南アフリカの正式国名は「南アフリカ共和国」、首都はプレトリア(行政府)、 ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテン(司法府)の3都市です。
面積は121万9090km2で、日本の約3.2倍です。
アフリカ大陸の最南端、南緯22度から35度に位置し、南はインド洋と大西洋、北はモザンビーク、 スワジランド、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビアと国境を接し、領土内には飛び地のようにレソトと いう独立国があります。
南半球にあるため、日本とは季節が逆転して、夏季は10~3月となり、気候は地域によって差が ありますが、1年を通じて温暖です。
年間平均降水量が502mmという乾燥台地ですが、高い山の山頂には積雪も見られます。
時差は日本より7時間遅れなので、日本が12:00のとき、南アフリカは早朝5:00で、サマータイムはありません。
水道水は飲めますが、ミネラルウォーターを飲用した方がいいようで、 普通の水と炭酸水の2種類が売られています。
南アフリカは、ほかのアフリカ諸国に比べて物価は高めで、レストランで食事をする場合、 日本と同程度か店によっては日本より高いこともあるようです。
レストランに行くときは予約を入れるのが普通で、人気店や週末、休日は必ず予約が必要になります。
アパルトヘイト撤廃後の南アフリカでは、政治的な暴力・暴動は減少しましたが、強盗・殺人などの一般犯罪が増加していて、特に大都市での治安は非常に悪化しているのが実情です。
昼夜を問わず、刃物や銃器を用い、複数で犯行に及ぶのが特徴なので、強盗に襲われないよう、 単独行動は絶対にしないように注意が必要です。
南アフリカは世界的にも珍しい動植物がたくさん生息していることで知られていて、
研究者やマニアの注目を集めています。しかし、自然保護法に違反して、これらの野生の動植物を捕獲・採取したという容疑で、日本人が逮捕され、多額の罰金刑を受けています。
特に西ケープ州では、野生動植物を捕獲・採取する際には、自然保護局へ申請し、許可証を取る必要があり、学術調査に限り許可されますが、それ以外の趣味・売買目的の申請は許可されないようです。
ほかのアフリカ諸国に比べ、医療、衛生状態はよく、都市には設備の整った病院があり、 公立病院での治療費は高くないのですが、たいてい込んでいて待たされるので、
急病の場合は高くつきますが私立病院か医院に行ったほうがいいようです。
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