斎藤知事は今後どうなる？？

兵庫・斎藤知事、公選法違反容疑で書類送検

PR会社に報酬支払い「買収」か ― 今後の起訴・有罪の可能性は？

2024年11月に再選された兵庫県の斎藤元彦知事（47）が、公職選挙法違反（買収）の疑いで2025年6月20日、兵庫県警に書類送検されました。これは、選挙活動の見返りとしてPR会社に報酬を支払ったことが、法に抵触する可能性があるとされたものです。

この件は、今後の起訴の有無や裁判の行方、知事職の継続可否にも大きく関わる可能性があり、注目が集まっています。

📝 書類送検された内容とは？

• 時期：2024年11月知事選直後
• 支払い先：PR会社「merchu（メルチュ）」の女性社長（33）
• 金額：計71万5000円
• 内容：SNS発信など広報全般を担当とされる
• 問題点：「報酬」が選挙運動に対する対価、つまり買収行為に当たるのではないかという疑い

告発を受けた県警は、斎藤知事およびPR会社社長の両名を6月20日に書類送検しました。

⚖ 書類送検＝即逮捕・有罪ではない

書類送検とは？

警察が捜査結果を検察に送ること。
逮捕されているわけではありません。
この段階では、検察（神戸地検）が起訴するか否かを慎重に検討します。

🔍 今後のシナリオ：斎藤知事はどうなる？

① 検察が「起訴」した場合

• 正式に裁判にかけられる
• 争点は、「報酬」が選挙運動の対価だったのか、単なる制作費だったのか
• 有罪となれば以下のような処分があり得ます：

② 不起訴の場合

• 刑事責任は問われない
• ただし報道などの影響により政治的信頼の低下は免れない

③ 起訴猶予の場合

• 違法性はあるとされつつも、情状などを考慮して不起訴に
• 責任の一部を認める形となり、政治的ダメージは大きい

✅ なぜ逮捕されていないのか？

公職選挙法違反のようなケースでは、以下のような理由で逮捕されないまま書類送検となることが多いです：

🔍 今後も逮捕される可能性はないの？

→ いいえ、ゼロではありません。

以下のような事態が起きれば、検察や警察が逮捕に踏み切る可能性もあります：

• 新たな証拠で違法性がより明白になった場合
• 共犯関係や資金の流れが複雑化し、証拠隠滅の恐れが生じた場合
• 任意の聴取に応じなくなったり、説明が食い違う場合

✅ まとめ：今は「任意捜査」の段階

• 現段階では「任意捜査」の範囲内で手続きが進められており、斎藤知事は逮捕されていない
• 今後、検察が起訴するかどうかの判断がカギ
• 状況次第では、将来的に逮捕の可能性も排除できない

🗳 知事としての立場と今後の影響

仮に斎藤知事が有罪となり、禁錮以上の刑が確定すれば公職選挙法により自動的に失職します。また、実刑が下されれば実際に服役する可能性もあります。

たとえ不起訴でも、SNSや報道による批判は激しく、今後の知事職継続や次回選挙への影響は避けられないでしょう。

🎯 まとめ：斎藤知事の進退は今後の検察判断と裁判次第

この問題は、単なる一政治家の問題ではなく、選挙と金のあり方・PR会社との関係性・選挙の公平性にかかわる構造的な課題を浮かび上がらせています。

今後の検察の判断が注目されます。