スピーカーの海外発送

オーディオスピーカーの国際輸送

航空便でのスピーカーの海外輸送

危険品に該当するスピーカー・しないスピーカー

スピーカーを海外へ航空便で発送しようとする際にインターネットで検索し色々なページを見ていただくとスピーカーには磁石が入っているために危険品の扱いになり国際郵便の航空便で輸送はできないと書かれていることにお気づきになられるでしょう。 正確にはスピーカーも危険品に該当するものと該当しないものがあります。 本来スピーカーには磁石が含まれておりこれが危険品に該当してしまいます。 ただしここ30年くらいの間でスピーカーも単に音楽を聴くためだけのオーディオ製品からテレビのモニターの横に置いて使われるようになってきました。通常のスピーカーをテレビやパソコンのモニターのすぐ横に設置しますと磁石の影響を受ける箇所の画面の色が変わってしまったり、歪みが生じたりします。そのためテレビやモニターの横に置いても影響を与えない防磁タイプのスピーカーが近年では多数生産され販売されています。 このような防磁タイプのスピーカー(AV対応型スピーカーとも言います)の場合、メーカー発行の証明書・Test Result Report Form を提出する事が出来る場合に限り航空貨物の普通品として送ることができます。 以前はカタログやホームページの製品の詳細ページで防磁タイプであることが証明できれば通常の扱いで受託が可能でしたが最近厳しくなりこのような書類が求められます。 防磁タイプでない場合は危険品に該当しますが、危険品の申告を正しくすることにより輸送は可能です。ただしその製品のメーカさん等でない限り現実的には危険品の申告はきわめて困難です。 また危険品の場合航空運賃が通常運賃に比べますとアップします。

スピーカーが国際郵便・EMSでは送れない理由

航空機の運航に影響がない防磁タイプのスピーカーとそうでないスピーカーがありますが、国際郵便ではどのタイプのスピーカーでも輸送が出来ないのは 郵便局ではどのスピーカーが輸送上安全な防磁タイプで、どのスピーカーがそうでないのかを一つ一つ確認することが難しいからと言えます。前述のように貨物として輸送の場合は防磁タイプである確認が取れば輸送が可能です。

船便でのスピーカーの海外輸送

スピーカーのなかにはかなり大型のものもあり、船便の方が費用的にも良い場合もあるかと思います。 航空便と違い船便の場合は危険品の扱いにはなりませんが、輸送中に破損がないよう梱包には十分気をつけたいものです。