Eladio Carrion)」Myke Towers
    ブルージェイズの主砲、ゲレーロJr.はラテン系アーティストの曲を登場曲として好んでおり、アップテンポなリズムが彼の打撃前の集中を高めます。特に「Traigo Fuego」はドミニカン・ビートが特徴で、観客のボルテージを一気に上げる人気曲です。

Alejandro Kirk(アレハンドロ・カーク)

  • 「La Diabla」Xavi
    メキシコ出身のカークはスペイン語楽曲を登場曲として愛用。ラテンポップ調のサウンドが彼の陽気なキャラクターとマッチしています。

George Springer(ジョージ・スプリンガー)

  • 「BUTTERFLY EFFECT」Travis Scott
    スプリンガーはヒップホップを基調とした都会的な選曲。リズムの重さとクールな雰囲気がリードオフマンとしての自信を象徴します。

Daulton Varsho(ダルトン・バーショ)

  • 「Ordinary」Alex Warren
    バーショはロックバラード調の選曲で知られ、感情的なメロディーが打席前の集中を引き出します。

Davis Schneider(デービス・シュナイダー)

  • 「Pink Pony Club」Chappell Roan
    個性的な選曲で話題のシュナイダー。独特な雰囲気のこの楽曲は、ブルージェイズ・チーム内でも“彼らしい登場曲”と評判です。

Ernie Clement(アーニー・クレメント)

  • 「Shout」Various Artists
    伝統的パーティーソングで、観客が思わず手拍子をしたくなる明るい選曲。ブルージェイズ選手の中でもチームを盛り上げるムードメーカーの一人です。

Nathan Lukes(ネイサン・ルークス)

  • 「I Got Love」Nate Dogg
    ヒップホップ黄金期のクラシック。落ち着いたビートが試合への集中を助けています。

Addison Barger(アディソン・バーガー)

  • 「B.Y.O.B.」System Of A Down
    激しいメタルサウンドで知られるこの曲は、バーガーの闘志を表す一曲。観客の注目を一瞬で集めます。

【投手編】登場曲一覧と解説

Kevin Gausman(ケビン・ガウズマン)

  • 「Money – 2023 Remaster」Pink Floyd
    ブルージェイズのエース、ケビン・ガウズマンは独特のベースリフで知られる名曲を選んでおり、投球前の落ち着きを保つためのリズミカルなテンポが印象的です。

Chris Bassitt(クリス・バシット)

  • 「Cant Go Out Sad」Migos
    ヒップホップ特有のビートが特徴。彼のストイックで粘り強いピッチングスタイルを反映しています。

Max Scherzer(マックス・シャーザー)

  • 「Last Of A Dying Breed」Ludacris
    ベテランらしい威厳を感じさせる選曲。タイトル通り、“絶滅危惧種”と呼ばれる孤高のエース像に重なります。

Jeff Hoffman(ジェフ・ホフマン)

  • 「Alive (nightmare) – Album Version (Edited)」Kid Cudi
    落ち着いたイントロから重低音へ展開する曲構成が、リリーフ登板の緊張感を高めます。

Yariel Rodríguez(ヤリエル・ロドリゲス)

  • 「BENDICIONES」Bad Bunny
    キューバ出身の彼はラテンアーティストのBad Bunnyを採用。リズムの良さと強いメッセージ性がマウンド上の気迫を演出します。

Shane Bieber(シェーン・ビーバー)

  • 「Overnight Celebrity (feat. Miri Ben-Ari)」Twista
    シックでスピード感ある曲調が、彼のテンポ良いピッチングにマッチしています。

登場曲でわかるブルージェイズの多様性

ブルージェイズの選手の登場曲には、ラテン音楽・ロック・ヒップホップ・ポップなど、多様なジャンルが共存しています。特にドミニカ共和国やキューバ出身選手が多いチームらしく、スペイン語楽曲の比率が高いのが特徴です。また、英語圏選手たちも個性的な選曲を行っており、チーム全体の文化的バランスを感じられます。

選手の登場曲は単なる“BGM”ではなく、プレースタイル・メンタルの反映であり、ファンにとってもチームのカラーを感じ取る大切な要素です。


まとめ

2025年シーズンのトロント・ブルージェイズは、音楽面でも非常に個性的なチームです。ラテンビートで勢いをつけるゲレーロJr.、クラシックロックを響かせるガウズマン、都会的ヒップホップを好むスプリンガーなど、各選手の音楽センスがスタジアムの熱気を作り出しています。

登場曲を聴けば、選手たちの“心のリズム”がわかる──。それこそがMLBのもう一つの楽しみ方です。ブルージェイズ戦を観る際は、ぜひ曲にも耳を傾けてみてください。

 

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